井龍一先生、伊藤翔太先生のタッグで描かれる漫画「親愛なる僕へ殺意をこめて」待望の第3巻の電子版配信がスタート。3巻では遂に畑中葉子、6000万円襲撃事件など主人公のもう1つの人格「B一(びーいち)」が関わった事件に終止符が打たれる形となります。
同時に物語は主人公・エイジの裏側となる「B一」と向き合う側面へ。
自分の過去と向き合い、いつどこで何故「B一」が生み出されたのか…自分の中身を探求していきますが自分(エイジ)の知らない間に新たな疑問や問題が浮上していきます。
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目次
漫画「親愛なる僕へ殺意をこめて」3巻ネタバレ
黒幕の魔の手は彼女・家族へ…
畑中葉子誘拐事件の黒幕が判明したところでアクションを起こしてくる最凶最悪の敵・サイ。彼はエイジを誘い出す為、京花とエイジの家族に「挨拶」をしようと計画を実行に移していました。
周りの人間を守る為、必死で奔走するエイジ。
そして大学内で京花に近づくサイ。同時にエイジも登場。京花を手中に収めるサイ。素直に相手の要求を飲み、京花を助ける頃合いを見計らっていきます。
二人はそのままサイが用意した車に乗車。どこの地かもわからぬ山奥へ連れて行かれます。その車中…サイの目的も判明。彼の眼前に広がる目的は自分の中のLLの存在を汚すエイジの抹殺にありました。
最も残忍な方法で消される末路!?
死亡フラグの立ったエイジ。
山奥の湖にあるボートに巻きつけられて「スカフイズム」なる残酷な拷問・処刑方法を実施される事態へ。身動きも取れず万事休す…。
そんな時、笑うサイを背後から棍棒で殴る救世主が登場…京花です。
手足を拘束されていた京花でしたが自力で脱出に成功。エイジの救出に駆けつけてくれたのです。気絶しているサイを尻目に車両の鍵を拝借。二人は山奥から逃げ出そうと車を発進させていきます。
が…渋とい最凶の敵・サイ。
車両で逃げようとする二人の前に突如、登場。驚きでアクセル全開にしてしまった京花。車は目の前の大木に突っ込み破損。衝撃で動けない二人の前にサイの魔の手が迫っていきます。
形勢逆転…ダメな奴の勝利!
サイに捕まりベルトで首を縛り上げられるエイジ…。呼吸困難となり落ちる寸前…。
そこへ警察車両のサイレンが鳴り響きエイジ達の元へ近づいてきます。警察が居場所を特定したカラクリはエイジが身体に埋め込んだGPS発信機のおかげ。
エイジはGPSアプリをインストしておいた携帯が壊される事を見越して別のGPS発信機を身体に仕込んでいたのです。
サイはその場で現行犯逮捕。その後、SKALL組織の人間も続々と逮捕されていき「B一」が絡んでいた事件は一件落着。売春組織でもあったSKALLは壊滅へ。
メンタルクリニックで巻き起こる謎!?
事件も終わり平穏な日々へ。
京花はエイジ、B一のどちらが好きだったのか確かめるべくB一との接触も図っていきます。エイジ側となりB一の事を京花から聞くとB一は京花に「俺に干渉するな」と拒絶反応を示したとの事。
結果的に京花が好きだったのはエイジであった事が判明して二人の関係は修復。再び恋人同士へ。
同時に真明寺麗から自分の過去と本気で向き合う事を警告されるエイジ。一度メンタルクリニックを受診する決意を固めていきます。
しかし、謎が浮上…。
エイジの訪れた「Nメンタルクリニック」ここは既に浦島エイジ名義で診察が行われていたのです。
B一が既に診察を受けていた。
さらに待合室でカッパ頭の男性に声をかけられるエイジ。相手はエイジの事を知っている様子。つまりB一が接触した人間であった。
そしてカッパ頭の男が意味深な発言を。
「今日は付き添いの女の子は一緒じゃないんですか?」
脳裏に疑問がよぎるエイジ。
続けてカッパ頭は付き添っていた女性の名前を呟きます。「キョウカちゃんだ」…。
3巻はここで幕引き。
漫画「親愛なる僕へ殺意をこめて」3巻の感想
B一は京花を拒絶したはず…何故、一緒にメンタルクリニックに来ていたのか…新たな謎が浮上してきました。新章スタートなのか…それとも結末への布石なのか…。
どちらにせよ、次巻がまた楽しみに…(笑)
そしてサイとの決着。
命の危険はあったものの意外とあっさりと終止符が打たれました。エイジの父親「LL」を親愛していた彼…このまま引き下がらなそうな雰囲気はありますが…。
過酷な運命を背負いながら惨劇に巻き込まれていく主人公でしたが、3巻で一区切りといった印象。ここまで鬼気迫る緊迫の展開続きで非常に楽しめました。試し読みも可能なので気になった人は是非、チェックしてみてください☆彡次巻も楽しみ!
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ネタバレまとめ