青年漫画「鬼になる」をご紹介!
この作品は「髑髏は闇夜に動き出す」を描いたTETSUO先生の新作漫画!
平凡な家庭であった三船家を襲った悲劇に始まり…生き残った主人公・浩司の復讐を描く内容。スリルと恐怖が交錯する至極のサスペンスを味わいたい人におすすめしたい作品です。
グロエグな描写も盛り沢山になっているので耐性がない人は閲覧注意な漫画!
鬼になるはどこで読める?
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鬼になるの登場人物
ここではこの作品に登場するキャラクターをご紹介!
- 浩司(主人公)
- ゆう子(浩司の妻)
- サチ(娘)
- 大(息子)
- 謎のピエロ男三人衆
- 宍戸(ピエロ男の一人)
- 藤咲玲(浩司の協力者)
- 龍平(姉さんを慕う男)
舞台は三船家。
浩司、ゆう子、サチ、大、生まれたばかり赤ちゃんと5人家族だった三船家ですが…ある日…謎のピエロ集団に一家を虐殺される事態へ。
生き残った浩司が家族を破滅に追いやったピエロ男達に復讐を誓っていきます!
鬼になる【あらすじ・ネタバレ】
人はとてつもない体験をすると”鬼”になるという。とてつもない…暴力…自宅は血の海と化した…子どもは? 妻はなぜこんな…2児の父、三船は忙しく働く 平凡なサラリーマンだった。その平凡だが幸せな家庭は瞬時に”あいつら”に蹂躙された。三船は今、鬼と化して動きだした。『髑髏は闇夜に動き出す』のTETSUOが産み出す新たな恐怖の新地平。
鬼になる
1話ネタバレ
冒頭、三船家の緊迫した状況が描かれる。
拘束された主人公の浩司。目の前には同じく拘束状態の妻であるゆう子。
そしてバットを持ったピエロの仮面を被った男。
『旦那に別れのあいさつはすんだか』鬼になる(1話)
ゆう子は浩司に子供達を託す事へ。
そして無慈悲にバッドで頭部を殴打されていくゆう子。家の中にはもう一人のピエロ男。浩司の眼前に広がる光景は地獄であった。子供二人が殺されており…残るは二階にいる娘のサチ。
彼女を心配する浩司であったが…二階からピエロ男。彼は二階にいた娘を始末したと発していく。何故、家族がこんな目に合うのか…ピエロ男はこの状況になった事を自分がよく知っているはずだと告げて浩司の頭部を殴打。
前日の様子が描かれ、三船家の家庭環境が明かされていく。
仕事一筋で家事、育児は妻のゆう子に任せっきりの浩司であった。
娘の運動会にも仕事が忙しくて参加できないと告げる浩司。そんな彼に家族と過ごす時間も大切にして欲しいと伝えるゆう子。
そして運動会の様子が描かれる。
父兄も参加のリレーが開始。同級生は父親が参加する中…サチは浩司が来ないので先生とペアを組む事へ。
悲しい気持ちになるサチ。
『三船サチの父親です…遅れてすみません』鬼になる(1話)
浩司が駆けつけサチと一緒にリレーへ参加。
仕事を抜けて来てくれた事が嬉しかったサチ。リレーの結果も首位であった。ゆう子の言葉や子供達を見て父親として家族をもっと大切にする事を決意する浩司。
離れかけていた家族の絆が強固になった日でもあった。そして…その夜…ピエロ男達の襲撃を受ける事になる。この日は1992年10月。
頭部を殴打されて病院で寝たきり状態であった浩司。目が覚めて窓ガラスに反射する自分の姿を見て驚愕。白髪だらけで身体も老いていた。日付を確認すると2022年6月。約30年もの間…寝たきり状態であった浩司。
2話ネタバレ
病室のベッドの上で目を覚ます浩司。
身体は動かず…声も出ない状態。そして過去の記憶がまったく思い出せなかった。
担当医師から30年間昏睡状態であった事を聞かされる浩司。
現在70歳になっていた。
現実を受け入れられず…二週間が経過。家族の幻覚が見え隠れする浩司。
同時に元の身体に戻れるようにリハビリが開始されていく。リハビリ中…足を踏み外して手すりに頭をぶつける浩司。
