ノレソレ先生が描く漫画「監禁少年」最新話となる第4話の内容をご紹介。
今回の見所として正巳と悠里の夫婦が何故、広大を攫って監禁しているのか…その背景が明かされていく事へ。やっぱり正巳と悠里どちらもクソな人間であった（笑）
なんとか広大には二人から逃げ切って欲しいと思える内容に仕上がっている！
監禁少年【4巻】ネタバレ
過去の回想からスタートしていく。
3巻で名前が出てきた「磯田康太」彼は正巳と悠里の息子であった。まだ康太が幼い頃、癇癪を起こす康太に苛立ち手を出してしまう悠里。
子育てを手伝って欲しいと正巳に伝えるが彼は無関心であった。
『おいおい、しっかりしてくれよ…専業させてんだからさ』
常に正巳は現在、広大を監禁している地下室で一人の時間を過ごしていた。そして最初の体罰によって悠里のタガが外れていく。次第に康太に手を上げる回数が増えていってしまう悠里。
康太も中学生になると周りの顔を伺う大人しい子になっていた。悠里はまるで自己肯定感が持たず、意志が無い自分のようになってしまったと後悔が現れていく。
『児童相談所の者です』
そんな時、悠里にとって恐れていた事が起こる。どこからか不明だが康太が虐待されていると児童相談所にタレコミがあったのだ。
彼の身体を調査する児童相談所の人間。康太の身体は痣だらけであった。心のどこかでホッとしている悠里。そんな時、正巳が帰宅してくる。
正巳は妻の悠里が康太を虐待している事など知らないフリをしていく。
『申し訳ありません…どうか一度妻と家族と話をさせてください』
一旦、児童相談所の人間を帰す事に成功。正巳の怒りは悠里に向かっていく。康太に虐待している事を知らなかった正巳。彼の性格を理解している悠里。このままだと自分が正巳に許されないと感じていく。
『康太が…全部悪いんです』
自分を守る為に嘘をつく悠里。単純である正巳。次に怒りは息子である康太へ向かっていく。そして、この日を境に正巳は康太へ暴力を振るうようになっていく。
そして…遂に行き過ぎた虐待は康太の命を奪ってしまう事へ。
この事実を隠蔽したい正巳。彼は思いついていく。一人だけ康太にそっくりな人間がいると…。サッカーが好きな正巳。康太に似ている広大を替え玉として利用する事を企んでいく。
『このままじゃ俺らは何もかも失っちまう…やるしかねぇんだよ』
これが広大を拉致、監禁している動機であった。そして彼を脅して児童相談所や先生が来ても自分の意志で家族と一緒に居る事を広大に言わせていく。
児相の対象になる年齢までは広大を利用しようと考える正巳。その後は始末する事を計画していた。悠里の中で罪悪感が芽生えると同時に少しずつ正巳の目を盗んでは食べ物を与えるようになっていく悠里。
悠里の中で広大と過ごす時間が楽しみになっていく。そんな時に悠里は見てしまう広大が自慰行為をしている場面を…。
ここで第4巻は終了である。
監禁少年【4巻】感想
広大は攫われた理由は自分たち息子の死を隠蔽する為の替え玉であった事が判明。どんな背景があろうと正巳と悠里は絶対悪である。
広大に残された猶予もあと少し。
彼は自分達の事しか考えていない正巳と悠里から逃げ切る事が出来るのか…。突破口があるなら悠里であるが…。
個人的には広大が逃げ切って爽快な罰を二人に与えてやって欲しいと思うがここからどんなストーリーが展開されていくのか予想がつかない状況。
今後も楽しみな漫画である。
興味が出た人は是非、チェックしてみて欲しい！
監禁少年。～今日からキミはウチの子です～
今日は監禁されて３年目」平凡な日常は終わりを告げ…あの日から僕は、この家の子になった。–卒業式を間近に浮足立つ教室、全力でプレーしたサッカー部、クラスメイトへの淡い恋心…広大は青春を謳歌する一人の中学生男子だった。そんなある日の下校中、謎の夫婦・悠里と辰巳に襲われ、車で拉致されてしまう！目覚めた先は地下室で…「今日から暮らす部屋だよ」監禁場所不明、動機不明…全てがわからないまま、暴力と快楽で服従を迫られる！だが…広大の心は…折れていなかった！「絶対、逃げてやる」–少年の反撃が今始まる。
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