十字架のろくにん【10巻ネタバレ】組織へ潜入…復讐対象者と対峙…地獄の合宿が開始されようとしていく！？

漫画「十字架のろくにん」第10巻の見所や感想、ざっくりとした内容をご紹介！

電子単行本・第10巻では104話～115話までが収録。
記憶を取り戻す俊。再び至極へ復讐の炎が燃えると同時に…最初のターゲットは安堂に狙いを定めていきます。

10巻では安堂へ近づく為…革命倶楽部の合宿に参加していく様子が描かれ…終盤では遂に安堂と対面を果たす場面へ！

新たなキャラと思惑が交錯している物語に釘付け間違い無しです！

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2023.03.09

十字架のろくにん【10巻】ネタバレ
十字架のろくにん【10巻】感想

十字架のろくにん【10巻】ネタバレ

104話ネタバレ

俊の記憶が取り戻されていく。
自分の宿命は大切な人の命を沢山奪った至極京を殺す事だと北見、川奈へ告げていく。

私怨なので二人を巻き込まず…一人で復讐を果たすと告げて立ち去ろうとする俊。そんな彼に同じ十字架を背負わせて欲しいと訴える北見であった。

二人を仲間だと認め…協力を容認する俊。
一方、至極の居場所である革命倶楽部の総本部。彼の信者が至極の前で自殺。そんな余興を楽しみ…部下から漆間俊が帰ってきた事を告げられる。

『おかえり…漆間俊…』
十字架のろくにん:10巻より引用

狂気的な笑顔を見せる至極であった。

105話ネタバレ

記憶を取り戻した俊。
まずは漆間家の墓へ。手を合わせながら至極達の復讐を果たす事を誓う。

そこへ寺の住職が訪れて…祖父から受け取っていた手紙を俊へ渡す事へ。祖父の手紙…記された場所を掘り起こすと俊へお守りが隠されていた。祖父の気持ちを汲み取ると同時に復讐の第一歩の計画を立てていく。

最初のターゲットは祖父を殺した男・安堂を狙う事にした俊。

106話ネタバレ

警察の表彰を受ける安西瑞紀といった女性。彼女にスポットが当たる。

彼女は安西全一の妻。
安西同様に敏腕刑事であった。彼女は全一を殺した俊への恨みで彼を捕らえようと心の奥底で想う。

『会ったら殺しちゃうかもね…』
十字架のろくにん:10巻より引用

安西の元へ「十字架さん」の噂が舞い込んでくる。この事件を教えたのは安西の元同僚であった太田刑事。瑞紀は彼女と共に「十字架さん」について捜査をする事へ。

107話ネタバレ

107話では北見のバックボーンが明かされていく。
正義のヒーローに幼少期から憧れていた北見。自分がヒーローになる為、様々な角度から人を救う事に注力してきたが…そこに満足を得られる事はなかった。

虚無の根源を教えてくれたのが俊であった。
北見は自分に悪を憎む要素がなかった事に気付かせられる。そして北見の理想のヒーロー像が俊であった。

彼と一緒に行動をすれば悪を倒せる。それが北見を俊の協力に駆り立てる根拠だった事が明かされる。

108話ネタバレ

俊と川奈は情報収集の為…革命倶楽部へ入会する。
二人一組のペアを作るように指示され…俊は鈴山麗央といった女性と知り合う事へ。

彼女とペアになって…たまに見える彼女の本心。
麗央もまた殺された妹の仇を取る為に革命倶楽部に潜入している事を匂わせていく。

最初のセミナーを終え…最後に合宿の案内が配られる。その資料の中に安堂の姿を捉える俊。

109話ネタバレ

合宿へ向かう俊達。
しかし、北見だけは前回セミナーを受講していないので参加する事が出来ず…。俊と川奈の二人だけで合宿が行われる革命島へ足を向けていく。

向かう船の中で麗央と遭遇。
彼女もまた合宿へ参加するメンバーであった。

一方、革命島にある拷問室のような場所では…安堂が動物達に対して惨たらしい事をしており…部下から合宿参加者が島へ到着した報告を受けていく。

110話ネタバレ

合宿参加メンバーは島の公会堂へ集められる。
講師を務める中村といった男から今回の合宿についての説明がなされていく。

きな臭くなっていく合宿の説明。
さらに安堂がメンバーの前に姿を現していく。

彼を睨みつけて…この島で安堂へ復讐を果たす事を誓う俊であった。

111話ネタバレ

まずは安堂へどうやって近づけば良いのか…合宿を通して探りを入れる事にする俊。

一日目はチームを組んで農作業が開始。
チームリーダーはランダムで決定され…俊が行う事へ。

淡々と仕事をこなす俊。
チームメンバーから頼りにされて…二人の男女から色欲…嫉妬のロックオンをされる事へ。

112話ネタバレ

合宿三日目。
相変わらず農作業を行う日々。そんな中…参加者の中で仕事で重要な会議があって島から帰りたいと言い出す者が現れる。

しかし、途中で帰る事は禁止されている合宿。
男は夜に一人で島を抜け出そう考えていた。その様子を見ていた俊。

翌日になると逃げ出そうとした男・内山は無惨な姿で発見される事へ。講師の中村が現れ…脱走しようとした内山に自らの手で裁きを下した事を参加者に伝えていく。

113話ネタバレ

中村は参加者へ試練を用意したと発表。
藁を焼却場まで運ぶ仕事だが…チームで一番働いていない者には肥料になる罰を与えると伝えていく。

俊のチームは彼がサポートに回る事で誰一人欠ける事なく試練を乗り越える事に成功。

その後、講師である中村は安堂の側近である来栖といった男に俊の目覚ましい活躍を報告。来栖は一度、俊と対面したい気持ちが芽生えていく。

114話ネタバレ

来栖に呼び出される俊。
彼の話を聞く中で来栖が自分を疑っている可能性があると察する俊。

素性がバレては計画が破綻してしまうと思った俊。革命倶楽部に感銘受けた従順な信者を演じる事で切り抜ける事へ成功。

その夜…隣室同士だった俊と麗央。
壁一枚を隔て深夜に二人は会話。眠れない彼女の気持ちを和らげていく俊。

気が楽になった麗央。
俊にお礼すると共に…ボソッと呟く。

『おやすみ…漆間俊くん』
十字架のろくにん:10巻より引用

俊の素性に最初から気付いていた麗央。
この日を最後にして麗央は合宿から姿を消してしまう。

115話ネタバレ

安堂と来栖は中学以来の幼馴染であった事が明かされる。

そして選別の時は近いと意味深に語り合う二人。弱いヤツを蹂躙する事が趣味の安堂。同時に来栖の「趣味」ついても明かされていく。安堂に負けず劣らずな酷い趣味を持っている来栖。

その夜…麗央の行方がわからなくなった事へ心配していた俊。途中、部屋がノックされ…対応すると訪ねてきたのは安堂であった。ここで第10巻は終了。

十字架のろくにん【10巻】感想

記憶を取り戻し…至極京へのセカンドリベンジが開始されようとしていく第10巻。最初のターゲットを安堂に定め…彼のいる革命島へ潜入。

俊と同様…復讐の為、革命倶楽部に潜入した雰囲気を醸す麗央など新キャラも登場しつつ…復讐へ向けての計画が水面下で進行していきます。今回大きな動きはないものの…次巻予告では早々、安堂に正体が見破られて窮地に追いやられる俊の姿が描かれていました。

第二章もボロボロになりながら至極の喉元まで近づいてく物語になるのか…。

新たな人間模様、思惑も交錯していく第二章も目の離せない展開が迫ってきますよ♪