漫画「これも全部あの夏のせい」完結巻となる第66巻。
遂に2019年2月から配信されてきたちょっと大人な青年漫画「これも全部あの夏のせい」が66巻で完結となる。意外とあっさり、さっぱりと結末が描かれていく事になるが、この漫画らしい。
そしてずっと読んできた読者にとって大悟とハッピーエンドになるであろう女性に誰もが納得と安心を覚えるのではないだろうか。
やっぱり大悟には彼女しか居ないんだよ!
これも全部あの夏のせい【66巻】ネタバレ
ナミの傍若無人な我儘っぷりに堪忍袋の緒が切れた大悟。別れ話に乗っかり、本気でナミと破局の道を選んでいく。彼女も強がって大悟との別れを決意。
しかし、約1ヵ月もするとナミの方から大悟に泣きついていく。
その後も付き合いは続いていく二人。しかし、確実に溝は大きくなっていく。今までのように全てを受け入れてくれる優しい大悟を欲するナミ。逆にナミに変化を望む大悟。
次第に大悟とナミの関係は上下関係が逆転していく。以前はナミが上であったが次は大悟が上になる。
そんな調子で破局と復縁を繰り返して約1年。
これ以上の進展はないと判断した大悟が決別宣言をナミに言い渡して終止符が打たれていく。最初は変わる事を拒んだナミが悪いと思っていた大悟。
後に彼女の気持ちを考えていく。
自身も1年、当初の頃とは違い、ナミに優しくなかった部分もあったと。ナミ自身も1年は喪失の痛みに苦しんでいたのではないかと考えていく。
そして大悟。
けじめをつける為にアパートを引っ越していく。その後も諦めきれないナミがたまに連絡をもらう事もあった大悟。
『めっちゃしんどい…大悟さんに会いたい…』
大悟は心を鬼にしてナミを拒絶していく。その日からナミが豹変した事が明かされていく。
一郎と共に行っているフィットネス系の動画配信やSNS。そこにはアンチと化したナミと思わしき人物がコメ欄を荒らしていく。
場面は変わって数年が経過。
大悟も30代である。書店にてナミの近況を知る事になっていく大悟。
『私の人生史上、最悪の男』
ナミはベストセラー作家になっていた。小説の中の男は大悟をモデルとしていた。そしてナミのSNSをチェックすると18万人以上のフォロワー。外国人のイケメン彼氏がいる事が判明していく。
成功して幸せそうなナミを見て微笑む大悟。
大悟はスポーツジムでインストラクターとして働いていた。職場には一郎もいる。数年の間に女性との出会いは何度かあったが一人で人生を楽しむ方法を探して投資していく大悟。
一人で行動して人生を楽しみ、謳歌していく。そんな中で大悟は自分の中の恋愛観が確立していく。意外と立派で納得できる言葉を伝えてくれるので必見である。恋愛に気構える必要なんてないな…そう思わせてくれるはずである。
そして一郎と昼食中。
大悟のスマホに一通のメッセージが送信されてくる。大悟は一郎に夜のシフトを変わってもらう事へ。
大阪駅で人を待つ大悟。
現れたのはスミレであった。5年ぶりの再会。スミレは転勤で大阪に住む事が決まっていた。そして彼氏もいない。大悟も彼女がいない。
『ちょうどいいわ、退屈な時はあんたと遊ぼうっと』
『フフ、そうだな』
二人は笑顔で一緒にご飯を食べる事へ。これにて漫画「これも全部あの夏のせい」は完結となる。
これも全部あの夏のせい【66巻】感想
やっぱり最後はスミレと一緒になってくれるんだと思わせる結末であった。大悟もスミレといる時が一番自然体。スミレも然りである。そして、なんだかんだ言って二人はお似合いなのである。
女癖の悪かった大悟だが、普通に年齢と共に丸くなっていった感が強い。子供から大人になっていく成長過程を丸々と見せられた具合である。最初はとんでもないクズ男であったが、最終的に落ち着きと筋肉のある男性になって良かった!
多くの人間模様、恋愛模様とちょっぴり大人な描写が満載で楽しめる漫画!是非、興味が出た人は読んでみて欲しい漫画である。合冊版もあるし、健全な描写で安心の全年齢版もあるので好きなものをチョイスしてチェックしてみてくれ!
これも全部あの夏のせい
宮田大吾(大学生)。ブサメン、金欠、低スペック。ライフセーバーのバイト中に水着美女に勃起してクビになる、暇を持て余しオナニーしているところを帰宅した母親に見つかる――そんな冴えない男、それが大吾。しかしそんな大吾にはなんと、誰もが羨むほどの超絶美人な彼女がいるのだった!!
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