同時に30年前の記憶が蘇っていく。
そのまま意識を失い病室へ。そんな中…病室に謎の人物が現れ…紙袋を置いて立ち去っていく。
目覚めた浩司は全ての記憶を取り戻し…涙を流す。ふと横を見遣ると娘のサチが大事にしていたぬいぐるみが棚の上に置かれていた。
紙袋の中には30年前の事件に関わる新聞の切り抜き。そして写真。
浩司は写真に写る人物を見て過去の記憶が鮮明になる。腕や顔に入れ墨の入った男。家族を奪った犯人の一人だと直感で察する。
浩司の中で何かが弾け…家族を奪った犯人達に復讐する為…鬼になる覚悟を決めていく。
3話ネタバレ
復讐心に駆られる浩司。
必死でリハビリをして歩行器無しで少しは歩ける状態へ。
病院を抜け出し…浩司は自身の自宅があった土地へ足を向けていく。既に平地にされており家族との思い出が蘇る。
絶望に暮れる中…雷が浩司を照らしていく。
一方、病院では浩司が抜け出した事で大騒ぎ。担当医師が意味深な言葉を呟いていく。
『先にあの方に知らせなくては』鬼になる(3話)
絶望に暮れていた浩司は街を徘徊。
道路に飛び出し…向かってくる車に轢かれそうな状況へ。
浩司へぶつかる瞬間に停車する車。同時に異常な音が聞こえる。車から降りてきた運転手がボンネットを見ると…手の平の形をしてへこんでいた。さらにとんでもない力が加わったのか…タイヤのサスペンションも折れている状態。
路地裏に入る浩司。
気分が悪くなり、身体の力も抜けてきて…路地裏にて倒れてしまう状況へ。そんな倒れた彼の前に謎の人物。
4話ネタバレ
目覚めた浩司。
彼は通りすがりのホームレス男に助けられていた。
約三日間も寝ていた浩司。
直ぐに起き上がって立ち去ろうとするが…ホームレス男は復讐は止めるように伝えていく。
『どうして知っている?』鬼になる(4話)
ホームレス男は紙袋の中を見ていた。
彼も当時の事件の事は覚えていた。直ぐに生き残った浩司だと察し…彼が復讐を目的にしている事を感じていた。
それでも立ち去ろうとする浩司。
男は追いかけ…写真の男を知っていると明かす。
実は彼も写真に写る男である「宍戸薫」といった男に家族を壊されていた一人であった。
『妙な偶然ってのは…あるもんだな』鬼になる(4話)
自分も浩司と同じ苦しみを知っていると明かす男。同時に宍戸薫をずっと追いかけてきた事を明かす。
情報があるなら教えて欲しいと訴える浩司。ホームレス男は彼についてくるように命じていく。
5話ネタバレ
宍戸が経営するバーに裏社会の人間が二人訪れる。
二人を出迎える宍戸。富田といった人物の紹介であった。二人の依頼の内容を語ろうとうする。
仕事は金と気分次第だと威圧する宍戸。
相手の若い衆が横暴な態度の宍戸に喧嘩を売っていく一触即発の状況。
『この仕事をしていてわかったことが二つある』鬼になる(5話)
二つのある条件について語る宍戸。
彼の威圧が本物だと察した裏社会の人間。宍戸を見込んで仕事を依頼しようと乾杯。
しかし、提供された酒には眠剤が仕込まれており…裏社会の人間が目覚めると拷問部屋のような場所で拘束されていた。
実は先に富田から訪ねてくる二人を始末するように依頼を受けていた宍戸。
嬉しそうにしながら裏社会の二人を抹殺。
一方、ホームレス男と共に宍戸の経営するバーの近場まで接近する浩司。
店に入れる裏口を探そうと単独行動。
浩司を追うホームレス男だったが…店から出てきた宍戸と遭遇。ホームレス男は元刑事であり…荒井といった名前であった。以前から荒井が自分の周りを嗅ぎ回っている事に気付いていた宍戸。
彼への恨みを晴らそうと隠していた包丁を手に持って威圧する荒井。しかし、彼に復讐する胆力など無く…怖気づいてしまう状況。そこへ浩司が現れて宍戸と対峙。
6話ネタバレ
睨み合う両者。
途中、宍戸の取り巻きが浩司を蹴り飛ばし威圧。
