青年漫画「大蛇に嫁いだ娘」第24巻～25巻の見所や感想、ざっくりとした内容をご紹介！
24話は「小さな大冒険」といったエピソード。
主にイナ、時太郎の二人が山の中を冒険する物語になっている。兄妹の絆を深めていったり…山の獣と対峙して窮地に陥ったり…スリルがある中でもほのぼのした内容に仕上がっています。
さらに終盤では成長が飛躍。
言葉もまともに喋れるようになったイナの姿が描かれる事へ！
25話は「友達」というエピソードが展開されます。
ハイライトが当たるのは時太郎。外見は蛇だが言葉も喋れる。そして人間らしい性格をしている。彼は食べて寝てを繰り返すつまらない日常に不満。
友達が欲しいといった思いからイナと共に寺で字を習う事へ！
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22話～23話はこちら
大蛇に嫁いだ娘【24話】ネタバレ
冒頭、冬を超えてイナと共に山へ戻っていくミヨ。
母や弟も途中まで見送ってくれて…途中、安憬とも対面。やはりイナは安憬に懐く節があった。
そして久々に大蛇、時太郎とも再会。
家族四人の団欒を過ごしていく。その中で時太郎に噛まれても平気でいるイナも実は毒を持っている可能性が示唆される。
ミヨはそれを否定。
村人も何人か噛まれていたが何も症状は出なかった事を大蛇へ報告。
ミヨが屋敷の掃除をしているとイナ、時太郎が外に出たそうに訴えていた。自分の見える範囲までしか行かないだろうと思っていたミヨ。二人を外へ。そして大蛇が戻るとイナ、時太郎が居ない事に気付く。
二人はミヨの目を盗んで屋敷から離れた場所を歩いていた。
『もうちょっと二人の様子を見てないか？』大蛇に嫁いだ娘（24話）
大蛇が二人をしっかり監視する事を約束にイナ、時太郎を自由にさせる事へ。隠れながら二人を尾行。兄妹の小さな冒険が開始。
獲物を二人で分け合ったり…途中、狼と対峙して襲われそうになるが大蛇が実は遠くで威嚇していたり…どんどん山奥を進んでいく二人。
そして穴熊の巣にイナ、時太郎の二人が入ってしまう事態へ。
そこへタイミング良く現れる八兵衛。二人は八兵衛に頼んで巣から二人を連れ出して来て欲しいと懇願。大蛇にも恩を売れると思った八兵衛。お願いを聞いて巣から二人を地上へ帰す事へ。
二人の冒険を見れて感無量だったミヨと大蛇。そして月日は経過。ご飯の時間になってイナと時太郎を呼ぶミヨ。
二人は大きく成長した姿で木によじ登っていた。
大蛇に嫁いだ娘【25話】ネタバレ
時太郎は友達が欲しいと強く願っていました。しかし、周囲の動物たちは彼を恐れ、近寄ろうとはしない状況。その孤独な日々に時太郎は不満と退屈を感じていました。
そんなある日、ミヨが寺で字を習う手続きを始めました。新しい体験に胸を躍らせる時太郎。イナは最初は嫌がっていましたが、結局はミヨに説得されて字を習うことになります。
しかし、大蛇はこの計画に反対。その寺ではイナと時太郎だけでなく、村の子供たちも字を習いに来る環境。ミヨは大蛇を説得し、二人が特別な存在であることを理解しつつも、寺に通わせることは二人の成長のためにも必要だと強調します。
そして、字を習う日が訪れます。緊張と期待で心臓が高鳴る時太郎。彼は勇気を振り絞って隣の子供に話しかけましたが、冷たい態度を示されてしまう。その悲しい状況に時太郎の目には涙が溢れます。
その後も、時太郎は一生懸命に人間の友達を作ろうと努力しますが、子供たちは彼を恐れていました。
寺では常に孤立。
人間の容姿をしているイナは女の子から遊びに誘われていた。時太郎はその様子を見て居たたまれず寺を飛び出し、一人で崖へ向かう。どこか遠くへ逃げ出してしまいたい時太郎の苦痛な胸の内が明かされて25話は幕を閉じていきます。
大蛇に嫁いだ娘【24話～25話】感想
24話の感想は…小さな二人の冒険は心配ながら可愛くて最高の一幕！
意外と兄妹も仲良さそうなので安心。
そして24話の終盤では成長した二人の姿が最後に描き出されていきます。今後はイナ、時太郎のサイドストーリー的な要素も含まれていくのか…。
二人がまた地上にいる人間とどんな交流を図っていくのかも注目したい部分。取り敢えず今後の展開も楽しみしかない漫画です！
25話の感想は…時太郎の心情に迫る内容が描かれていきました！
見た目は蛇だが人間らしい性格をしている時太郎。彼の涙を見せるシーンはグッと来るものありました。
人間のように生きたい時太郎が今後どのような成長や人生を歩んでいくのか…非常に楽しみな側面を持ち合わせている内容でした！
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