漫画「喰猟教室」2巻のネタバレ感想!明かされる謎の化物の正体や能力…!?

喰猟教室(2)

漫画「カラダ探し」の原作を担当するウェルザード先生、漫画「王様ゲーム」の作画担当をする栗山廉士先生のタッグで描かれる学園ホラー・サスペンス漫画「喰猟教室」の新刊となる第2巻が配信開始。

まだ読んだ事のない人のために簡単に説明すると主人公は浦谷翔(うらやしょう)といった高校生。彼の通う学校である事件が多発。犯人はどうやら人を喰らう化物。そして、犯人は浦谷の通う高校のクラスメイトではないかと憶測が飛ぶ。そこで捕食者となる化物探しがスタート。

1巻終盤では紙袋を被った異様な人物が登場して犯人探しを協力して欲しいと浦谷に願い出る。

グロテスクな描写も多い、学園ホラーサスペンス漫画に仕上がっています。第2巻では主人公である浦谷に数々の不幸が…。息をつかせない濃厚な物語が展開されていきます。

この漫画の試し読み
喰猟教室(1)

この漫画は電子書籍ストア「BookLive!」で配信中! 試し読みも可能となっています!

今すぐ試し読みする

※電子書籍ストア内の検索窓にて「喰猟教室」と入力すれば素早く絞り込んで作品を表示してくれます。

喰猟教室(1)

漫画「喰猟教室」2巻のネタバレ

また1人の被害者が謎の死を迎える…

学校へ集まる浦谷のクラスメイト達。しかし、無残な事件のあった学校は休みであった。浦谷の通うクラスだけ休校になるといった連絡が届いていなかった。校門前で今後の行動をどうするか待たされる浦谷達。そこへ喧嘩っ早い問題児である鬼堂が現れる。

鬼堂は友人である佐竹が消えて探しいるようだ。そして苛立っていた。

暴れようとする鬼堂の前に警察の人間が現れる。そして、先生達の許可を取る前に責任は自分が取るから学校内へ入れと指示を出す。校門を開き校内へ入ろうとすると隅に真野といった女子生徒。何やら様子がおかしい。

次の瞬間は真野は浦谷と小野の前で倒れる。しかも脳がくり抜かれた状態で。先程まで、一緒にいて会話も交わしたはずなのに…。

一旦が校内へ入る浦谷達だがここで犯人の推測が始まる。1人が真野の最も近くにいた浦谷が犯人ではないかと言い出す。

再び現れる謎の人物…

収束が見えないクラスメイトによる犯人探し。警察の人間によればクラス全員の人間が容疑者といった言葉が出て来る。中々に警察でも手の負えない事件が起こっているのだ。そして浦谷達は学校から解放。

その帰り道、紙袋を被った人間が現れた場所にクラスメイトの戸次といった男が立っていた。

しかし、浦谷は戸次の不可解な行動に怪しむ。戸次の家は逆。ましてやさっき、別のクラスメイトと一緒に電車に乗って帰ったのに…。そして戸次の姿をした人物が本性を表す。

戸次の姿をした人物。
それは浦谷達の前に姿を現した紙袋を被った人物と同一であった。みるみる顔が人外化されていく謎の人物。

実は忠告をしにやってきたのだ。
本来なら自分のことは他言無用の約束。しかし、浦谷はクラスメイトの前で喋ってしまったのだ。謎の人物の信用を失った浦谷。一緒に下校していた小野があることにここで気づく。

昨日と姿や背格好が違うことに。

謎の人物はここでネタバラシ。
どうやら人を喰えば食した人物に成り代わる能力を有していた。最初に現れた時は佐竹の成り代わりで登場した模様。ここで謎の人物が佐竹と戸次を喰ったことを暴露する。

そして、浦谷に自分の代わりにゾンビ(化物)として皆から恨まれてくれと言い残して姿を消す。

翔に訪れる不幸…

戸次の姿をした謎の人物の策略によって翔はクラスメイトから化物(犯人)扱いされるようになってしまう。その波紋は大きく翔に不幸が訪れる。

夜、寝ていると窓から火炎瓶が部屋に投げ込まれる。

またたく間に火に包まれる翔の自宅。小野を起こしてベランダから逃げることに成功したが家の中には翔の両親、姉が残っていた。

燃え盛る体で翔に助けを求める姉がベランダへ。

そのまま翔の自宅は全焼。両親と姉は帰らぬ人になってしまう。そして警察の人間が放火した犯人を捕まえたと翔に伝える。警察の人間と共に犯人の元へ向かう翔。放火犯はマスクを被っていたが剥ぎ取るとクラスメイトである丹羽(にわ)であった。

翔の怒りは最高潮へ。

丹羽を半殺しにする翔。そこへ幼馴染である陽子と千奈美が駆けつけて翔の暴走を抑える。

翔の復讐…現れたのは…!?

翌日となり気持ちの落ち着きも取り戻した翔は千奈美、陽子、小野を置いてどこかへ出掛けていく。

出向いた先は公園。
放火の実行犯である根岸を呼び出していた。そして翔の復讐がスタート。同時に根岸は主犯の名前を口にする。放火を企てたのはクラスメイトの沼田であった。

根岸が沼田の名前を口にすると翔と根岸の前に沼田がゲームをしながら登場。

沼田が本性を現す。

その姿は人喰いの化物。翔を喰おうとするのか口を広げて捕食体勢に入る化物で幕を閉じる。

漫画「喰猟教室」2巻の感想

喰猟教室(2)

登場人物が多いので1巻から読んで翔の通う高校のクラスメイトを把握していないと誰が誰なのか、わからないと思うが(笑)。1巻の終盤で登場する紙袋を被った謎の人物が動き出したのが2巻。しかもクラスメイトを複数人捕食している。ある意味、こいつも犯人だが、謎の人物に全ての罪を被せようとする別の犯人がいる模様。

そして、2巻でまさかの全てを失い、窮地に立たされる主人公:浦谷翔。

人喰いに食われてしまうのか…、それとも2巻終盤の窮地を脱して化物の正体、また真犯人を探すことができるのか…。次巻も楽しみである。

ちなみに人喰い化物に罪を被せようとしている真犯人の目星は未だについていない。

ちょこちょことタイミングよく登場する警察の人間も十分に怪しいのだが真相は…。この先の展開も目が離せそうにありません。

骨太な学園物ホラーサスペンス漫画を楽しみたい方にお勧めしたい「喰猟教室」。ハラハラ・ドキドキの展開に加えてミステリー要素もあるので非常に楽しく奥が深い漫画となっています。興味が出た方は是非!


喰猟教室(1)

喰猟教室

原作・著者栗山廉士 / ウェルザード
価格660円(税込)

ある夜、浦谷翔は奇妙な生き物が人を喰うところを目撃してしまう。化け物に気づかれ、喰われると思った瞬間、気を失ってしまった。翌朝、目を覚ますと自分の部屋にいた翔は、夢なのか現実なのか半信半疑のまま学校へ向かった。すると教室の黒板に「このクラスには人を喰う化け物がいる」という貼り紙があり――。一人、また一人とクラスメイトが消えてゆく、ホラーサスペンス堂々開幕!

今すぐ試し読みする


※電子書籍ストア内の検索窓にて「喰猟教室」と入力すれば素早く絞り込んで作品を表示してくれます。

\\ NEXT //
漫画「喰猟教室」3巻ネタバレ結末!終止符が討たれる打倒人外ゾンビのパニックホラー!