漫画「チェンソーマン」第二部、ナンバリングが引き続いているから13巻であるが、実質的には第2巻。そんな感じの巻である。
チェンソーマン【13巻】あらすじ
今巻のおおむねメインのキャラクターは、ユウコという少女。
12巻で出てきたアサの「友達」である。彼女が「正義の悪魔」と契約して怪物になり、学校で暴れ、そしてチェンソーマンに制圧されるあたりが今巻の主だったストーリー。
ちなみに引っ張るほどのことでもないから書いてしまうがユウコは今巻のうちにチェンソーマンに殺される。相変わらず、表紙に出たキャラクターは高確率で死亡する漫画なのである。
チェンソーマン【13巻】ネタバレ
ユウコは前巻、悪魔に襲われてチェンソーマンに助けられたときに足に大けがをしていたため、学校を休んでいる。アサはお見舞いに行く。そうしたら「実は隣に住んでいる人間を殺した」と打ち明けられる。正義の悪魔と契約したんだそうである。
正義の悪魔って12巻で出てきて、アサが殺してなかった?と思うが、あれは本体ではなかったらしい。どうも人間と契約(?)を結んで怪物に変えてしまう能力を持っているようだ。相変わらずこの漫画は説明要素が少ないので、行間を読んで分析するしかなくて大変である。
さて、怪物化したユウコは学校で行って、いじめっ子たちを虐殺し始める。ヨルはチェンソーマンを倒すという大目標のため、ユウコをとりあえず退治しようとする(ユウコがいじめっ子を殺すところを止める必要はないのだが、まあいきがかり上と、アサがそうしろと要求するので)。
戦争の悪魔というビッグネームを背負っているヨルだが、実はあんまり強くない。以前にチェンソーマンに負けて(以前というのが1部と2部の間らへんなのか、それともデンジがチェンソーマンになる前のチェンソーマンのことなのかは現状不明)、生き返りはしたものの弱くなってしまったらしい。
さて、ヨルが負けそうなのでアサが出てきて、制服を武器に変えて戦う。戦争の悪魔の能力で、思い入れのある道具や愛の対象を武器に変えることができるのである。なぜ制服かというと、死んだ母親が最後に買ってくれたもので思い入れがあるから。武器化した制服、これが強いのである。すぐ壊れちゃったけど。
ところで、アサはユウコに死んでほしくない。そこに謎の悪魔っぽいやつが現れて、「姉妹の頼みだから」とか言ってユウコを生き返らせる。こいつが正義の悪魔なのか、それとも別の悪魔なのかは現状ではやはり不明。
ユウコはチェンソーマンに撃退されたあと逃亡、いちどアサに会いに来て別れのシーンが描かれるが、結局チェンソーマンにつかまって殺されてしまった。
さて、ところでデンジである。彼女がほしいほしいと騒ぐので、ヒロフミは「じゃあおれが女を紹介してやる」と言い出す。チェンソーマン活動をさせたくないというか、させないのが彼の仕事なのである。で、紹介されたのがアサだった。
デンジは「実は俺、チェンソーマンなんだ」みたいなことを言いだすのだがアサは頭から信じない。ただの高校生だと思ってる。武器が必要なので、好きでも嫌いでもない程度の相手を死においやりたいヨルとアサの思惑が一致し、デンジに接近することになる。いわく、「デートしない?」
アサもヨルもたいがいバカでポンコツだが、デンジもそうなのでOKすることになる。次巻に続く。
チェンソーマン【13巻】感想
あきれ返るくらいデンジが何も変わってなくて安心する。
一部と二部の間でどれくらい時間が経っているのかよくわからないのだが(デンジの今の正確な年齢もわからない。見た目はまったく変わってないが)、少なくとも人間的にはまったく成長していない。
自分が求めているのがガールフレンドではなく、本当の意味での愛の対象なのだということにもまだ気づいていないデンジである。それが二部を通じての物語でどうなっていくのか、今の時点ではなんともわからないが。
チェンソーマン
悪魔のポチタと共にデビルハンターとして借金取りにこき使われる超貧乏な少年・デンジ。ド底辺の日々は、残忍な裏切りで一変する!! 悪魔をその身に宿し、悪魔を狩る、新時代ダークヒーローアクション、開幕!
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