漫画「親愛なる僕へ殺意をこめて」2巻ネタバレ!驚愕の事実と明かされる真の黒幕!

親愛なる僕へ殺意をこめて(2巻)

井龍一先生、伊藤翔太先生のタッグで描かれる漫画「親愛なる僕へ殺意をこめて」待望の最新刊となる第2巻の配信がスタート。今回は殺人鬼の息子であり、二重人格である主人公、浦島エイジの裏の顔「B一」の目的が明かされていく形へ。

さらに半グレ集団が追っていた6000万円襲撃事件の犯人も判明していきます。

悪だと思っていた主人公の裏の顔である「B一」…もしかしたら彼は『正義』なのかも…。ただB一が表に出て来る事はなく読者は表の顔である「エイジ」視点で物語を追っていく形になります。強くて頭もキレて女性を虜にしてしまう「B一」は何を企み、何故生まれてきたのか…。非常に魅力的な主人公とストーリーが織り交ぜたお勧めの漫画に仕上がっています。

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親愛なる僕へ殺意をこめて

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親愛なる僕へ殺意をこめて

漫画「親愛なる僕へ殺意をこめて」2巻ネタバレ

半グレ集団のリーダーである佐井社(さいやしろ)通称サイは自分の組織の中に6000万円を襲撃した犯人がいると推測。グループ幹部を集めて犯人探しをスタート。

エイジはもう1人の自分である「B一」が襲撃に加担していると思っているので内心は戦慄を覚えていきます。ドーベルマン(サイの愛犬)の鼻を効かせた犯人探しの行方はエイジではなくグループ幹部のダムといった男に。

彼は事件に関わっている畑中葉子に金についてのアレコレを喋っていた張本人。しかし、襲撃犯の黒幕ではなかった事が判明していきます。それでもグループの秘密を売春婦に明かした事で始末される運命へ。

何とか窮地を救われたエイジはもう1人の自分と半グレ集団の情報を整理しつつ帰宅しようとすると「B一」について詳しく知っている謎の女性、真明寺麗と遭遇。

もう1人の自分はパパ活売春婦の救世主だった!?

真明寺麗はエイジの家に侵入して千切られた片耳、3000万円の大金をエイジが持っている事を知っており、それをネタにエイジが追う事件に付き纏おうとします。事件の証拠を警察に突き出されてはたまった物ではないエイジ。

しょうがなく真明寺麗と共に行動をすることに。

6000万円襲撃事件、畑中葉子殺人事件の真相を追うエイジは手掛かりとなる人物との接触を試みることに。相手は1巻で登場しており畑中葉子と親しかったナミといった女性。

彼女は畑中葉子を殺した犯人。そして畑中葉子とB一の関係を明かしていきます。

簡単に纏めるとB一は畑中葉子をサイ達の資金源であるパパ活売春から救おうとしていた。またナミは畑中葉子が殺される前に接客していた相手を知っており、その人物が畑中葉子を殺したのではないかと推測していました。

エイジは葉子が最後に会っていた人物を調べるべく、半グレ集団「SKALL」が握っている顧客リスト…もしくは葉子の勤務記録を奪い取るべく、SKALLの幹部が出入りする事務所への潜入を試みることに。

被害者女性が最後に会っていた驚愕の人物…

潜入や侵入に長けた知識を持っている真明寺麗と組んで事務所から葉子が最後に会っていた人物を捜索するエイジ。綱渡り的な感じで何とか葉子が最後に会っていた人物がわかるデータを入手したエイジ。

男の顔を見て相手が一瞬で誰か判断したのは真明寺麗でした。

葉子が最後に会っていた人物…それはエイジの父親が起こしたLL事件の被害者女性の父親「白菱正人(しらびししょうと)」といった人物でした。彼は大学の教授をしておりエイジは彼と接触して真相を聞くことに。

また半グレ集団「SKALL」はSDカードが盗まれた事を知り、犯人は浦島エイジではないかと憶測。幹部の1人がサイにSDカードが盗まれた事、エイジが犯人の可能性が高い事を伝えるとサイも同じ考えであった。

と言うよりサイは畑中葉子、6000万円襲撃事件にもエイジが絡んでいる事を断定しており、報復の準備を進めていたのです。

明かされていく事件の真相…

サイの報復が目の前に迫っている事とは知らずに白菱正人と接触をするエイジ。しかし白菱正人はエイジの事を知っており、二人は手を組んでいた事が判明。これも全てもう1人の自分である「B一」が絡んでいる事に。

エイジは記憶喪失のフリをしてB一と白菱正人が何をやってきたのか…畑中葉子との関係を詮索していきます。

白菱正人と接触して判明した事…
それはB一と白菱正人が手を組み、6000万円を襲撃。さらに半グレ集団と殺人鬼LLの関係、畑中葉子を殺した本当の黒幕も暴露されていきます。

全ての黒幕がSKALLリーダーのサイである事が判明していきますが、ここでサイの報復が開始。

サイはエイジの親友である柏木を脅してエイジに関わる家族、さらにエイジの大切な人である雪村京花の存在を知って…

「お前の大切のモノ…片っ端から全部ぶっ壊してやるよ」

狂気を剥き出しにして2巻は幕を閉じていきます。

漫画「親愛なる僕へ殺意をこめて」2巻の感想

親愛なる僕へ殺意をこめて(2巻)

頭もキレて危険過ぎる男であるサイを敵に回してしまったエイジ。
そしてどこにでも張り付く父親の亡霊。

もしかしたらエイジの中にいるもう1人の自分「B一」は現実から目を逸し続けて殻に閉じこもったエイジから生まれ、父親の呪縛を解き放つ為に行動をしているのかもしれません。

2巻は怒涛の展開で「B一」は父親の「遺産」を受け継いだ半グレ集団SKALLを潰すのが真の目的となっている事が判明しました。その過程で畑中葉子も救おうとしていたようです。

B一の画策はどこまでが計画通りなのか不明ですがエイジが表側に来ている事で若干、軌道がズレつつあるように感じた第2巻。

エイジは半グレ集団を潰して大切な人を守りきる事ができるのか…。徐々に明かされていく謎と恐怖の臨場感が堪らないお勧めの漫画です。興味を持った人は是非、チェックしてみてください☆彡

バイオレンス×ミステリー×サスペンスが好きな人は本当に楽しめる漫画です!


親愛なる僕へ殺意をこめて

親愛なる僕へ殺意をこめて

原作・著者井龍一 / 伊藤翔太
価格660円(税込)

「人生は楽しんだもん勝ち」がモットーの大学生・浦島エイジ。だが彼は、人には言えない“過酷な運命”を背負っていた。その現実と向き合った時、彼は惨劇に巻き込まれていく―――。

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