漫画「宇崎ちゃんは遊びたい!」半年ぶりくらいのご紹介となる7巻である。
宇崎ちゃんは遊びたい!【7巻】あらすじ
この作品は巻によって各話完結扱いで紹介したり、大きな流れを書いていったりと色々してきたが、今巻は「大きな流れ」のやり方でいこうと思う。
根幹は、まあ、ラブコメというものの一般論からいえばけして大きな展開があるとまでは言えないが、しかし普段のこの作品に比べれば割と進展のある巻となっている。で、プロットの中核をざっくり言えば「クリスマス巻」である。
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宇崎ちゃんは遊びたい!【7巻】ネタバレ
冒頭は前巻の続きで、真一が父親と組み手をしている。柔道親子というか、柔道一家なのである。真一の母も強いらしい。
さて、そこはそんなに流れ的に重要ではない。重要なのは、まずクリスマスの約束を二人がどうするか、である。
宇崎ちゃんは、最近忘れられつつあるが「ウザい後輩」というのがアイデンティティのキャラなので、「先輩がぼっちでかわいそうだから私が一緒にクリスマスを過ごしてあげますよ」みたいなことを(8割照れ隠しで)言い出す。
そして真一、これにキレる。そして自宅出禁を言い渡してしまう。
二人はお互い好意を抱き合ってるわけなので、お互いが困り、そして周囲はみな呆れる。
ここで動いたのが、宇崎(花)の妹、柳である。
「花ちゃんが出禁でも、自分は関係ないわけですから、クリスマス私が遊びに行ってもいいですか?一緒にゲームしませんか?」とか言い出す。ちなみに桐は14歳である。いくらなんでもアグレッシヴが過ぎる。
で、もちろん花が反対し、結局、真一の方が宇崎家を訪れて、家族のだんらんに混じることになる。
ところで、5巻から引っ張られてきた伏線なのだが、実は真一と宇崎父には面識がある。
面識があるのだが、お互い、真一の側では彼が「宇崎という名で、花の父である」ことを知らず、宇崎父の側では真一が「上の娘のボーイフレンドである」という事実を知らない。知らなかったのだが、家に来たわけで、とうとうお互いがそれを知ってしまうのである。
で、かなりお互い気まずい。なぜなら、宇崎父は「娘に好きな男がいて云々」という話を真一に対してしてしまっているからである。「そのことは忘れてくれ」とか無茶なことを、他の家族が聞いていないところで言い出す。
で、結局最終的にどうしたかというと、真一が「気まずいから早く帰りたい」という意向を示したので、真一に深酒をさせ、酔わせて潰して帰らせる、という作戦が決行されることになったのだが。
何巻だかで前にも出てきたんだけど、真一は酔うと本音をぽろっとこぼすことがあるのである。
で、ご家族のほとんど(花の弟は出かけてる)が聞いてる前で、ほとんど花に対して、告白と大差ないレベルで愛情の表明的なことをしてしまう。宇崎父はそれを聞き、さすがに口には出さないが、「お前俺の娘のこと大好きじゃん……」と思っている。
さて、酔ってしまったので真一を家まで送っていく。花ちゃんは部屋まで送っていった。で、そこで、真一は花を。押し倒しました。はい。押し倒しました。まちがいなく押し倒しました。もっとも、深酒をしているので、直後に力尽き、花は帰っていった。
翌日。二人はなにげない顔をして会ったが、真一の方では自分が何をしたかばっちり覚えていたので、すっごくすっごく心の中で心だけで転げまわるのであった。
宇崎ちゃんは遊びたい!【7巻】感想
びっくりするほど進展しました。いい感じです。
ちなみに、先の展開知ってるから、ちょっとだけ書いてしまいますが、筆者の認識に間違いなければ、たぶん次の巻、この物語は『第一部完』を迎えます。ではまた次巻の紹介で。
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