鬼の花嫁【6巻ネタバレ】両親と妹から花嫁を引き剥がす…遂に始まる新しい生活に期待!

鬼の花嫁

漫画「鬼の花嫁」第6巻をご紹介!

6巻では玲夜が花梨、柚子の両親の前で素性を明かしていきます。玲夜の家系を知って手のひらを返す両親が本当に滑稽。

一方、遥太は鬼龍院家の恐ろしさを知っていながらも…姉に嫉妬する花梨の願いを聞き入れてしまう事へ。今後の姉妹対決&鬼龍院対弧月家の戦い発展するのかも期待が高まります。

柚子は実家も飛び出して鬼龍院家にて新たな生活がスタート。取り敢えず彼女にとって最悪の場所から抜け出したのでこれから幸せになる事を願いたい!

今回もドキドキ、ハラハラを届けてくれてお腹一杯になれる内容に仕上がっていますよ!

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鬼の花嫁【6巻】ネタバレ

鬼の花嫁

玲夜の静かなる怒りが遥太へ襲いかかっていく。一瞬にして玲夜の前で燃やされてひれ伏す遥太。

そして柚子は身支度を整えて玲夜のもとへ。

『それより玲夜…あの人は大丈夫なの?』

倒れている遥太の事を心配する柚子。近づいて様子を見る。服は焼け焦げていたが肌は綺麗な状態であった。

人間とあやかしの違いを見て少し安堵する柚子。

一方、まだ玲夜の素性がわからない柚子の両親。玲夜を無礼者として見ていく。柚子の準備も終わったので自宅を立ち去ろうとする柚子と玲夜。

『ちょっと待ちなさないよ!』

二人を引き止める花梨。
遥太を酷い目に遭わせた事に怒りを抱いていた。

『弧月家に言いつけてやるんだから』

遥太の実家の当主に言いつけて報復を匂わす花梨。しかし、玲夜は至って冷静。構わないと告げて当主にも伝えておいて欲しいと花梨に言葉を残する。

『そこに倒れている狐が…俺の大切な花嫁にひどい怪我を負わせたとな…』

凄みのある玲夜に怯む花梨。
玲夜が何者なのか直接聞く事へ。自分の素性を明かす玲夜。

鬼龍院と聞いて両親、花梨ともに仰天。家を出ていく際…柚子は最後に今まで育ててくれた両親に最後の挨拶を済ましていく。

その後、鬼龍院家で新しい生活を迎えていく花梨。

まず鬼龍院家は柚子の祖父母へ護衛をつけようと手配。

『そんな御大層な…大丈夫ですよ…年寄ですから』

祖父は改めて玲夜と向き合って柚子を宜しく頼む事を伝えていく。その言葉を聞いて自信満々に柚子の事は任せて欲しいと伝える玲夜であった。

祖父母とも一旦お別れとなって柚子に新しい生活が始まっていく。

これから住む屋敷は本家でもなく玲夜の自宅であった事を聞かされて…鬼龍院家の財力の凄さに驚く柚子。改めて玲夜の花嫁になる事を考えると途端に緊張する柚子であった。

『ようこそ柚子…俺の花嫁』

不安がない訳ではないが玲夜を信じて新しい生活に挑戦してみる事を誓う柚子。

場面は柚子の実家へ。
倒れていた遥太の意識が目覚める。玲夜の恐ろしい霊力に驚かされる遥太。それでも彼がだいぶ手加減してくれていることがわかっていた。

『花梨の姉が…まさかあの方の花嫁なんて』

玲夜を存在を両親や花梨に説明する遥太。
本来なら自分が会話出来るような立場の人間ではないとレベルの違いを明かしていく。

しかし、柚子が玲夜の花嫁など信じられない柚子。悔しさが滲み出ていく。

さらに手のひらを返すように柚子の両親は何とかして柚子を家に戻せないか考えていく。その様子を見て苛立つ花梨。

『認めないわよ』

柚子に対して嫉妬が芽生える花梨。彼女は遥太へお願いをしていく。柚子を玲夜から引き離して家に連れ戻して来て欲しいと。

リスクが大きすぎる頼みに躊躇いが生まれる遥太。しかし、自分の花嫁である花梨の願いだと聞き入れて覚悟を決めていく。

『たとえ相手が誰であろうと…僕の花嫁を悲しませる男は許せない』

承諾した遥太に抱きついて悪い笑みを浮かべる花梨であった。ここで第6巻は終了。

鬼の花嫁【6巻】感想

鬼の花嫁

気持ちいいくらいに柚子を引っ張ってくれる玲夜。報われなかった彼女もようやく普通の生活が出来そうで何よりですね。

しかし、姉には負けたくない妹の花梨。
姉への嫉妬から暴走。柚子と玲夜を引き離す悪巧みを遥太に任せていきます。

玲夜と遥太では実力の差は明白。いずれ鬼龍院家と弧月家のあやかし戦争なんかに発展したら面白いですよね。それにしても花梨は柚子とまったく似ておらず憎たらしい子です(笑)

少女漫画ですがハラハラ、ドキドキさせてくれるストーリー展開は絶品。柚子と玲夜にはまだまだ多くの壁が立ちはだかると思いますが…今後の展開も楽しみな作品の一つです。

ひと味違った恋愛少女漫画を求めている人には是非、おすすめしたい作品!


鬼の花嫁

鬼の花嫁

原作・著者富樫じゅん / クレハ
価格143円(税込)

あやかしと人間が共生する日本。優れた能力と美しい容貌を持つあやかしたちは、時に人間の女性たちの中から“花嫁”と呼ばれる運命の存在を見出す。そして花嫁は、あやかしに繁栄をもたらす代わりに、あやかしからの絶対の愛を得るという――。妖狐の“花嫁”である妹を持つ柚子は、妹と比べられ、家族から愛されない日々を送っていた。我慢の糸が切れたある日、夜の街をさまよう柚子を、ある男が見出す。見たこともないほど美しいその人は、柚子を「俺の花嫁」と言い…!?

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