漫画「あさこ」第22話の見所や感想をご紹介!
今回は人の持つ性へのデリケートな問題に切り込んでいく内容。その中で深雪(あさこ)も自身の持つ性をカミングアウトしていく事へ。
学生時代のさやかと大人のさやかの成長も伺える場面もあったりと深い人間ドラマが魅力のエピソードになっています!
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あさこ【22話】ネタバレ
セーラー服を着ようとしていた藤村を見てしまうさやか。自分の秘密を見られてしまった言葉が出ない藤村。
『あーごめんごめん…制服で遊んじゃって…』
深雪が助け舟を出していく。
すぐに納得して誤解が解けるさやか。しかし、無神経に藤村の心を傷つける一言を放っていく。
藤村をご飯に誘うさやかだったが…。
『いやだ…青島のこと…本当はずっと苦手だった』
さやかの無神経な言葉が藤村の心を傷つけると同時に彼もまたさやかに対して抱いていた気持ちを爆発させていく。
深雪や将司がいる前で拒絶されて混乱していくさやか。失恋のショックからすぐに自室に移動して布団にくるまっていく。
『ひどい…はずかしい…人前であんな…性格悪すぎ…だいっきらい』
藤村への気持ちが冷めていくさやか。
部屋に深雪が訪れて気落ちしている彼女を心配していく。同時に藤村の本質を理解しないで彼の悪口ばかり口から出てくるさやかに怒り見せていく深雪。
『優しくて理想の大人じゃなきゃ…いったい何さ』
一瞬だが凍りつくように鋭い表情になる深雪。その一瞬で深雪に対して恐怖を感じてしまうさやか。
『さやかからしたらあたしもキモくて無理な存在か…だってあたしバイだし』
まだ小学生のさやかに意味はわからなかった。
バイの意味が分からないなら親もしくは辞書で調べろと告げて立ち去っていく深雪。
失恋と深雪への恐怖からボロボロと涙が溢れて泣き出すさやかであった。
場面は現在へ。
過去を振り返って深雪の告白は当時だととんでもないカミングアウトだったと振り返るさやか。
再び過去の回想へ。
さやかは風邪もひいて体調は最悪。食事を食べようと母親の所へ。ちょうど母の友人も来ていた。そこで尋ねるさやか。
『ねーおかーさん…ばいってなに?』
バイの意味を知ると同時に母親の友人がさやかにそっちの気があるのか尋ねる。
必至で否定するさやか。
当時の概念ではLGBTが受け入れられていないので大人は「普通」ではない性癖を持つ人間には偏見であった。
『よかった…大人がこう言ってる…私はわるくないもん』
母親の友人は偏見の塊であり…当時はそれに納得するさやか。
場面は現在へ。
藤村とのその後を将司に語る。過去の一件以来、さやかと藤村は疎遠の仲へ。
そして母親になった現在のさやかはLGBTへ理解に肯定的であった。もし自分の子供がLGBTでも絶対に否定しないと想いを口に出していく。
『私はそういう大人でありたい…』
さやかの人間としての成長が垣間見れて安心する将司。同時に藤村が今…東京で何をしているのか気になっていく将司。ここで第22話は終了。
あさこ【22話】感想
今回はLGBTの話題に切り込んだり…深雪が見せる凍りつく表情など様々な人間ドラマが盛りだくさん。
学生時代のさやかは偏見の塊で見ていて痛々しい少女ですが…大人になった今は理解も示して安心しましたね…学生時代の性格のまま大人になっていたら怖かったですが(笑)
そして大人になった藤村は一体何をしているのか…。将司もそこは気になる部分のようで近い内に彼と接触する事になるかもしれませんね。
藤村の現在…そして深雪から手紙…この辺りを紐解くことで真実にグッと近づいていくのではないでしょうか。ミステリアスなストーリーに完全に嵌ってしまった自分がいるので早く続きが読みたい!
興味が出た人は是非、チェックしてみてくださいね!
あさこ
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