真綿の檻【12巻~14巻ネタバレ】幸せを奪ってきた本当の黒幕に気付くヒロイン…絶望の淵へ!?

真綿の檻

女性漫画「真綿の檻」第12巻~14巻の見所や感想、ざっくりとした内容をご紹介!

12巻の見所は…ようやく祈里が自分を縛り付けていた本当の人物に気付き始めていきます。

自分の味方だと思っていた母親が実は家に縛り付けていた張本人。その事実を察して絶望に暮れる祈里。母親の呪縛から逃れる事は出来るのか!?

13巻~14巻の見所は…母の本性を知り、彼女の呪縛から逃れられない事を察していく祈里。

生きる気力すら失い…精神も蝕まれる中…事故にあった日向の状態が危険な事を知らされていきます。日向のもとへ向かおうとする祈里ですが…娘と日向を会わせないため…祈里ママの命がけの狂気的な抵抗が開始されていきます!

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真綿の檻【12巻】ネタバレ

真綿の檻

この家から母を守る。
そんな強い使命を抱く祈里。直後に母が帰宅。父と離婚して家を出ていこうと説得を試みる。

しかし、母は家を出る気はまったくない様子。親を見捨てるような非道い事は出来ないと言葉にする。何故、母が家を捨てないのか…祈里には理解出来なかった。

ベッドの戻ったおじいちゃんを見ているとブツブツと呟いていた。よく聞くと…早く自分を殺して欲しいとボヤく姿。

直後に父が帰宅してきたので祈里は意を決して母を連れて家を出ていく旨を伝える。

その言葉を聞いて高笑いする父。
二人が家を出ていく事には賛成。自分は自由になれると嬉しがっていた。寝たきりの父は施設に入れれば良いと。

ここで違和感を抱く祈里。
父は以前からおじいちゃんの施設は反対していた。そんな人間が何故、施設に入れる事を容易く言葉にするのか追求。ここで父親から衝撃の言葉を聞く事になる。

自分は親父の施設入りは反対派ではないと。以前は祈里が泣いて頼む姿が面白くて反対していただけだと胸糞な言葉を放っていく。

父親がクズなことより施設入りを反対していたのが誰なのか…祈里の脳裏で一人の人物が浮き上がっていく。

買い物に出掛けた母が戻ってくると父親の表情も一変。直後に祈里の携帯へ弁護士の佐土原から連絡が入る。日向が事故に遭って緊急搬送。手術中である事を報告される。

その途中、母親に携帯を没収され…日向へ今後は会わないように言及。

自分を縛り付けていた本当の黒幕がようやく「母親」である事に察しがついていく祈里。膝を落として絶望を味わっていく。

真綿の檻【13巻】ネタバレ

真綿の檻

祈里は人生のあらゆる分岐点は母が仕組んだものだと察していく。この家から逃げれないのは母ではなく自分であった事を痛感。そして母も祈里の前で本性を見せていく。

祈里の勤める会社に勝手に連絡して仕事を辞めさせていた。祈里の将来など彼女にとって、どうでも良く自分が生きている間は祈里を我が物にしようといった魂胆が丸見えだった。

自分の人生は母親と共に終わる事を強く痛感していく祈里。仕事を失い家から出られない状態が続く。母親も監視するよう、いつも一緒にいた。

そんなある日、祈里は母に都農の時はどうして「妨害」行為をしなかったのか問う。母は都農が既婚者である事を知っており、既婚者が相手なら先はないと思っていたからであった。

気力を失い、死んだように生きる祈里。彼女の精神も蝕まれていく。そんなある日、自宅のインターホンが鳴る。対応する祈里。相手は日向の上司である弁護士の佐土原であった。

インターホン越しで日向の容態が悪い事を伝え、彼と会って欲しい事を告げる佐土原。祈里の中で鼓動が高鳴るが…背後には母親の姿。

真綿の檻【14巻】ネタバレ

真綿の檻

母の存在に身体が震える祈里であったが…彼女は母に反抗してスマホを返すように叫ぶ。承諾した母は二階に隠していたスマホを取りに行き、階段の上からスマホを投げる。

祈里がスマホを拾ったと同時に母を見遣ると…彼女はわざと階段から転び落ちていく。祈里を助けを求めて意識を失う母。物音で父親も来るが…悲劇の母親かと意識を失う母の頭を蹴っていく。

父の行為に呆れると同時に父と向かい合う覚悟を決める祈里。父の核心を突くと彼は娘である祈里へ暴力。母と同じような薄暗い笑みで父親を睨む祈里。その後、救急隊が自宅へ到着。

祈里は父が母を蹴り落とした。さらに自分も殴られた事を救急隊員に告白。

それから三日後。
祈里ママが病室で目を覚ます。担当医から娘の状況を聞いてヒステリックになる祈里ママ。そして病室の扉が開く。そこに現れたのは日向であった。彼は一体何を語るのか。ここで第14巻は終了。

真綿の檻【12巻~14巻】感想

真綿の檻

12巻の感想は…祈里の両親がこう言ってはアレだが…クズ過ぎる(笑)

父親に関しては態度も投げかけてくる言葉もガチで苛立つ。そして水面下で祈里を深淵に誘っていたのが母親。祈里に寄ってくる虫は排除。幸せを奪ってきた母親に祈里は立ち向かうのか…。

全てを察しつつある祈里が反旗を翻していくのか…今後の展開から目が離せなくなりました!

13巻~14巻の感想は…祈里ママが怖すぎ(笑)
階段から床に落ちるまでの間に描かれるシーンは怖すぎてゾッとしました。さらに父親が胸糞過ぎる!

祈里は母親の呪縛から解き放たれるのか…14巻の最後は救世主のように日向が登場。怪我をしている様子もなかったので…事故にあったのは嘘だったのか…。彼が祈里ママに何を語り、祈里を呪縛から解放してくれるのか…。

早く続きが読みたい程、深みに嵌ってしまうヒューマンドラマが描かれていきます!

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↓↓以下で「真綿の檻」のネタバレをまとめています↓↓
真綿の檻【ネタバレまとめ】衝撃展開の連続…母と娘の究極ヒューマンドラマ物語!