1年A組のモンスター【4巻ネタバレ】突き落とし事件の目撃者に悲劇が訪れる!?

1年A組のモンスター(4巻)

英貴先生が描く女子校再生ストーリー漫画「1年A組のモンスター」最新刊となる第4巻。今回、万里が突き落とされた出来事を桃が学園全体を巻き込んでの事件に発展。

教師の仕事として自見太郎は解決に向けて動き出す事へ。

そして自見は事件の犯人と思われる問題児生徒・藪つばきと対面。彼女に真意を問うと共に自身の超ドライな主張を伝えていく。すると彼女は自見の過去にまつわる話を切り出す事へ。

その後、事件の真相を知るE組生徒・信子とすれ違うも彼女は教師から逃げる事へ。それが仇となり、彼女は自見太郎の前で交通事故。謎が謎を呼ぶ女子高生再生ストーリーに暗雲が広がっていく注目の内容です!

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1年A組のモンスター【4巻ネタバレ】

17話ネタバレ

崖から突き落とされて重症で意識朦朧の万里に対して衝撃な言葉を投げかけていく自見太郎。その後、万里は病院に運ばれて3ヶ所の骨折をしている事が判明。学校側は両親にどう説明すれば良いか頭を悩ませていると…。

既に万里の母親に連絡を済ませた自見太郎が戻ってくる。

『興味がないそうです』

万里の両親は意識があって体が無事ならそれでいい。他のことは一切の興味がなかった。つまりは娘の事などどうでも良い親であったのだ。自見にとって家庭の事情は教師の仕事の範疇を超えている為、踏み込む気は微塵もなかった。

そして教師としての勤務時間の終わりがやってきたので、いつものようにササッと病院から帰宅していく事へ。

一方、桃は意識が戻った万里のお見舞いへ。万里は意識朦朧としていたが自見太郎の衝撃的な言葉をしっかりと覚えていた。心の拠り所でもあった自見太郎に突き落とされる形となった万里。しかし、桃は教師であれば最低だけど平等に優しい奴であるとフォロー。

その後、桃は帰宅しようとする自見太郎を捕まえて、万里に投げかけた言葉の真意を問う事へ。

自見太郎の真意は放った言葉そのままの意味であった。とにかくドライな自分の内心を桃に打ち明けていく自見太郎。恋沙汰に一切の興味もないし、生涯童貞、生涯教師である事を述べていく。

そんな時に天竺先生も合流。最後に自見太郎は再び衝撃的な言葉を放っていく。

『嫌いです、本当に嫌いです。皆さんのことも教師の仕事も…』

18話ネタバレ

『どうして教師になったんですか?』

天竺先生が素朴な疑問を投げかけていく。自見太郎は答える。教師という選択肢以外なかったからであると。その後、自見太郎に質問攻めをしていく桃と天竺先生。

彼女達の「どうして?」といった質問に飽き飽きして一刀両断して帰宅していく自見太郎。

その後、自見太郎の言葉に自分自身を見つめ直していく天竺先生と桃。その中で桃は自分が万里の為に出来る事を思いつき、アイドルとして出演する生放送のテレビ番組内にて万里に巻き起こった事件をオブラートに包みながらぶっちゃけていく。

彼女の言葉は万里の親、自見太郎、そして万里に向けて届けられていく。

『担任の先生がきっと解決してくれる。友達の茉莉(万里のこと)ためにも』

桃がしっかりと自分の事を考えてくれている事に涙する万里。そして教師として万里の為に動こうとする自見太郎。そんな中、1年E組の教師である栄手先生のもとに電話が入る。

相手は藪つばき達に万里を突き落とした犯人にされようとしている信子であった。

『栄手先生、助けてください!』

19話ネタバレ

クロユリの花を片手に万里のお見舞いへやってくる自見太郎。桃がクロユリについて調べる。花言葉は恋と呪い。

『嫌味か』

万里は自見太郎にフラレながらもやっぱり自見太郎の事が好きである事を伝えていく。そんな彼女の気持ちは軽く無視して本題に入っていく自見太郎。崖から突き落とした犯人と思われる人物を聞き出していく。

