漫画「あさこ」分冊版の第23話の見所や感想をお届けしていきます！
今回は帰省していた将司が東京へ帰って現実へ戻っていく。
そんな過程で彼は婚活アプリを開始。同郷の女性と繋がってランチをする中で同郷の美容系インフルエンサーの動画を紹介される事へ。
動画を見ると驚愕する将司。
動画に映る人物は良く知る人物であった。この出会いが深雪の真実を探る、さらなるキッカケになっていくのか…。
少しずつですが深雪（あさこ）といった女性の真実に近づいている具合が堪りません！
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あさこ【23話】ネタバレ
冒頭、将司の小学生時代の回想から。
将司は藤村、優花子の3人でよく一緒に遊んでいた事を思い出していく。
将司にとってお兄さん的な存在になっており…勉強や縄跳びなどを教えてもらっていた。一方、将司の姉であるさやか。完全に藤村の事を軽蔑した視線で見ていく。
『あーキモっ…部活辞めてくれてせーせーするなー！』
将司達と遊んでいた時にさやかが通り過ぎて聞こえる声で藤村に対して酷い言葉をかけていく。優花子はそんなさやかに対して本気で苛立っていく態度を見せる。
この時は夏休みの終わりも近づいていたので外で遊んだ後は藤村が勉強を教えてくれる事へ。
将司宅へ3人で移動。
二日酔いで起床の遅かった深雪（あさこ）は将司に何か頼もうとしたが藤村や優花子もいたので言葉を濁していく。
『ねぇ…将司…最近BB弾探してる？』
充実した日常を送っていた将司。すっかりBB弾集めの事を忘れていた。同時に深雪宛に民宿へ連絡がかかってくる。
場面は現代へ戻る。
将司は深雪からの手紙を姉であるさやかに渡して東京へ戻る事へ。訳は手元にあると昔を思い出してしまうからといった理由であった。
『あさこさんに会っちゃえば一発解決じゃない？』
さやかがごもっともな意見を告げていく。
生きているなら会ってしまえば色々とスッキリ出来るのはないか…そう伝えるさやかだったが将司の中で彼女と会って何を話せば良いのか答えが出ていなかった。
取り敢えず地元を離れて東京へ戻って現実に戻る事を最優先にしていく将司。
東京へ帰る電車の中で将司は現実逃避も兼ねてだろうか…マッチングアプリへ登録していく。
『もうメッセージ来てる…こんなすぐ赤の他人と繋がれるなんて…』
ネットを通じた出会いに抵抗はあったものの同郷の女性からメッセージも入って少しだけ興味を持っていく将司であった。
会社に出社するとようやく現実に戻ってきた感覚を取り戻していく将司。同僚である杉本に婚活アプリを始めたとカミングアウト。杉本は彼がようやく結婚に向けて前進した事に喜びを感じていく。
只、やはりこの手の出会いは性に合っていなかった将司。今でも連絡のやり取りが続いてたのは同郷の女性一人であった。
『今度…昼飯の時に軽く会うかも…』
日常は仕事に没頭して深雪の事を忘れる事が出来る将司。そして婚活アプリで連絡を取っていた同郷の女性・ミホと対面を果たしていく。
当たりと言ってはなんだが普通に綺麗で常識もわかっている大人の女性だったミホ。世間話をする中で彼女は美容系インフルエンサーに同郷の配信者がいる事を伝えていく。
『俺も見てみたいです！』
将司のこの話題に食い付いてチャンネルを教えてもらう事へ。
昼食を終えて会社に戻る途中まで一緒に歩く二人。ミホは将司に配偶者に求める条件を尋ねていく。将司の意見を聞いて安堵するミホ。なかなか良い感じの二人。
その後、同郷配信者のアドレスをミホが送ってくれる。将司はチャンネルをざっと見て一番再生数の多い動画に着目していく。
『ひかりんです！今日は私の性自認についてお話しますね』
動画に映る配信者を見て目を見開く将司であった。ここで第23話は終了。
あさこ【23話】感想
深雪（あさこ）を探る部分は3歩進んで2歩下がるといった感覚だろうか。将司が手紙を読まない事には先に進まないような雰囲気である。
そして今回の最後に出てきた同郷の美容系インフルエンサー…間違いなく藤村だろう。彼の名前は光一。配信ネームはひかりんである。恐らくは女性としての道を選んだ藤村。最後に表情が描かれるが普通に綺麗である。
藤村が深雪と繋がっている可能性も大。
深雪を探る過程で次はどんなドラマが待っているのか…本当に続きが楽しみな作品。
そして深雪（あさこ）といった女性の本当の素顔は一体何者なのか…。ミステリアスなヒューマンドラマが繰り広げられるおすすめの漫画です！
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