恋と地獄【15巻～16巻ネタバレ】自己愛の重さが相手を苦しめていた…自分の恋に終止符を打つ！

女性漫画「恋と地獄」第15巻～16巻の見所や感想、ざっくりとした内容をご紹介！

15巻の見所は…ナオとケイの関係に終止符が打たれていきます。

ナオはケイの自己愛の重さに気付き、かつての自分がケイと同じだった事を知ります。ケイから身を引く決断をしたナオがタケルと禁断の関係へ戻るのか…それとも新たな恋の道を切り開くのか！？

16巻の見所は…遂にナオがタケルと関係に終止符を打って新たな自分の道を見つける内容！

今回でナオ編は終了といった雰囲気でしたね。
タケル、ケイを拒絶して新たな自分の人生を切り開く決意をしていくナオ。男性に依存していた女性が強い女性へと生まれ変わる姿は読んでいて非常に爽快でした！

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恋と地獄【15巻】ネタバレ

ナオが別れを切り出した瞬間、ケイの怒りは爆発した。「今まで楽しんでいたのは全て自分だけだったのか？」とケイは問い詰める。

しかし、ナオは「ごめん」とだけ言い、何度も彼に対して気づくべきサインを出していたことを告げる。

ケイはナオの言っている「サイン」に気付かなかったことに困惑を表し、「君のことがよくわからない」と落胆する。

「当初はケイに救われた」とナオはケイに向かって言う。

しかし、「当時と今とは状況が違う。今、君は私の本当の気持ちに気付いていない」的なニュアンスを付け加える。お互いの主張は平行線になり、ナオが家を出ようとすると、ケイは涙を流しながら自分の愛情を訴える。

ナオはその姿に対し、「自己愛が重い」と一言。ケイの涙を見ても心が揺れないことに気付き、彼から完全に身を引く決断をする。

家を出て歩きながら、ナオはかつてタケルに捨てられたときの自分を思い出す。その時の自分は、今のケイと同じだったことに気付く。そして、今、自分がかつてのタケルのような立場になっていることに気付いていく。

シイちゃんの言葉が自分を向き合い、変わるきっかけになった事で彼女へ感謝をするナオ。

そして本屋でのアルバイト中、ナオの前にタケルが現れます。ナオは店員としてタケルに接します。その直後、タケルは今夜一緒に飲もうと誘う事へ。承諾した後、バイトが終わって待ち合わせのお店へ。

息を切らしていたタケル。
お店まで小走りで来た事を聞いて、ナオは少し意外性を感じます。語りだすタケル。自分の中で思い出が残っている女はナオだと打ち明け…テーブルの下で彼女の足を踏む誘惑のサイン。

しかし、ナオは席を立ち、一度トイレへ向かいます。
今の状況を冷静に分析。過去にタケルを神だと崇めて惚れていたナオですが…彼も立派な普通の人間だった事を認識。トイレから出て席へ戻ろうとするとタケルが現れて突然のキス。

ナオはタケルの唇を強く噛んでいきます。彼を拒絶する行動へ。そしてタケルに対して物申していく状況へ。タケルは人を見下す事で安心する人間。本当は人間に臆病な男だと彼に辛辣な言葉を投げかけていきます。

過去とは違うナオの態度に驚きを隠せないタケル。しかし、タケルは自分から逃げた所で人間はそう簡単に変われるモノではないと忠告。そんな事は百も承知のナオ。その上で自分は新たな道を模索する決意を言葉にしていきます。

そしてタケルを突き放し、彼との関係に終止符を打つナオ。最後はアドバイザー的な立ち位置でもあったシイちゃんに連絡。一緒に飲もうと軽やかな声で誘っていきます。ここ第16巻は終了。

15巻の感想は…ケイは決して悪い男ではないと思うが…今のナオにとっては自分を満たしてくれる存在ではなかった。

やはりナオを満たす男性はタケルのような人物なのか…。
フリーになったナオが次にどんな行動を起こすのか注目が集まりますね。過去に自分の自己愛が重かった事にも気付いたナオ。新しい恋が生まれるなら上手くいきそうな気はしますが…相手が誰になるのか気になりますね！

16巻の感想は…やっとタケルの呪縛から解き放たれたナオ。今回のMVPは脇役的な立ち位置でもあったシイちゃんではないでしょうか。

彼女の自由奔放な恋愛観がナオが助けたように思えました。恐らくは今回でナオ編は終了だと思うので次巻から新たなエピソードが展開されていきそうですね。

次はどんな女性がどんな恋愛をして地獄を見て…新たな道を見つけるのか凄く楽しみです♪

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