宍戸の代わりに浩司を始末しようとするが…腕が溶けて引き裂かれるような幻覚に陥っていく取り巻きであった。
只者ではないと感じたのか…宍戸が直々に浩司を始末する事へ。
宍戸の強烈な殴打を食らうが倒れず…彼の腕を掴んでいく浩司。宍戸の腕に圧力をかける浩司。彼は遊んでいた左腕を利用して浩司を引き離し殴打の連続。
恨みや憎しみを糧にして立ち向かおうとするが…怪力な宍戸の前で歯が立たず。一瞬の隙をついて荒井が浩司を連れて現場から立ち去っていく。
怒りが収まらない宍戸。
取り巻き達に直ぐに二人を捕まえて連れて来るように指示。路地裏に逃げて浩司をゴミの中に隠す荒井。自分が注意を引き付ける間に何とか逃げて欲しいと伝えていく。
『死ぬんじゃねぇぞ…爺さん』鬼になる(6話)
そう言い残して追ってくる取り巻き達の注意を引き付けて逃げていく荒井であった。
7話ネタバレ
囮になってくれた荒井。
しかし、宍戸の仲間達に囲まれて万事休す。
一方、浩司は荒井の安否を確かめる為、彼が住んでいたツギハギの小屋へ。荒井は帰って来ておらず…。
彼が自分と同じ宍戸に家族を殺された父親だと知って複雑な感情を抱いていく。同時に宍戸に殴打された部分に痛みが走る。
一度だけ宍戸の拳を受け止めた時に発した異様な力は何だったのか…感覚だけが身体に残っていた。
そして小屋へ宍戸の仲間が訪れる。
会話から荒井が捕まってしまった事を察する浩司。取り敢えず身を隠して発見から逃れる。
荒井は宍戸が経営するバーの地下室にて拷問を受けていた。宍戸に反抗して浩司の素性を一切明かさない荒井。覚悟を決めた咆哮をする荒井。
そんな彼に対して無慈悲に金属バットで殴打して殺してしまう宍戸。仲間に別の死体と一緒に山へ捨ててくるように指示。
宍戸の仲間達は3体の遺体をトラックに詰め込みトラックを走らせていく。そのトラックに飛び乗る浩司であった。
8話ネタバレ
山奥で遺体を埋める宍戸の仲間二人。
ライトの電池切れを起こして一人がトラックに戻っていく。
相手が一人になったのを見計らって奇襲をかける浩司。落ちていた中型の石で男の頭部を殴打。
倒れた男。
直ぐに遺体ケースを調べて荒井と対面。死んだと思っていた荒井だが…意識があり虫の息で生きていた。
荒井を連れて逃げようとする浩司だったが…トラックから戻ってきた仲間の一人と対峙。
『お前…まさか…』鬼になる(8話)
生きるには相手を殺すしかない状況。
宍戸の仲間も浩司や荒井を生きて返すつもりはなかった。
宍戸から受けたダメージが残っており…武力では圧倒的劣勢。最後の望みをかけて手に握った砂利を男の顔面に投げつけて視界を奪っていく。
その隙にライトを奪って暗闇に紛れる浩司。
少し奥でライトの光を見つけた男。浩司を追いかけていく。
9話ネタバレ
ライトの明かりが照らす方へ向かってくる宍戸の仲間の一人。
これはカモフラージュで浩司は男が視認出来る木陰に隠れて男の様子を見ていた。
ライトの明かりが騙しであった事を察した男。
苛立ちながら周囲を見回す。その隙を狙って背後から奇襲する浩司。
タックルしてお互いに法面から転がり落ちていく。途中…木の枝に掴まる事が出来て助かると思った男…その直後…浩司が男をさらに落とそうと執念の追い込みをかける。
『何者だ…この爺』鬼になる(9話)
浩司の剥き出しの執念に恐怖を抱く男。
そのまま転がり落ちて気を失いかける浩司。意識の中で娘のサチが声をかけてきて目を開くと…男に首を絞められていた。
腕に力が入らず絶体絶命。
太ももには折れた太い枝が刺さっていた。状況を打破するべく…刺さっていた枝を引き抜き…男の首元に刺す。
急所を刺された男はその場に倒れて死んでしまう事へ。人を殺してしまって動揺する浩司。同時に拳を握りしめて咆哮。ここで第9巻は終了。
10話ネタバレ
宍戸の部下を一人倒して荒井の元へ駆け寄っていく浩司。
