漫画「血の轍」6巻ネタバレ!壮絶な告白と追求で再び毒に侵される!

血の轍(6巻)

押見修造先生が毒親をテーマに描く漫画『血の轍』最新刊となる第6巻の電子版配信が開始。今回も衝撃過ぎると同時に本当にこの漫画を読むのがだんだんと怖くなってきた…。面白いとかつまらないとか…そういった陳腐な言葉を超越した禍々しさが溢れ出ている…。

今回は迫ってきた吹石を振り切って母親である静子の下へ戻る静一が描かれていく。そこには壮絶な母親の告白と追求が待ち構えていく事になる。

毒親をテーマにした漫画は多くあるが、ここまで親の事を『怖い……』と感じたのはこの漫画の他にはない。もう主人公である静一は母・静子の呪縛から逃れられないのではと本気で思っている。

6巻の終盤では崖から落ちた、いとこである「しげる」の意識が戻るのだが…あの時の真実を話せるのか…疑問が残る形で幕引きとなっていく。とにかく、この漫画に少しでも興味や気が向くなら読んでみて欲しい作品である。今までの漫画では得られない『何か』を感じるはずだ!

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血の轍

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血の轍(5)

漫画「血の轍」5巻ネタバレ!同級生の愛情は母に似ていた!?

2019年2月28日

漫画「血の轍」6巻ネタバレ

求めてくる吹石を振り払って自宅へ帰ろうとしていく静一。その最中、橋には見覚えるのある人影。静子である。静一が帰ってきた事を悟ったのだろうか…泣きながら静一に抱きついて謝罪をしていく静子。

静一もまた母に酷い言葉を放った事を謝罪していく。

自宅に戻って今までの出来事を整理する為に二人は話をしようと伝えていく静子。自宅へ到着するとリビングが異様に荒れている事に気づく。そして、心配していた父親が出てくるも『何も言わないで』と静子から抑制されてしまう父親。

そして風呂に入る静一。
射精した跡の残るのパンツをくしゃくしゃにして徐に洗濯機の中へ。その後、用意されていた夕食を食べつつ、お話しタイムが開始されていく。ちなみに父親はおばあちゃんの家に行ってもらったと語る静子。

記憶の改変を刷り込んでいく毒親…

まずは静子が語っていく。
自分たちの関係がおかしくなりだした、しげるが崖から落ちた事件の事を。ようやく母親の本音が聞けるのだと思い食事を止めて身構える静一。

しかし、静一の脳裏にある当時の映像と母親が語る事は明らかに違っていた。

静子はしげるがバランスを崩して自ら崖から落ちていったと語っていく。助けようとしたけど間に合わなかった…。いや…違うだろうと思ったのか身を乗り出していく静一。静子がしげるを突き飛ばした現場を目撃している静一。

しかし、静子は淡々と話を続けて静一の中にある記憶の改変を刷り込んでいく。『嘘をつくな』といった表情を静子に見せていく静一であったが頑なにしげるは自ら落ちた事を主張していく静子。

禍々し過ぎる母親の主張を聞いていくと静一の脳裏にあった映像が改変。しげるは自ら崖から落ちて、静子が助けようとする映像が映し出されていく。戸惑いを見せる静一…。そして母の胸の中で泣いていく。

続いて静一の番である。
どこにいて、何をしていたのか話して欲しいと伝えていく静子。

壮絶な追求と豹変で心が壊れる静一!?

静一が目を泳がせていると立ち上がり、どこかへ行く静子。戻って来た静子は射精したパンツを持ち『これは何?』と一言。

吹石と一緒にいたこと、どこで何をしたのか、しどろもどろに語っていく静一。静子に関してはさっきまで優しい表情から一変。ゴミクズを見るような目で静一へ追求をしていく。

吹石との出来事を語っていく突然、静一の頭にパンツを投げつけて「うそつき」と一言。今までに見たことのない静子の表情。そして静一の腕を引っ張り、外に放り出していく静子。

ここからの静一は完全に静子に対して服従である。
吹石ではなくママを選んで戻ってきた事、ママの言う事を全て聞く良い子になる…自分を捨てないで欲しいと語っていく静一。ママの嫌いな人間を僕も嫌いになるとか言い出していく静一。

吹石の事は最初から嫌いであった。今後は近寄らないと誓っていく静一。すると玄関のドアが開いて「ゆびきりげんまん」で約束。その時、母親の中指の爪が剥がれているのか…血が滲んでいた。静一はその指を舐めて忠誠を誓っていくような仕草。

意識が戻り事態は急変!?

そんな中、しげるの意識が戻る。
急いで帰ってきた父親は静子と静一にしげるの意識が戻った事を嬉しそうに伝えていく。横目で静子の表情を見る静一。静子の表情は満面の笑みを浮かべていた…。

翌日、意識の戻ったしげるに家族でお見舞いへ行くことに。

静子の顔を見たしげる…。
『あ…ちょうちょ…』と呟いて6巻は幕引きとなる。

漫画「血の轍」6巻の感想

血の轍(6巻)

しげるは後遺症があるのか…。あの時の記憶は完全に喪失しているのか…。静子に突き飛ばされた事を立証するのは難しそうな雰囲気。

同時に一度は母離れへ向かいそうであった静一だが振り出しである。以前よりも強固な忠誠を誓う状態で…。

現状を見る限り、吹石が静一を救う事はかなり難しいのでは…。また吹石自身も家庭に問題があり拗れている部分もある。良い未来が見えない現状。静子、静一、吹石がどう交わって、どういった結末を生んでいくのか…。今後も楽しみな漫画である。

でも、読むのが少し怖い漫画でもある…。


血の轍

血の轍

原作・著者押見修造
価格648円

「惡の華」「ハピネス」「ぼくは麻理のなか」「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」など、傑作を次々と世に送り出してきた鬼才・押見修造氏が、ついに辿り着いたテーマ「毒親」!母・静子からたっぷりの愛情を注がれ、平穏な日常を送る中学二年生の長部静一。しかし、ある夏の日、その穏やかな家庭は激変する。母・静子によって。狂瀾の奈落へと!読む者の目を釘付けにせずにはおけない、渾身の最新作!!

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