万里は薄れゆく意識の中で『つばき』と叫ぶ声が聞こえた事を伝えていく。一方、喫茶店で信子から相談を受けていた栄手先生。彼女はつばき達が万里を突き落とした事を明かしていく。

しかし、相手がつばきである事を知った栄手先生。相手が悪すぎると伝えつつ、つばきと前担任教師の間で起こった出来事を語っていく。

病院では桃も相手がつばきだと厄介である事を語っていく。つばきの親は権力者で敵に回すと面倒だと…。しかし、自見太郎にとってはどうでも良いこと。犯人の目星を知った自見太郎は病院から去っていく事へ。

病院の入り口を出ると高山理事長と対面する自見太郎。

20話ネタバレ

場面は学校。
高山理事長と対座していく。理事長は万里の事件を早急に解決して欲しいと自見太郎に申し出ていく。

『わかっています、仕事ですから』

この言葉を聞いた理事長。おもむろに灰皿を持って自見太郎の頭部に投げつけていく。

『君のそういうところ本当に嫌いなんだよね、虫唾が走る』

理事長が自見太郎に近寄って何やら意味深な言葉を投げかけようとした瞬間…桃が割って入ってきて自見太郎にドロップキック。理由はクロユリの花の香りが体に染み付いて、通りすがりの子供達に悪口を言われたと怒りを見せる。

怒りをぶち撒けていると理事長室にもクロユリの花がある事に気がつく桃。

『そのクロユリの花は私から君に…自見先生』

一言呟いて、去っていく理事長。
一方、万里の病院には藪つばきがお見舞いにやってきていた。お見舞いと言うより皮肉な言葉を投げかけていく為に訪れただけ。つばきを拒絶していく万里。そしてつばきもまた意味深な言葉を吐いていく。

『私のことをわかってくれるのはきっと自見先生だけ』

20話の最後。
クロユリの花言葉の恋と呪い、実はもうひとつの花言葉が明かされていく。それは「復讐」であった。

21話ネタバレ

信子は1週間不登校になり、引きこもっていた。栄手先生はまったく動く事もなく不安に怯えていく信子。

一方、自見太郎は天竺先生と共に藪つばきの自宅を尋ねていく。あまりの豪邸に萎縮していく天竺先生。一方、自見太郎は単刀直入で聞いていく。万里を突き落としたのは君なのかと…。

つばきは嘘を吐いていく。
当日、万里を追いかけるE組の加瀬信子を目撃したと…。信子を犯人に仕立てあげようとしていくつばき。

一刀両断していく自見。
貴方がやったか、やっていないか聞いているだけ。はいかいいえで答えて欲しいと。

どこまでもドライな自分の主張を伝えていく自見太郎。そしてつばきが犯人だとしても「凄いお父様」が何とかしてくれるのではないかと問いただしていく。

『ふぅん…そうやって自見先生は城杏学園の黒崎百合子も見殺しにしたんですか?』

自見が以前に勤めていた学校の生徒の名前を出していくつばき。

結局、解答は得られなかったのかつばき宅を後にしていく自見太郎。すると入れ違いでやってきた信子と対面をする。二人を見るなり、逃げ出していく信子。

私じゃない…訴えながら逃げる信子。
彼女は天竺先生、自見先生の前でトラックに撥ねられていく。

『わかってくれるかと思ったのに…やっぱり教師になんて何一つ期待しちゃいけないのね』

窓辺から涙を流すつばきの姿。ここで4巻は終了。

1年A組のモンスター【4巻の感想】

1年A組のモンスター(4巻)

巻は進めど謎は深まるばかり…。
クロユリの花に隠された花言葉「復讐」は何を意味するのか…。そして未だに明かされない以前の学校で自殺した生徒と自見の関係。

そして増えていく学校での問題。
今後は教師の目の前でE組の生徒・信子が交通事故にあってしまう事へ。彼女はつばき達が万里を突き落とした現場を目撃している唯一の生徒。

問題だらけの1年A組を自見太郎は救う事が出来るのか…。今後も見所満載のお勧め学園系サスペンス漫画。興味が出た人は是非、チェックしてみてくださいね☆彡

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