荒井を連れて現場から離れようとするが…宍戸の仲間がもう一人いた事を思い出す。その直後…ナイフ片手に浩司の背後に回り込んでいた宍戸の仲間。
仲間が殺された事を知って浩司へ制裁を与えようとする。
ナイフで目をくり抜かれそうになる浩司。その間際…荒井が落ちていたスコップで男の頭を殴打。
スコップが頭にめり込み…荒井の方へ倒れ込むと同時に荒井の腹部にナイフが刺さってしまう。重症を負った荒井を病院まで連れて行こうとするが…ここで息絶える事をわかっていた荒井。
浩司への感謝を言葉にしながら彼に抱かれて息絶えてしまう。
宍戸の仲間が持っていた携帯が鳴る。浩司は電話を取って着信相手を確認。宍戸の仲間からであった。応答して宍戸に電話を変わるように指示。宍戸に宣戦布告してこの世から消すと意気込む浩司であった。
11話ネタバレ
宍戸の仲間達は必死で浩司の行方を探していた。
何人者の仲間が浩司を探すが手掛かりすら掴めず10日が経過。
コアメンバー達は浩司を見つけられない部下達に苛立ちを見せていく。宍戸自身も苛立ちを隠せない様子。
そんな中…コアメンバーの二人が浩司は戻ってきたフリをして遠くへ逃げたのではないかと推測。宍戸がビビる必要はないと口走ると…その言葉が宍戸に聞こえており…自分の仲間へ暴力を振るう宍戸であった。
『誰が何をビビっているだと…』鬼になる(11話)
仲間達にも少し不信感が走っていく。
最近の宍戸は少し様子がおかしいと。浩司が現れてから宍戸の様子が明らかにおかしくなっている事は明白であった。
取り巻き達は仲間を病院へ。残りは再び浩司を探しに回っていく。アジトに残った宍戸。酒を飲んでいると…一瞬目を離した隙…眼の前のソファに浩司が座っていた。
探していた男が現れてニヤつく宍戸。
間合いを図って宍戸が先制攻撃。それを躱し、ジッポライターを手に持っていた浩司はアジトのダンボールが密集している場所に投げ込んでいく。
炎が燃え盛るアジトの中…退路を立って宍戸と二人きりで対峙する浩司。命の取り合いが開始されようとしていく。
12話ネタバレ
12話は宍戸との最終決戦が描かれていく。
宍戸のアジトを炎上させ…室内で二人きりの状況を作る浩司。
家族への復讐を誓いながら…彼を煽って倉庫の奥へ引き込もうとしていく。宍戸を追い詰める為に下準備を施していく浩司。
倉庫の中を移動している最中…遂に宍戸に見つかって捕らえられてしまう事へ。
殴打され…地面に這いつくばる浩司。
しかし、彼の目は死んでおらず…持っていたバッグの中に手を忍ばせようとしていく。その不審な行動に気付いた宍戸。
バッグの中身を確認。
そこには大量の火炎瓶が用意されていた。彼がバッグに気を取られている間に落ちたナイフを拾う。その行動もしっかりと把握していた宍戸。
浩司の頭を掴んで無力化…。
しかし、浩司の狙いはガソリンの入ったタンクの前に宍戸を誘導させる事であった。ナイフでタンクに穴を開けてガソリンが飛散して宍戸にかかる事へ。
そのガソリンに火がついて大炎上。浩司も巻き込まれつつ…ここで第12話は終了。
13話ネタバレ
宍戸にガソリンを撒き散らして火をつける浩司。
建物は爆発して炎上。瓦礫に押し潰される浩司の意識化で娘が現れて目を覚ますように訴えられる。
瓦礫を押し退けて這い上がる浩司。
振り向くと半身火傷状態の宍戸と対峙。最後の白黒をつけようと訴える宍戸。
お互いに一歩も引かず殴り合いが開始。
彼の攻撃を避けて腕を引きちぎり…頭突き。それでも諦めない宍戸の最後の左ボディが炸裂。
浩司は受け止め…最後の力を振り絞って宍戸の腕を破壊。落ちていたバットを拾って家族を壊した男へとどめを刺していく。
炎上する建物の中から出てくる浩司。それを見て唖然とする宍戸の部下達。一方、隣のビルでは浩司を見つめる謎の女性の影があった。ここで第13話は終了。
14話ネタバレ
宍戸を倒して現場から離れる浩司。
怪我をしており歩くのも困難な状態。薄れゆく意識の中で宍戸との最後の会話を思い出す。
