ママ、やめます【7巻ネタバレ】家族を支える為…中学生の娘が大胆な決意をしていく!?

ママ、やめます

漫画「ママ、やめます」第7巻の見所や感想をお届けしていきます!

前回で入院直前に自宅で倒れてしまった恭子。
容態はかなり進行しているのか…。恭子が倒れた事でより不安が生じていく娘のことみ。

一方、父親である保は自分が二人を支えなければいけない…そんな強い思いが芽生えて無理のある生活を行ってしまう事へ。

頑張っても雑然となってしまう自宅。仕事の調整もこれ以上は難しく給料の下がる部署へ異動も考えなければいけない…。

そんな家の裏事情を知ったことみ。彼女は進路についてある決断をしていきます。

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ママ、やめます【7巻】ネタバレ

ママ、やめます

恭子が倒れて目が覚めると病院のベッドの上。保とことみが心配そうに恭子を見つめていた。

二人に心配をかけてしまった…そう思いながら再び眠りについてしまう恭子。帰宅しようと車に行くと…ことみが思い詰めた表情。

『もう一回つきそっちゃ駄目か…聞いてくる』

止めようとする保だったが彼女を止める言葉がすぐに出てこない。

恭子の手が異常に冷たかった事に恐怖を感じていたことみ。彼女の傍にずっと居てあげたいと泣き出していく。

ここでことみがまだ中学生である事を認識する保。自分が恭子もことみもしっかりと支えてあげないといけない。そんな思いが強く芽生えていく。

場面は保の会社へ。
上司に掛け合って今後は定時で仕事をあがりたい旨を伝えていく。

しかし、ついこの前に仕事量を調整してもらったばかりであった。仕事を家に持ち帰って会社には迷惑をかけないと告げる保。

『定時にあがれる部署に異動した方がいいかもしれんぞ』

異動すれば給料は下がってしまう。
上司も治療費でこれからお金がかかる事を考慮して最終的に当面は持ち帰りで仕事を対処する事に許可を出していく。

仕事に家事と自身でしっかりとこなす事を決意する保。

仕事を終えた後はことみを連れて恭子の病室へ。面会の終了時間一杯までは恭子と一緒にいたいことみ。

彼女を出来るだけ恭子と一緒に居させた保は先に家事を済ませる為に一旦、一人で帰宅。

『よしよし我ながらカンペキ…いける!』

帰宅してから食事。
すぐにお風呂に入ろうとすることみだったが…保は風呂を洗う事を忘れていた。

その後…たった数日で自宅は雑然とした有様へ。

仕事に家事で疲弊していく保。邪な気持ちが少しだが芽生えてしまう。切り替えて仕事に集中しようとすると母親から連絡。

ここで恭子の母親に彼女が倒れた事を伝えていなかった事に気づく。

『恭ちゃんの実家にすら…やばいやばいやばい』

日々の生活に追われながら恭子の病室に顔を出していく保。彼が無理しているのは明白であった。

恭子はお義母さんにも頼るべきだと告げるが…自分でなんとかしたい保。これ以上、仕事を減らすと部署異動も可能性が出てきてしまうと。

『無理をしてでも稼がないと』

友人と電話をしていて戻ってきたことみが保の言葉を聞いてしまう。恭子は無理している保に喝。精神をすり減らすと保まで自分の二の舞になりかねないと。

彼女に言われて今後をしっかりと考える事を伝える保。一方、ことみは病室に顔を出さずにどこかへ立ち去っていく。

翌日。
ことみは早起きをして部屋の掃除と朝食を作ってくれていた。昨日のパパとママの話を聞いて自分も出来る事はやっていくと。

ことみの優しさで涙腺が緩む保であった。

場面はことみの学校へ。
彼女は職員室に顔を出して担任と対面。進路について相談をしていく。

『進路…就職に変更するので』

保の「無理してでも稼がないと」この言葉を聞いていたことみ。少しでも保を労ろうと進学ではなく就職の道を選択していく。ここで第7巻は終了。

ママ、やめます【7巻】感想

ママ、やめます

ことみの就職といった選択には保も恭子も怒りそうですね。相談も無しで勝手に進路を決めるなんて…。

この彼女の選択が吉で出るのか…凶と出るのか…。

保もことみも成長しているのは明確ですが背負過ぎている気もしますね…。難しい局面ではありますが…ここは家族で話し合ってことみの進路を決めるべきですよね。

そして近々…恭子の手術も始まると思いますが…彼女の病気は回復の兆しを見せていくのか…。

家族の成長。病気と闘う母親。徐々に個々が強くなっていく家族ドラマを楽しむ事が出来る作品。興味が出た人は是非、チェックしてみてくださいね!


ママ、やめます

ママ、やめます~余命一年の決断~

原作・著者咲間はち子
価格110円(税込)

42歳の大塚恭子は、反抗期の娘と口下手な夫の世話に追われ、「ママ」として家族のために生きてきた。そんな普通で慌ただしい生活が続くと思っていた恭子だったが、ある日突然「余命一年」であることを告げられる。
余命宣告にショックを受けつつも、「最期くらい自分らしく生きたい」と考えた恭子。ママに甘えてないがしろにしてきた家族に「ママ卒業」を宣言し、「恭子」を取り戻していく。

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