漫画「血の轍」第14巻のあらすじ、内容、見所や感想をご紹介!
今回から第2部が本格スタート。
遂に静一は静子との対面を果たす時がやってきます。静子としげるに囚われる続ける静一。
父親も死んで…自身も命を絶とうと思った矢先…警察から連絡が入る事へ。
母親である静子を保護して欲しいといった連絡。彼女の名前を聞いた瞬間に視界歪んでいく静一。
数十年ぶりの対面に何を思うのか…。彼の中で蘇っていく記憶と感情。今回を胸を抉ってくる内容となっています!
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目次
血の轍【14巻】あらすじ・ネタバレ
死へ向かう僕を止めたのはママだった!?「もうこのまま…一生会わないでいいんかい?」それは生前、父からの最期の問いだった。逝去した父の遺骨を埋めるため久しぶりに故郷を訪れた静一。「これで、もうこの世に何も思い残すことはない…」そんな時、偶然にも目の前に吹石さんが現れる。蘇る記憶と感情ーー一瞬、時が止まり、空気は張り詰める。静一は、己の人生を、”無事”に終わらせることができるのか!?
血の轍
118話ネタバレ
成人して子供もいる吹石と遭遇する静一。
お互いに目が合う。しかし、吹石は静一の事を思い出せないでいた。
会った事があるか尋ねてくる吹石。
静一はそれを否定。別れ際、彼とすれ違うと脳裏に静一の姿が思い浮かぶ吹石であった。
『長部?』血の轍(14巻)
立ち止まらずすれ違う二人。
その後、電車に乗って自宅へ戻る静一。電車の中で彼は命を絶つ覚悟を決めていく。
119話ネタバレ
自宅アパートに戻ってきた静一。
すぐに命を絶つ予行練習。その日の夜はありったけの酒を買ってきて一人で飲んでいく。
静一には見えるしげるの幻影。
彼と言葉を交わし…深夜になって泥酔状態の静一は予行練習通りに命を絶とうとしていく。
早く一緒に遊ぼうと静一を誘うしげる。
視界が暗くなってくると同時に静一の前に静子の幻影が現れる。彼女は静一を死なせようとはしなかった。
首にかけていたロープを外して混乱する静一。
120話ネタバレ
静子の幻影と言い合いながら再び命を絶とうとする静一。
結局、この日は死ぬ事が出来なかった。翌日、別の死に方を模索する。
思いつく限りの死に方を見つけるが行動に移す事が出来ない静一。
彼は死ぬことを諦める。
同時に携帯の着信が鳴る。知らない番号からであった。
121話ネタバレ
電話が切れると留守電の内容を確認してみる。
相手は警察署の青山といった刑事であった。無視して仕事に向かおうとする静一。駅の改札口で再び警察から連絡。
恐る恐る電話に出る。
『田宮静子さん…ご存知ですか?』血の轍(14巻)
その名前を聞いた瞬間に視界が歪んでいく静一。
まともな精神状態では居られなかった。静子は徘徊しており警察に保護。アパートを家賃滞納で追い出されていた。
静一は彼女の名前を聞いた瞬間に駅ホームへ駆け足。向かってくる電車に飛び込もうとするが…静子の幻影のようなモノに制止させられてしまう状況。
涙を流し…俯きながら静一は静子が保護されている警察署へ足を向けていく。
122話ネタバレ
警察署で担当の青山と合流。
静子が保護されている部屋に案内される。
パイプ椅子に座っていた静子。
既に白髪だらけの長髪。しかし、静一には若かりし頃の静子の姿に見えてしまう。
『私は子供はいないの』血の轍(14巻)
もう既にボケているのか…自分に子供はいないと放つ静子であった。
123話ネタバレ
担当刑事が迎えに来てくれてのは息子の静一だと告げる。
静一の名前を聞くと支離滅裂な言葉を放っていく静子。母親に声をかけてあげて欲しいと告げられる静一。
しかし、どうすれば良いのかわからない静一。
刑事へ目の前の女性をどうすればいいのか吃りながら尋ねる静一であった。
静一の自宅へ連れて行けないか尋ねられるが…拒否。
それなら滞納しているアパートの家賃を払ってあげて大家と交渉をしてみて欲しいと告げる刑事であった。
自分のアパートに彼女を連れて行きたくない静一。自分が家賃を建て替えて支払うと。静子が住んでいたアパートへ刑事同行で向かう事へ。
124話ネタバレ
静子が住んでいたアパートの大家と対面する静一。
事情を説明して静一が滞納している家賃や今後の家賃も先払いをすると伝えていく。
しっかりと家賃を払ってもらえるならと納得する大家。
交渉は済んで静子は再び住んでいたアパートで暮らす事へ。
静子は静一を部屋に招き、お茶を飲んでいって欲しいと伝える。恐る恐る静子の部屋に足を向けていく静一であった。
125話ネタバレ
招かれる静一。
部屋の様子を見渡す。そしてお茶を出してくれる静子。
『ああ…そっか…あなた…静一なん?』血の轍(14巻)
これをキッカケに静一の静子に対する感情が爆発。
提供されたお茶を彼女にかけていく。静子に暴力しようとする静一だったが…その拳を振り下ろせず…。
126話ネタバレ
泣きながら詫びる静子。
静一にはその姿が子供に写っていた。殺して欲しいと訴える静子だったが…自分で死ねと告げて立ち去ろうとする静一。
最後にあなたとは二度と会わないと言い残して部屋から立ち去る。
玄関から出ていく際、最後に静子を見遣る静一。彼の目に見えた静子は涙を流す白髪の老いた静子の姿であった。
127話ネタバレ
帰り道、目に止まった公園のベンチに座って物思いに耽る静一。
隣にはしげるの幻影。
次第にしげるの姿は静子の幻影に変わっていき…一人で静子の幻影を言い合いになる静一。
『何か叫んでるよ…ヤバくね…こわっ』血の轍(14巻)
公園の前を通り過ぎるカップル。
一人で叫ぶ静一を発見して狂気を感じていく。
もう頭の中に出てくる静子と会話するのは飽きたと独り言。そして公園を立ち去っていく静一。
『また会いに行くよね…静子おばさんに…きっとすぐ』血の轍(14巻)
そんな事を呟くしげるの幻影であった。
血の轍【14巻】感想
静子と出会ってしまった静一。
再び彼女とのストーリーが開始されていくのか。正直、ここからどんな展開が待ち受けているのか予想がつきません。
静子も老いて何かやろうにも体力や気力もないだろうし…個人的に静一と吹石は今回の邂逅で終わってしまうのも寂しい気持ちなので何か二人の間でアクションがあると面白いですよね。
静一と静子がどんな結末を迎えていくのか…目の離せない作品。
サスペンス要素もありつつ…どの巻も最初から最後まで緊張感が凄まじい一作。気になった人は是非、チェックしてみて下さいね!
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ネタバレまとめ