浩司は最後に自分の素性を宍戸に明かす。
当時の事を思い出すと同時に命乞いする。浩司は無視して他の仲間の居場所を吐くように追い詰めていく。さらにどうして自分の家族を襲ったのか真相を聞いていく。
宍戸は赤鬼の依頼だった事を明かす。
さらに「裏切り者の家族を殺せ」そう命令されていた。裏切り者とは一体何なのか…状況が理解できない浩司。
裏切り者、赤鬼について尋ねようとするが…ここで宍戸は死んでしまう。
謎が謎を呼ぶ中…意識がなくなる浩司の前に一人の女性が手を差し伸べていく。前巻で最後に描写された女性である。ホテルに連れられ目覚める浩司。怪我の処置がされており…助けた女性が姿を現す。
『傷が治ったら…次のターゲットを教えてあげる』鬼になる(14話)
彼女は一体何者なのか…何故、過去の事件の仮面男達の正体を知っているのか…ここで第14話は終了。
15話ネタバレ
浩司を助けてくれた女性。
素性を尋ねると「協力者」であると伝える謎の女性であった。彼女は浩司の家族におきた事件、仮面を被った連中の事も知っている事を告げる。
残りの二人についても正体を知っていると伝えるが浩司の怪我が治ってから相手を教えると告げていく。
部屋には謎の女性を「姉さん」と慕う男・龍平が現れる。
宍戸の仲間が血眼になって浩司を捜している事を報告。彼を見限って逃げた方が良いと姉さんに忠告していく。
それでも姉さんは浩司を見捨てる気持ちはサラサラなかった。その夜…宍戸の亡霊に魘される悪夢を見る浩司。翌日…ホテルから離れようとすると宍戸の仲間が既に居場所を突き止めており向かってきていた。
ホテルの廊下で鉢合わせ状態。
龍平が囮になろうとするが…非常ベル、消化器を利用して宍戸の部下を上手く捲る事へ成功。ホテルから三人で脱出する事へ。
16話ネタバレ
公園で遊んでいた子供と接触する謎の男。
母親は子供がいなくなって焦る。一度家に戻ると子供は帰ってきていた。
『鍵ならおじさんが開けてくれた』鬼になる(16話)
家の中には子供と接触していた謎の男。
勝手に冷蔵庫を開けて飲食。そして本題へ入っていく。謎の男が接触した家族の夫は警察官。さらに謎の男の組織に情報を流していた。しかし、裏切り「赤鬼」について他へ情報を流そうとした疑惑が生まれていると語る。
妻である女は夫が裏で何をしていたのか…実は知っており…身体を震え上がらせていく。夫と話をさせて欲しいと訴えるが…ベランダから突き落とされてしまう事へ。残された子供がどうなったのか…不穏な描写と共に結末はわからず。
そして商店街で浩司と謎の男がすれ違っていく。謎の男に何か感じたのか…睨みつける浩司であった。
17話ネタバレ
少し時間は遡る。
浩司は姉さんこと「藤咲玲」に商店街ですれ違った謎の男について聞かされていた。名は亜門。
彼の兄が浩司の家族を襲った三人組の一人であると告げる。情報は間違いないが亜門の兄は非常に用心深い男で失敗すれば二度と接触できない可能性がある事を示唆。
場面は商店街へ。
亜門へ接触する浩司。自ら宍戸を殺したのは自分だと訴える。そして次は亜門の兄を狙うと宣戦布告。
姿をくらませる浩司。
それを追いかける亜門。路地裏に入って奇襲を仕掛ける浩司であったが…亜門も腕っぷしは強く頭をシャッターに叩きつけられて気を失ってしまう事へ。
その後、亜門は兄へ連絡。
彼の兄は浩司を生きたまま連れて来いと亜門へ伝える。ここまでは玲達の作戦通りであった。亜門に捕まったのは…彼に兄の所まで案内させる為。浩司はGPSを仕込んでおり、それを追いかける龍平と玲。
18話ネタバレ
亜門に拉致されて廃工場へ連れて行かれる浩司。
そこには一人の男が待ち構えていた。亜門の兄であり、30年前に浩司の家族を襲った一人。
その男を前にして浩司は宣戦布告。
宍戸を片付けたのは自分である。次はお前だと。
