うすくち先生が描く漫画「隣の席の変な先輩」第1巻。
読んでいくとラブコメかと錯覚してしまうがTLコミックである。笑えると同時に少年誌では描けない過激な描写も挟まれていく。登場するキャラがとにかく良い!3度の飯よりイケメン好きのヒロイン。そして陰キャ感全開の主人公・朝日向。この二人がとにかく魅力的!
主人公である朝日向はドン引きレベルの粘着系ストーカーなのだが、隠されたイケメンとあざとい性格が相まってそれが許されてしまうキャラなのだ。
そんな彼に翻弄されていくヒロインもギャグセンスが高く、黙っていれば滅茶苦茶可愛かったりするのだ。
イケメンなんだけどキモい…でも愛おしさを感じてしまう…。笑えて興奮もできるおすすめのTLコミックをご紹介していきます!
隣の席の変な先輩【ネタバレ】
ヒロインである芽吹まゆみ(以下、マユミ)は1ヶ月前、社内辞令によって広報部から営業部へと異動が言い渡されていた。営業部は仕事がキツイと噂の部署。
しかし、マユミは嫌がるどころか…心が踊っていく。その理由は…。
『営業部は社内一のイケメン宝庫』だったからである。
3度の飯よりイケメンが大好きなマユミにとって営業部は仕事がキツかろうが何だろうが天国のような場所であったのだ。そしてイケメンに囲まれて充実した仕事を見せていくマユミ。
3歩あるけば視界にイケメンが入ってくる部署。
もうマユミに心は踊りまくっていた。表面上は至って普通に接するマユミだが内心は毎日が眼福、眼福でオアシス状態。
しかし、そんな彼女が唯一、営業部で異質な存在だと認めるのが隣の席の先輩である朝日向明男であった。じっとこちらを見ているかと思って声をかけるとオドオドしだしたり…用紙にはびっちりと「芽吹まゆみ」といった文字が書かれて狂気を感じたり…。
無類のイケメン好きであるマユミでも朝日向だけには寒気が走っていく。
危ない男と泊まり込みの仕事が開始されていく!?
朝日向…顔面偏差値は高いが、根暗。
さらにウジウジした性格と極度のコミュ障で何故、営業部にいるのか疑問を感じていくマユミ。このイケメン揃いの営業部にてマユミが唯一、苦手とする男性だった。
さらに彼から好意を抱かれている事を知って、不気味といった意味で彼にはドキドキしていた彼女。
そんな中、二人は急遽、明日のプレゼンで使う資料の作成を頼まれていく。時間はなく泊まり込み必須の案件であった。オフィスのイケメン勢は皆、帰宅。遂に朝日向と二人きりになっていくマユミ。
マユミと二人きりになった朝日向は浮かれて、仕事の邪魔ばかりしていく。しかし、次第に朝日向の事を『可愛い』と思えてしまうマユミ。この際だからと何故、自分の事が好きなのか…尋ねる決心をしていくマユミ。
彼の話を聞いていくと…。
『2年前からずっとマユミに好意を抱いていた』ことが判明していく。
自分の気持ちを素直に吐露していく朝日向を見て「彼は純粋な人」だったと朝日向を見直していくキッカケになるマユミ。途中、居眠りをしてしまうマユミ。起きると深夜であった。体にはジャケットがかけてくれてあった。そして朝日向に目を見遣るマユミ…衝撃を目の当たりにしていく。
変な先輩と禁断の関係へ!?
朝日向はパンツを脱いで、マユミの寝顔を見ながら自慰行為をしていたのだ。
『あ…芽吹さん』
恍惚な表情で目が合っても焦らず手を上下運動していく朝日向。やっぱり変態野郎だったと朝日向に対する評価を落としていくマユミ。そして足を滑らせて朝日向の方へ倒れ込んでしまう。
ここで偶然にもマユミの手は朝日向のナニを握る結果へ。感じる朝日向。常人よりデカイ彼のナニを触って衝撃を受けるマユミ。あまりの気持ち良さから朝日向は暴走。
マユミにナニをシゴカせていく。
マユミは嫌がり素振りを見せつつも朝日向の恍惚な表情から目が離せなくなっていく。それ所か…感じる朝日向の顔を可愛いとさえ感じてしまうマユミ。
朝日向の暴走はさらにエスカレート。
マユミを抱き寄せてキス。その後も2回…自慰行為に付き合わせていく朝日向。
仕事も片付けて朝。
朝日向に怒るマユミであったがもっさりした髪の毛をかき上げると朝日向の素顔はマユミのドストライクであり、ドエライイケメンであった事に気づくマユミ。あまりのカッコ良さから変な声が漏れていくマユミであった。
ここで1巻は終了。
隣の席の変な先輩【感想】
TLコミックっぽさがない表紙やタイトルなのだが、中身はしっかりとTLコミックとして描かれる部分もあり。ラブコメパート、TLパートと分かれている印象。とにかくコメディ要素も満載で漫画として普通に面白い!
その上でエロ要素も入ってくるのだから最強である(笑)
ラブコメ要素満載のオフィス系TLコミックを探しているならイチ推しできる作品。1巻を読むだけでグッと引き込まれる魅力ある漫画に仕上がっています!
隣の席の変な先輩
三度の飯よりイケメンが大好きなまゆみは、社内で一番美形の多い営業部へ突然の異動命令が下された。毎日イケメンに囲まれてうはうはパラダイスの始まりだー!!と内心、狂喜乱舞。仕事のできる課長は身長182cmのモデル体型イケメン、あどけない新入社員は母性くすぐる系後輩イケメン、さらに大学時代テニスで全国ベスト8のスポーツ万能系イケメンなど、眺めているだけで癒されて癒されて仕方がない。ありとあらゆるタイプの美形集団をお目にかかれる最高の職場であったが、たった一つ、まゆみを悩ませる“男”がいた…。隣の席に座る先輩、朝日向明男。まゆみに好意を寄せるこの男は、気持ち悪いほど粘着質なストーカー系ド変態野郎だった――!!
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