『新婚のいろはさん』6巻。もう結婚二年目の二つ目の季節(夏)であるが、当人たちが新婚だと言い張るからには新婚である。
新婚のいろはさん【6巻】あらすじ
舞台は夏で表紙はこの通りなのだが、二人でめかしこんで縁日に行く話は実は収録されていない。
いちおう近いものはあるのだが、その日が花火大会だっていうことを知らなくて、終わり際に行ってみたら店とかほとんど閉まってた、っていう逸話が一つあるだけ。
というわけで、全部紹介するには多いので、今月も抜き書きで紹介していくとしよう。
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新婚のいろはさん【6巻】ネタバレ
映画を観に行こう
『巨神レギオンⅢ』とかいう映画が封切られる。いろはさんが言うには、実はこの二人一回も今まで映画館デートはしたことがなかったらしい(さすがに単行本を遡って裏を取る気はしないが、そうだというからにはそうなんだろう)。ところが、始は「一人で行きたい」と言い出したので、いろはさんはふてくされた。
なんでも、三作目だから1と2を観ていない人にはきつい(あといろはさん向けの内容でもない)ということなのだが、実はいろはさんは昔(1と2はずいぶん昔らしい。というか、要するにエヴァだ)1と2を観ていたとかで、結局映画館デートとしゃれこむことになったのであった。
ダメダ記念日
たこ焼きが食べたい、とか突然言い出す。お祭りの屋台のたこ焼きである。だが、出かけるのが面倒くさい(二人とも)ということで、家で、あるものだけを使って、適当に作ることになる。結果的に出来上がったのはお好み焼きであった。
なお、単なる偶然だがこの日は実際に近所で花火大会があり、早倉哲子(お隣さんの高校生)にそれを教えられ、二人はのんべんだらりとそれに出かけて行くのであった。
少年時代からの告白
夏休みなので、実家に帰省したりもする。二人は幼なじみなので同郷である。帰り道、始君が「好きでした」とか言い出す。何をか今更と思ったら、中学生の頃から好きだった、という、超いまさらの振り返り告白なのであった。
お出かけ前の
始君(あるいはライジ先生)が珍しくお出かけ。まあ、仕事をしているのだからたまにはそんなこともある。いろはさんは「いってらっしゃいませのチュー」をしたがるのだが、始君はそれに気付かず、そのまま出かけて行ってしまう。
で、翌日、「やり直し」ということで、スーツを着ておでかけ体制の始君といろはさんは、無事いってらっしゃいませのチューをするのであった。チュー。
ちなみに出かける用事などは何もない(奥さんとチューをするためだけに着替えた)のだが、「会社に行くふりをして公園でボンヤリ過ごすつもり」などと言い出し、いろはさんに止められる始君なのであった。
ギフト
始君の誕生日がやってくる。「プレゼント何がいいだろう」などと哲子に聞くいろはさんである。「私に分かるわけないでしょう」と哲子は言うのだが、「マンガのファンは作者よりも作者に詳しかったりするから」などと食い下がるいろはさんである。それは漫画の話だと思うが。
で、結局「骨伝導ヘッドホン」を買うのだが、なぜそれが欲しかったことを知っているかというと、まだ少年時代の始君が、自分の使っていた手帳をいろはさんにあげたことがあって、そこに書いてあったんだそうだ。
新婚のいろはさん【6巻】感想
まあ、よくも悪くも相変わらずのシリーズである。すごく面白いというわけではないが、なんていうかすごく好き。ちなみに全六巻に到達したので、単独単一のタイトルとしては作者最長のシリーズの座を無事ゲットした。めでたい。
新婚のいろはさん
なんでもない毎日が、とても幸せ…。鬼才が送る、新婚夫婦の日常4コマ。
新居に引っ越してきた、いろはさんとハジメくん夫婦。ゼロから、少しずつ自分たちの生活を作っていきます。家電を買いに出かけたり、深夜にコンビニへ行ったり、そんななんでもない日常が、二人にはかけがえのない幸福なのです。読むものをたまらなくあたたかい気持ちにさせる(ギャグの冴えもそのままの)一冊です。
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