その言葉を聞いて階段から降りてくる亜門の兄。そして30年前の事件について思い出していく。彼は二階に小さな娘が隠れていた事を語りだす。
娘は父親が助けに来るのは待っていた様子だったと語る亜門の兄。
同時に目の前の男が娘であるサチを殺したと判断した浩司。怒りが芽生えて亜門兄へ突進しようとしていく。しかし、亜門に取り押さえられる形になってしまう浩司。
さらに亜門兄は浩司に取り付けられていたGPSの存在へ直ぐ気付き、奪取して踏み潰していく。
浩司へ仲間の事を話すように伝える亜門兄。
しかし、龍平や玲についてのは情報は一切明かさないどころか亜門兄を煽る浩司であった。左目をナイフを切られてしまう状況へ。
同時に亜門兄は浩司を楽しんで殺す方法を思いついたと語り出す。さらに浩司にとって衝撃の一言を告げていく。
『娘は生きているぞ』鬼になる(18話)
その言葉に信じられないといった表情を見せる浩司であった。
19話ネタバレ
浩司は娘であるサチが生きているという事実を告げられる。亜門兄の回想として当時の事件が蘇る。サチを殺そうとしたのは亜門兄だったが、彼女は窓から飛び降りて逃走していた。
サチが生きていることが確認できたものの、状況は依然として不利なままだった。窮地に立たされた浩司だがその時、龍平と玲が駆けつけてくれる。浩司の仲間が到着したことで、亜門兄弟は現場から立ち去る。
怪我をした浩司は町医者のもとへと連れて行かれ、治療を受ける。意識を取り戻し目を覚ますと、まだ完全には回復していない状態だったが、サチが生きていると知った浩司は、すぐにでもサチを見つけるために行動を開始することを決意する。
20話ネタバレ
娘であるサチが生きている事を知る浩司。怪我は完治していないが娘を捜し出そうと動こうとする。浩司はサチの事を思い出すと居ても立っても居られない。
町医者が自分の娘を一度、別の部屋へ退室させる。
そして浩司が玲へ問う。娘であるサチが生きているかどうか知っていたのかと。玲はサチが生きている事を知っていた。
さらに玲は自身も奴らに家族を奪われた過去がある事を打ち明ける。復讐の為に浩司の力が必要である事を訴える玲。彼もそれに納得。復讐の為なら自分を利用しても良いと伝える。
同時に玲はサチの居場所を知っているようで…浩司へ明日、会えるように手配する約束。町医者が自分の娘を呼び出して浩司の身なりを小綺麗にするように指示。
一方、亜門兄弟。
意味深な言葉を呟きながら…サチと思われる写真を見ていた亜門兄。
場面は翌日へ。
身なりを整えてさっぱりした浩司。娘・サチのもとへ行こうと感情が昂ぶっていく。
21話ネタバレ
玲に連れて来られた場所は、とある公園。
この公園に浩司の娘・サチが現れると聞かされていた。その時を木陰で待つ浩司。遠くから様子を見守る玲と龍平。
そして浩司は公園にサチに似た子供を見つける。名前はエリカである。
エリカの母親が現れ…浩司はその顔を見るとサチとの記憶が蘇っていく。その姿は紛れもなく成人したサチ本人であった。
身体が無意識にサチへ向かっていく浩司。彼女も振り向いて遂に対面。しかし、サチは浩司を無視して立ち去ってしまう。目の前の男が父親だと気付いているのか…気付いていないのかは不明な部分。
しかし、心臓の鼓動は高鳴っていたサチ。公園から離れようとしていた時、エリカが持っていたぬいぐるみを落としてしまう。それを拾う男。亜門兄であった。危険人物と接触を果たしてしまったサチとエリカ。ここで第21話は終了。
22話ネタバレ
サチと接触した亜門兄。去り際にサチの過去を思い出させる言葉を投げかけていく。亜門兄の素性を知らないサチは同時に過去の自分の名前「三船サチ」だった事を思い出し、浩司の事を思い出しそうになる。
その直後、サチとエリカの背後には亜門弟が構えていた。捕まえるように指示を出す亜門兄。危険を察したサチはエリカを連れて逃げようとするが…髪を掴まれて捕まってしまう。
