悪役令嬢をネタにした話題のアンソロジーコミック「悪役令嬢ですが、幸せになってみせますわ!」第3巻の内容をご紹介していきます。
この漫画シリーズは悪役令嬢をテーマにハッピーエンドで終わる読み切り作品を収録した内容。俗に言うヒール役の女性を主役にした作品となっており、少し生意気でツンツンした女性陣の恋愛事情、令嬢事情などが描かれる漫画です。
人気の理由は絵が綺麗。読み切りなのでテンポが良くて読みやすい。本来なら悪役となる女性陣の裏側が如実に描かれるなど王道漫画とは違ったヒール役の裏側視点が魅力の作品となっています。
今回、収録されている5作品がどんな内容なのかご紹介させて頂きます!
※ストア内の検索窓に漫画タイトル「悪役令嬢ですが幸せになってみせますわ」と入力して検索すれば素早く作品を表示してくれます。
目次
悪役令嬢ですが幸せになってみせますわ【3巻ネタバレ】
ある日婚約者の心の声が聞こえるようになりました。
メインキャラクターは2名。
第一王子であるフィリップ。彼の婚約者であるシェリアである。そしてエピソードタイトルの通り、フィリップは突然ある日、シェリアの心の声が聞こえてきてしまう。
王妃教育を完璧にこなしているシェリア。表向きは笑顔であるがフィリップには笑顔の裏に隠された彼女の本心…心の声が聞こえてきてしまう。何故、そのような出来事が起こったのか…事の発端が起こる数刻前が描かれていく。
シェリアの心の声を聞いて婚約解消の危機を察知するフィリップ。彼の本心はシェリアの事が大好きである。心の声が聞こえるネタ晴らしをするとシェリアの本当の気持ちも浮かび上がっていく。
何はともあれ二人は昔から愛し合っていた事がわかる微笑ましいエピソードである。ちなみに心の声が聞こえてしまう訳はフィリップの親友が持っていた飴が原因である事も判明していく。
気になった人は是非「悪役令嬢ですが幸せになってみせますわ 3巻」をチェックして欲しい!
婚約者の性格が原作と違うのですが
こちらもメインキャラクターは2名。
王子のライモンド。悪役令嬢であるクリスティーナ。
簡単に言ってしまうとライモンド、クリスティーナ共に乙女ゲームに転生してきた中身が入っている。その為、ゲーム原作と相手の性格が違う事で行動が読めずに四苦八苦していく物語である。
クリスティーナはライモンドを落とす事が攻略対象になっており、全てのルートでヒロインを苛める役であり最後は断罪される運命となっている。そんな運命は御免のクリスティーナ。
なんとかして回避ルートを模索していく。ここで気づくのだが原作ゲームと王子の性格が明らかに違うのである。
それもそのはず、ライモンドも前世の記憶が転生していた。そして彼はヒロインではなく悪役令嬢クリスティーナとの関係を維持する事に決めたのだが、こちらもゲームと性格が違くて対応に四苦八苦していくのだ。
最終的に二人の利害が一致。
クリスティーナは断罪エンドを免れてゲーム原作とは違う新たなストーリーへ踏み出していく。
嫌われている相手に嫁いだはずがいつのまにか溺愛されていました
メインキャラクターは2名。
王子のアレクシ。悪役令嬢であるマドレーヌ。
マドレーヌはパーティーの一席で婚約者であるエメから謂れのない罪で裁かれようとしていた。そしてエメには婚約者のマドレーヌがいながら、平民のマノンを愛するといった背景があった。
特に悪い事はしていないのだが…悪役令嬢らしく周りから軽蔑されていくマドレーヌ。そんな中、隣国から留学に来ている王太子・アレクシが口を出してくる。
マドレーヌを庇い、嘘をついているのはマノンの方であるときっぱり口に出していくアレクシ。そのままエメとの婚約を無理やり破棄させてアレクシがマドレーヌを婚約者に迎えていく物語になっています。
