和田依子先生が描く人気漫画「親友は悪女」最新刊となる第6巻。今回は悪女こと姫乃が東雲を真奈から奪おうと奔走していきます。
真奈の勤める会社に派遣社員として入社してきた姫乃。偶然を装い、そして強かに根回しをしていきジワジワと真奈を追い詰めていきます。全ては東雲を手に入れる為に…。
男性社員には女の武器をフル活用していき、女性社員には真奈のデマ情報を流して陰湿な雰囲気にさせていく…。自分の欲しい男を手に入れるなら手段を選ばない悪女と言うよりもクソ女である姫乃さん…（笑）
彼女の魔の手によって再び追い詰められ、窮地に立たされていく真奈。今回はそんな姫乃の陰謀が描かれていきます。
親友は悪女【6巻ネタバレ】
まずは6巻冒頭、元カノであった姫乃が突然、入社してきた事に驚いた橋井。彼女を呼び出して事情を聞いていきますが、この会社に入社できて同じ部署になる事は知らぬ存ぜぬを貫き通す姫乃。
『まだ全然傷ついてるから、あんまり馴れ馴れしくしないでよね、橋井さん』
女の武器である涙を見せて橋井の尋問から逃げていく姫乃。さすがに泣かれてしまっては、これ以上問い詰める事ができない橋井。そして部署に戻った姫乃は真奈から仕事の引き継ぎを行っていきます。
悪女が動き出す…！？
姫乃の入社はもしかして東雲を奪う為…そう片隅で考えていた真奈。しかし、杞憂であったと考えていきます。そんな中、本田が真奈を呼び止めて忠告。
『なんであんな女を入社させたの…頭おかしい…』
姫乃の本性を知っている本田。
さらに姫乃の入社は真奈が口利きしたと思っていた本田。真奈は口利きを否定します。それなら他の誰かが口利き入社してきたのだろうと真奈へ忠告。
彼女には本当に気をつけろ…とだけ伝えて去っていく本田。
そして部署に戻ると驚きの光景を目にする真奈。姫乃が男性社員にお茶出しをしていたのです。真奈は姫乃を呼び出してお茶出しについて注意。といっても軽く注意しただけなので姫乃が傷つく事は微塵もないはずですが…。
デスクに戻った彼女はボロ泣き。
それを見て心配していく男性社員の面々。ここでも女の涙を男性社員に見せて心を奪っていく悪女・姫乃。
悪女は嘘のデマ情報を拡散…！？
外回りを一緒にしていた東雲と橋井。
最後に食事へ。その中で姫乃の入社は橋井の口利きだと思っていた東雲。しかし、それが誤解だった事を知って出来すぎている部分があると少し姫乃を怪しみます。
橋井も東雲と同じく出来すぎている部分があり…裏があるのでは…と姫乃を怪しむ事へ。
そして姫乃が入社出来た本当の理由が明かされていきます。それは人事部長である前川と面識があったから。前川を利用して姫乃は真奈や東雲と同じ部署に入社してきていたのです。
東雲と真奈の交際は順調の中…遂に姫乃が動き出します。
姫乃は前川から聞いていた噂を拡散しやすい社員にターゲットを絞ります。人事部の島田といった女性に接触していく姫乃。彼女に真奈のデマ情報を流していく事へ。
噂好きで口が軽い島田は一気に姫乃から聞いたデマ情報を拡散していきます。
その噂…真奈は好みの男性社員を贔屓にして男癖が実は悪い…などといった根も葉もない情報だったのです。
そして新しい部署へ異動となった真奈。
既に噂は届いており、真奈を目の敵にしていく女性社員達…。教育係の渋沢から嫌味を言われていく真奈。
同時に部署の空気感を察知。自分の知らない所で何かが起きている事を感じていきます。ここで第6巻は終了。次巻へ続きます。
親友は悪女【6巻の感想】
最高潮にクズ女である姫乃…。
そこまでして真奈から高ステータスの男性を奪いたいのか…。逆に驚かされます（笑）
悪い噂を拡散されてしまった真奈。
その内、東雲や橋井の耳にも入るはずですが、彼らは真奈を信じてやる事が出来るのか…。
お人好し過ぎて何も言い返せない真奈…。彼女には徹底的に姫乃を叩き潰して欲しいですが…。ここからどう展開されていくのか今後も期待しかない作品。
興味が出た人は是非、チェックしてみてください。とにかく悪女・姫乃にムカつき、ヒロインの真奈を応援したくなる漫画です！
親友は悪女
高校時代、真奈にとって唯一の友達だった高遠妃乃。社会人となり再会した妃乃はさらに綺麗になっていた。妃乃に聞かれるまま、想い人の存在を告白する真奈。妃乃が離婚したばかりであることを聞き、彼女を元気づけるため、同僚たちと行くバーベキューに誘うが、そこに現れた妃乃はいつもとは別人のようなファッション、そして言動を繰り返す。徐徐に妃乃の別の顔が見え隠れしていく。
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