サチが窮地に陥る中、現れたのは玲と龍平。亜門兄は弟へ玲達を始末するように命令。玲達が優勢に見えたが…打たれ強い亜門弟の逆襲が始まって龍平が倒されてしまう。
玲一人の腕っぷしでは亜門弟とやり合うのは厳しい状況。そこへ鬼のような表情になった浩司が駆けつけてくる。浩司の姿を見て心が鼓動するサチであった。
23話ネタバレ
亜門弟に倒されてしまった龍平。そこへ浩司が現れる。サチを守る為に亜門弟と対峙。この時、心臓が激しく鼓動して鬼のような形相と異常な力を見せる浩司。
一撃の亜門弟の胸部を粉砕。
そのまま彼に止めをさそうとすると…亜門兄がサチを捕獲。人質を取られて手出しが出来なくなってしまった浩司。
亜門兄弟は煙幕をはって現場から立ち去ろうとする。その時、サチの娘が母親を追うが…無慈悲にサチの娘にナイフで切りつける亜門兄。
ギリギリの所で玲がサチの娘を庇って背中に大きな傷を負ってしまう事へ。煙幕と共に消える亜門兄弟。再びの再会と結末を楽しみにするよう浩司に伝えていく。
24話ネタバレ
サチの娘であるエリカを守って負傷してしまった玲をお抱えの医者の元まで運ぶ浩司たち。
直ぐに治療が開始されて命に別状がない事を聞いた浩司。立ち上がり一人でサチを助けようと亜門兄弟を捜そうとする。
医者から今の身体の状態で娘を守れるのか…忠告を受けると同時に玲から呼び出しを受ける浩司。ここも安全とは限らないのでエリカだけでも安全な場所に帰してあげて欲しいとお願いされる。
玲はエリカをサチを育てた両親の元へ送ろうと提案。サチを育てた人物の住所を手渡す。
一方、亜門兄弟に捕らわれたサチ。気付くと高層ビルの一室のような場所。そこには亜門兄があり、彼はサチに30年前の事件の真相を語り始めようとします。
25話ネタバレ
亜門兄に首を絞められるサチ。同時に喪失していた過去の記憶を思い出す。過去の忌々しい記憶を思い出し、目の前にいる相手が自分の家族を殺した男だと察するサチ。
怒りと悲しみがこみ上げる中、子供のもとへ返して欲しいと訴えるサチ。
亜門兄は静かに口を開く。サチを養女として引き取った夫婦の父親はある病院の理事をしていた。その病院で浩司は目を覚ましていた。そしてサチを引き取った夫婦はその事をサチに黙っていた。
一方、亜門弟。
彼は浩司の幻影に悩まされていた。同時に浩司から攻撃された胸の部分が痛み…心臓がトクン、トクンと波打ち…。
兄の所に訪れた弟はそのまま倒れて死んでしまう。浩司の脅威的な力を前にして倒れた弟を見て…浩司への怒りがこみ上げる亜門兄であった。
26話ネタバレ
26話は「九条家」といったエピソードです。浩司はハナと共にサチの娘であるエリカを九条の実家へ送り届けていきます。
九条家はサチを引き取り、今まで育ててくれた彼女にとっての新しい家族。浩司は九条家でエリカを送り届けてくれた、お礼をしたいと伝えられて、客間に案内されます。
客間ではサチの成長過程の写真が並べられており、サチを育ててくれた九条家に感慨する浩司。
待っているとサチにとっての義父となる九条正章が訪れます。彼と対面した浩司は自分が「三船浩司」である事を明かします。
病院からの情報でサチの父親である浩司が失踪した事を聞いていた正章。エリカを届けてくれた男が浩司で唖然としていきます。
27話ネタバレ
サチの育ての親とも言える正章と対面した浩司。二人で話す事となり、浩司はどうして九条家はサチを養女にしたのか追求していきます。
正章はサチを養女に迎え入れた背景に妻の想いが強くあった事を明かします。
正章の妻である和江は誰かがサチを支えてあげる必要がある事を本能で理解。妻の想いを汲み取って九条家はサチを養女として迎え入れていました。
次に正章が浩司へ質問。
サチがどこにいるのか…事情を知っているなら教えて欲しいと懇願。その直後、九条家に連絡が入ります。
相手は亜門兄。
