十字架のろくにん【1巻ネタバレ】実験体にされた少年の復讐物語が始動!

十字架のろくにん
作品名十字架のろくにん
作者中武士竜
ジャンル少年漫画
出版社講談社
雑誌マガジンポケット
巻数(単行本)14巻まで配信中
価格単行本:759円(税込)
※更新時点の情報です。

漫画「十字架のろくにん」は中武士竜先生が描く作品。

主人公である漆間俊(うるましゅん)は小学6年生の時に5人の同級生から壮絶なイジメを受けていた。彼らのリーダーの目的は精神的に追い詰めて俊を間接的に殺すこと。

小学生ながら鬼畜の所業が俊を追い詰めていく。全てを失った俊は祖父に引き取られ、祖父の正体を知って、力を身につけるべく指導を受ける事へ。

この復讐は誰にも渡さない…

生まれ変わった漆間俊の不屈の復讐が幕を開けていく。

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十字架のろくにん
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十字架のろくにん【1巻】ネタバレ

十字架のろくにん

1話ネタバレ

12歳の時の主人公・漆間俊の環境が明かされていく。小学6年生だった彼は5人の同級生から壮絶なイジメを受けていた。イジメといった言葉ではなく嬲られるといった言葉が正しい程に残酷であった。

俊をいじめる5人は久我大地、右代悠牙、円比呂、千光寺克美、至極京。彼らは俊のことを「実験体A」と読んで毎日のように弄んでいく。

そんな俊の心の支えになっていたのが両親と弟の翔であった。

ある日、俊は子猫を見つけて翔に会わせていく。しかし、自宅で飼う事は出来ない。俊は二人だけの秘密と称して子猫を育てていこうと提案。弟の笑顔は俊の生きる糧であった。

そんな二人の様子を隠れてみていた久我と千光寺。

翌日、子猫に餌をあげようと一人で様子見に来た俊。子猫はおらず5人組が待ち構えていた。

『実験体Aちょっとついて来なよ』

ある山の中へ。
京は山中に子猫を捨ててきたと言い放っていく。猫を見つける為、必死で山の中に入って探していく俊。一方、比呂が京に何故、執拗に俊をいじめるのか問う。

京の拗れに拗れた闇が明かされていく。彼は何も理由のない殺人を行おうとしていた。そのターゲットになったのが俊であった。弱そうな奴をピックアップしてまずは間接的に殺す事を目指していた京。

京は実験体Aを利用してどこまで精神的に追い詰めれば自殺するのか実験をしていた。この京の狂った考えに笑顔を見せていく他4人。

子猫は殺されていた。そして山中で迷子になってしまう俊。彼の前に現れたのは祖父であった。俊の父親の父親にあたる祖父は猟銃を持って猪を狩る為に山中にいた。

祖父に自宅まで送ってもらう俊。
しかし、母親から祖父に近寄ってはいけないと伝えられる。昔から言われていた事であった。その理由は祖父が「怖い人」だからである。

子猫を殺されてしまった俊。翔の顔を見ると涙が溢れそうになっていく。すると翔は俊を抱きしめる。

『お兄ちゃん、よくがんばりました』

兄が色々と隠している事を知っていた翔。その日、俊はいじめられている事を家族に打ち明け、転校する事になっていく。転校まで1ヶ月。俊はその間も休む事にする。

しかし、5人の計画は止まることがなかった。

京は自分の目的の為、計画を最終段階に移していく。彼らは俊の両親が帰宅するルートを完璧に把握していた。そして両親と翔の乗った車両が峠に差し掛かっていく。

京は比呂を崖から突き落として道路へ。急に飛び出してきた子供を避ける為に急ハンドルする車両。そのままガードレールを突き破って崖下へ転落。

京は唯一意識のあった翔を石で何度も殴打。嬲った後に車両に火をつけていく。鬼畜の所業である。

助かったのは翔のみ。
しかし、酷い火傷と怪我で一生寝たきりになる可能性もあると伝えられる俊。一夜にして最も大切な家族を失っていく俊。心が壊れていく。そして俊は祖父に引き取られる事へ。

俊は5人に復讐を考えていた。武器は祖父の持っていた猟銃。深夜に猟銃を盗もうとしたが祖父に見つかってしまう。

『これでお父さん、お母さんを殺して弟をあんな姿にした奴らを殺しやる』

祖父も他殺である事に驚く。怒りを滲ませていく俊。警察にも絶対に言わないと叫ぶ。

『この復讐は誰にも渡さない』

相手の力量を尋ねる祖父。猟銃でも使わないと自分では勝てないと伝えていく。祖父は猟銃を俊から奪う。その上で少しだけ自身を語る。祖父は人の殺し方を叩き込まれた日本の秘密部隊に過去所属していた。

『ワシが鍛えたろ…確実に苦しみを与え復讐できるように』

祖父の言葉に嘘がないと確信していく俊。その理由は祖父の目が京の目とまったく一緒だったからである。

そして4年が経過。
俊は高校1年生。祖父に鍛え込まれた俊の復讐が開始されようとしていく。

2話ネタバレ

明関高校に通う俊。ここでヒロインとなる東千鶴に興味を抱かれていく事になる俊。

俊の通う学校には久我、千光寺もいた。
4年振りの再会であった彼ら。久我の態度は昔と変わらず、俊を蔑んでいく。その一部始終を見ていて俊が気掛かりになっていく千鶴。

『もしあれだったら私から先生に…』

正義感の強い千鶴。しかし、乾いた目で千鶴を睨みつけて何もしないで欲しいと伝えていく俊。

『東さん…やめてくれ…久我より迷惑だ』

俊に対して厚意のつもりが弾かれて苛立つ千鶴。彼に対するイメージがなよくて弱いに変わっていく。放課後、バスに乗れなかった千鶴。駅まで歩こうとすると前を歩く俊を発見。