最終的にアレクシにメロメロになって乙女の顔になっていくマドレーヌが可愛い物語である。
悪の華道を追いましょう
以前に紹介した「悪の華道を行きましょう」続編となるエピソードである。
今回のメインキャラクターは宰相。王妃のセレスティーヌである。そして宰相の息子であるマルクである。
セレスは夫である宰相が浮気していると義理息子のマルクに相談していく。父親の浮気の真相を突き止める為に二人は宰相のもとへ。そこにはマルクの元婚約者の女性の影があった。
浮気がセレスの勘違いで誤解は解けていく事になる。
そしてマルクと元婚約者の面白エピソードが描かれていく。そんな中で義理母であるセレスの器量に惚れ込んでいくマルク。セレスとマルクが実はデキているといった噂が物語にもなっていく。
ここでマルクは噂を現実にしてしまうのも悪くないと考えていく。そしてマルクの悩みを解消する薬を開発するセレス。さらに悪役令嬢らしく薬の流通まで考えていたセレス。
その売り方が所謂マルチ商法であった。
そんな提案をして不敵に笑う義母・セレスにゾクっとしながら心を鷲掴みにされていくマルク。義母と義息子の恋愛フラグが立つ瞬間であった(笑)
そのお言葉、喜んでお受けいたしますわ
メインキャラクターは悪役令嬢のリリィディア。神竜であるアルフレッドである。
王太子であるキャメロンは婚約者であるリリィディアとの婚約を破棄を申し出ていく。嬉々とその言葉を承諾していくリリィディア。そして彼女は神竜であるアルフレッドを呼び出していく。
そんなリリィディアに突っかかるのがコリーンといった男爵令嬢である。
見苦しいの一言でコリーンなど眼中にないリリィ。
彼女や国の秘密が明かされていく。リリィは竜の力を継ぐ者であった。そして美形好きのリリィ。彼女はこの国の者がブサイクだったので幼少期の時、無意識に国全体を幻術魔法で包んでいたのだ。
本来のあるべき所へ戻っていくリリィ。国の幻術魔法も解けてキャメロンの本当の姿などが映し出されていく…。
『皆様、どうぞお幸せに!』
神竜アルフレッドと共にクレーバーン一族へと帰っていくリリィ。おしまいである。
悪役令嬢ですが幸せになってみせますわ【3巻の感想】
中世やファンタジー要素の美形王子、悪役王妃の恋愛、人間模様などが好きならマストな作品。収録作の中には「これは悪役令嬢なのか?」なんて疑わしき部分がなきにしもらず(笑)
最終的にハッピーエンド結末に向かっていくので、どのエピソードもまったく不快感がなくて清々しい気持ちで読み終える事ができます。
絵が綺麗で各ストーリーもわかりやすいので見てて癒やされる漫画です。
興味が出た人は是非、チェックしておいて損のない作品に仕上がっています!
悪役令嬢ですが、幸せになってみせますわ!アンソロジーコミック: 3
「小説家になろう」発の人気悪役令嬢小説をコミカライズ! 悪役令嬢の魅力がたっぷり堪能できるアンソロジー第3弾!! ALLハッピーエンドの読み切り5本を収録です♪ <収録作品>「悪の華道を追いましょう」漫画:やましろ梅太 原作:真冬日/「ある日婚約者の心の声が聞こえるようになりました。」漫画:宙百 原作:塩樹すばる/「嫌われている相手に嫁いだはずがいつのまにか溺愛されていました」漫画:ぽたぎ 原作:みこと/「婚約者の性格が原作と違うのですが」漫画:餅田むぅ 原作:狐月/「そのお言葉、喜んでお受けいたしますわ」漫画:尾羊英 原作:喜楽直人
※ストア内の検索窓に漫画タイトル「悪役令嬢ですが幸せになってみせますわ」と入力して検索すれば素早く作品を表示してくれます。
この漫画は電子書籍ストア「BookLive!」で取扱い&配信中!
今すぐ試し読みする