電話を受けた浩司はサチの救出、亜門兄との決着をつけに九条家を後にしていきます。
28話ネタバレ
亜門兄からの連絡を受けて、席を立つ浩司。九条家から出ていこうとすると…九条家の警備を任されている男・西崎と対峙します。
西崎は浩司を試すような行動に出て、手負いの浩司に不安を見えます。その直後に正章が合流して西崎の素性を明かします。
西崎はサチをずっと脅威から守ってきた男。自分のせいでサチが巻き込まれてしまった事に反省を見せる浩司。同時にサチの救出に協力はいらないと伝え、玄関へ足を向けていきます。
玄関ではエリカ達が見送りに来てくれ…良い子で留守番してるように伝える浩司。そして彼は亜門と対峙するべく指定の場所へ向かっていきます。
29話ネタバレ
浩司は亜門兄のいる廃工場へ侵入。見張りの部下を静かに倒して亜門の居る施設の奥まで歩み寄っていきます。
一方、亜門兄は拘束していたサチのロープを解き、走るように指示。逃がしてくれるのかと思いきや…横を通り過ぎた時に腹部をナイフで刺されてしまいます。
娘・エリカの事を思いながら過去の記憶が少し蘇るサチ。意識が遠のいて倒れると同時に浩司がサチを受け止めていきます。
静かなる怒りを見せる浩司は亜門兄を睨みつけていきます。
30話ネタバレ
敵地へ単身乗り込み、サチを救出して囲まれてしまう浩司。彼の窮地に現れたのは九条家の警備担当・西崎。
亜門兄達の足止めを引き受け、サチを必ず家まで送り届けるよう浩司に伝えます。
現場を西崎へ任せ、浩司は怪我をしているサチを工場の外へ連れ出そうとしますが…追手に追いつかれて窮地へ。そこへ龍平も助っ人で現れ、浩司はサチを龍平に任せていきます。
西崎のもとへ戻ろうとする浩司。
その際、微かな意識の中で浩司の手の温もりを感じて失っていた記憶が戻るサチ。
父親である浩司を思い出していきます。
31話ネタバレ
龍平はサチを連れ、医者が待つ車へ。
無事に辿り着いて移動しようとしますが、亜門の部下に車を囲われ、医者も負傷してしまう事態へ。
一方、亜門兄と対峙していた西崎。
亜門兄の戦闘力は高く、間合いにすら入り込めない西崎は苦戦。
死を悟ったその時…西崎の背後に浩司の姿。遂に亜門兄と浩司が対峙して対決の火蓋が落とされます!
32話ネタバレ
亜門兄と対峙する浩司。自分が戻ってきた理由を語ります。
一方、サチを連れて医者と合流していた龍平。待ち伏せしていた亜門の部下に襲われ、窮地へ。
龍平は自分を犠牲にして、医者へサチを連れて逃げるように指示。
彼の強い意思を汲み取った医者は現場から離れていきます。
自分の最後を覚悟したのか…龍平は最後に姐さんと慕っている玲を思いかべていきます。
鬼になる【感想】
TETSUO先生の前作である「髑髏は闇夜に動き出す」もかなりグロエグ満載の復讐劇であったが…それを受け継いでいるかのような無慈悲な殺戮と恐怖が押し寄せる作品。
家族を壊されて生き残った浩司がこれからどんな復讐劇を繰り広げるのか第1巻から掴みはバッチリで非常に楽しみな作品。そしてピエロの仮面を被った男達の正体は一体誰なのか。
極上グロエグサスペンスを楽しみたい方は忖度無しでおすすめできる漫画です。気になった人は是非、チェックしてみて下さいね!
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※執筆時点の情報です。更新されている可能性もあるので必ず公式ストアでご確認下さい。
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鬼になる【作品詳細】
作品名 | 鬼になる |
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著者 | TETSUO |
ジャンル | 青年漫画 |
価格 | 分冊版:110円~220円(税込み)合冊版:528円(税込み) |