追い抜くのは気まずいと思った矢先、俊の姿がなくなって、千鶴は変質者に襲われていく。藪の中で追いやられて動きを封じられる千鶴。

『叫んだら殺す』

服を破かれて犯されそうになっていく。恐怖で変質者の言う通りにするしかない千鶴。窮地に訪れたのが俊であった。

華麗な身のこなしで変質者を一瞬で倒す俊。

『アレを任せてほしい、今見たこと誰にも言わないでくれ』

自分の制服を貸して千鶴を帰宅させていく俊。その後、俊は変質者をナイフで突き刺していた。

『おじいちゃん、僕…いける…人を殺せる』

3話ネタバレ

俊は祖父と約束をしていた。復讐した相手がもし改心していれば見逃す事であった。4年の月日が経過。俊は5人と違う中学だったので今の彼らのこと良く知らなかった。

祖父も改心していないと判断したなら対象相手も叩き殺してやれと殺しの許可を出していく。

現在の5人。通っている高校は分かれていた。久我と千光寺は俊も通う明関高校。京、比呂、右代は県下一の進学校である帝星高校に通っていた。

そして俊が一人目のターゲットに選んだのは千光寺克美であった。まずはこの4年で千光寺が改心しているのか確認調査する必要のあった俊。しかし、彼に近づくきっかけがなく判断が難しかった。

そんな中、千光寺の方から俊にアプローチをかけてくる。

『漆間…くん…僕のこと…覚えていますか?』

満面の笑顔で声をかけていくる千光寺。さらに今度の日曜日に一緒に遊ぼうとか言い出していく。

約束当日。
千光寺と俊は普通に高校生らしい遊びをしていく。そんな中、千光寺から向けられている感情に気付いていく俊。それは好意であった。

『僕から漆間くんに何かを求めるのは間違いです…』

過去の事を悔いているようにも捉える事ができる千光寺の発言。その後も千光寺は俊に話しかけるようになっていく。そんな、ある日。久我と二人で話している千光寺を発見。

彼は久我に漆間のことで後悔している事があると伝えていく。予冷でその後の言葉は聞けなかった。

放課後、俊に見せたいものがあると連れ出す千光寺。ここで俊は切り出していく。

『小学生の時、僕にしたこと覚えてるよね?あれに触れずに関係を築くのはおかしいと思う』

千光寺は土下座して謝罪していく。

さらに道路に子猫。彼は轢かれそうになる猫を身を挺して守っていく。千光寺は改心していると判断した瞬間。顔つきが変わる千光寺。背後から千鶴が現れて俊に体当たり。そして千光寺が石で俊を殴打。

気がつくとどこかの廃屋にて拘束された状態であった俊。隣には同じ状態の千鶴。

『ずっと後悔していたんです…あなたを殺さなかったことを…』

千光寺の悪意が俊に向けられていく。

4話ネタバレ

状況の整理をしていく俊。
自分が千光寺に騙されたのはわかる。しかし、千光寺に協力していた千鶴まで拘束されている意味がわからなかった。

そんな中、千光寺が教えてくれる。
変質者に襲われていた千鶴。彼は偶然、通りかかって襲われている千鶴を発見。スマホに撮影していたのです。当然、その後、助けに来る俊も見ていた千光寺。

彼の身のこなしには驚いていたが現状で簡単に拘束できたので特に俊を危険視していなかった。さらに留り縄なる拘束術で俊を縛っていた千光寺。用心深い彼はボタン一つで廃屋が全焼する準備も万全であった。

千光寺の狂気が俊に向かっていく。
彼は俊を嬲って苦しい顔を見ながら殺そうとしていた。ネイルガンを取り出して躊躇なく俊に打っていく千光寺。

拷問である。
しかし、顔色一つ変えずに平然としてのける俊。千光寺を煽る。

『人の死を肌で感じるのは怖いか?お前が自分の手で殺せるのは所詮、虫や猫までかもな』

俊に煽られてネイルガンとスイッチを捨てて彼の首を締めていく千光寺。

『待ってたよ、この時を』

俊は既に拘束を解いていた。わざとスイッチを手放すように煽っていたのだ。俊は縄を解いた訳を明かす。彼は人間にある身体の関節のほぼ全てを自由に操れる身体になっていた。

そして本当の首絞めを千光寺に教えていく。わずか数秒で意識を失う千光寺。俊にとって厄介なのは千鶴の存在であった。

場面は変わる。
千光寺は裸で鎖に繋がれた状態で目覚めていく。

『おめでとう、お前が一人目だ…そしてようこそ、終わりのはじまりへ』

別の場所へ移動して千光寺と対面する俊。ここで1巻は終了。

十字架のろくにん【1巻】感想

十字架のろくにん

序盤はマジで俊をいじめる5人組が胸糞過ぎるので読む人を選ぶからもしれない。人間のクズである。そんな彼らに両親を殺され、弟は植物人間状態。復讐を開始していく主人公の俊。

「この復讐は誰にも渡さない」といった名言には痺れてしまう。

そして祖父から殺しのテクニックを教わって覚醒した俊。圧倒的な力で5人にサクサクと復讐を果たしてもらいたいが…。今後の展開も期待できるイチ推し漫画の登場。

ちなみに2巻が2021年1月8日発売と巻末に記されているのだが、どうやら2月9日に変更された模様。続きが楽しみな作品である!

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十字架のろくにん【2巻ネタバレ】二人目のターゲットに迫っていく復讐の主人公!

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