19。【あらすじ・ネタバレ】謎の糸が織りなし、紡ぐ友情と葛藤の青春ストーリー漫画!

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青年漫画『19。』はnaka先生が描くヒューマンドラマ作品。

主人公である真山といった男子高校生は不思議な糸が絡みついていく。その糸の行き先は同級生。さらに真山の日常は糸に囲まれている。

人の心に触れていく事で糸は形状を変えたり、姿形を変える。この糸の謎を解き明かす中で友情が育まれていったり…葛藤が生まれる青春ストーリーが描かれる作品です。

真山と糸の関係は一体何なのか…そして糸に繋がる同級生達との関係はどうなっていくのか…不思議な感覚に捉われる作品となっています。

特にヒューマンミステリー系が好きな人におすすめの漫画です!

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『19。』のあらすじ

主人公の真山はある日、自分の手に不思議な糸が絡みついていることに気付く。その糸は時に激しく掌を縛り付け痛みを伴い決して消えることはない。いつからか、真山は糸に覆われた担任教師、顔のない父親、糸に絡まった同級生たちに囲まれていた。そして糸に纏わる幼少期のトラウマ…。糸の謎を解き明かすため真山は人の心に触れていく――。糸が織りなす友情と葛藤を描く青春ストーリーが解禁!

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『19。』の登場人物

  • 真山(主人公・瑞樹とは幼馴染)
  • 梶(同級生・黒い糸に繋がれている)
  • 安堂瑞樹(同級生・赤い糸に繋がれている)
  • 藤原(梶の友人)
  • 佐藤麻耶(瑞樹の友達)
  • 佐田(クラスカースト上位の女子)
  • 森屋千里(瑞樹の幼馴染)

『19。』のネタバレ

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各巻のざっくりとしたストーリー内容をご紹介!(※ネタバレを含みますので注意)

1巻ネタバレ

主人公の真山。彼は自分だけにしか見えない「糸」が見えている。この糸が何なのか…彼にもわからない。

真山は掃除当番を終えて下校しようと下駄箱へ向かう。下駄箱の前には一人の女子高生。彼女の名前は安堂瑞樹。

真山とは幼稚園の時に仲が良かったらしく…学年中で虐められていると噂になっていた真山を心配。しかし、真山は彼女の事を覚えていない。

冷たくあしらって帰宅。自宅に到着してウトウトしていると幼稚園時代の事を思い出す。少しだけ瑞樹の事を思い出すが…同時に手へ違和感を覚える。

手を見ると赤い糸、黒い糸が絡んでいた。まったく解けない糸。さらに糸は外へ続いていた。自然と糸が続く方を追いかけていく真山。糸の先は暗い道で先がまったく見えなかった。

2巻ネタバレ

玄関先まで出てきた真山だが…糸に縛られて手も怪我をしていたので糸の行く先は明日、調査する事にする。

翌日の放課後は再び掃除当番になる真山。そして同じく掃除当番である同級生の梶。黒い糸は彼に繋がっていた。そして赤い糸は瑞樹に繋がっていた。

下駄箱で瑞樹と対面して昨日の素っ気ない態度を謝罪する真山。同時に瑞樹は真山をイジメているあろう人物の犯人探しをしようと提案。

瑞樹の中で犯人の目星は梶ではないかと推測をしていた。少し瑞樹に違和感を抱きつつも彼女と共に犯人探しをスタートさせる事へ。

翌日の登校中に梶と遭遇する真山。彼は自分が真山イジメの犯人だと噂になっている事を知っていた。同時に朝の下駄箱は騒然としていた。

その訳は瑞樹の下駄箱が傷つけられていたからである。その様子を見て梶が瑞樹に接触。強張った表情で瑞樹に一喝。この態度がさらに周囲へイジメの犯人は「梶」である事を際立たせてしまう。

先生も来て、さらに騒然とする中…真山が梶の事をフォローする。梶と学校を早退した後、最寄りの公園で瑞樹と対面する真山。

彼女の左手は糸に引き裂かれたような傷を負っていた。そして自身の内面を真山に吐露する瑞樹。彼女に自分なりの主張を伝える真山。それによって少し気持ちが晴れた瑞樹。真山に明日、校門前に7時集合を言い渡して帰っていく。

そして翌日。梶に接触する瑞樹。訳は真山イジメの犯人と言う噂を共に行動して消すのが目的であった。それまでは真山、瑞樹、梶の三人で仲良くしようと提案。

3巻ネタバレ

3巻は梶の過去が明かされる。
梶は中学生時代に虐められていた。担任も知っていたが臆病なままでは同じ事が起こると伝え、梶が自分自身で反抗する事を期待。特に問題に対して解決を目指す動きは見せなかった。

同時に中学時代、梶の友人であった藤原は彼を心配。

しかし、彼の物言いが結果的に梶を傷つけてしまって二人の関係はこの時からギクシャク状態であった。ちなみに藤原は同じ高校に通っている。

そんな中、真山の言葉で少し吹っ切れた梶。藤原と対峙して彼と久しく話す事へ。彼とのわだかまりが少し解消されると同時に梶の首に巻かれていた「糸」が少しだけ緩む事へ。

それに気付いた真山。梶をよく観察すると感情を表に出すほど糸も形状を変えている事に気付く。梶へもっと感情を表情に出すようにアドバイスをする真山。

4巻ネタバレ

学校へ登校してきた真山。下駄箱で先生と遭遇。ちなみに真山から見える先生と言うのは黒い糸で覆われている。当初から何か知っている風な口ぶりの先生。真山に友達が出来た事を喜ぶ。

その後、瑞樹が明日の13時に地図に指定した場所に来て欲しいと真山、梶の二人に伝える。翌日、指定の場所へ向かうと…そこは瑞樹の自宅であった。

瑞樹は真山、梶の二人をもてなす。
そして本題へ。彼女は普通だと思っていた友達が今日みたいなノリで接してきたらどう思うのかを二人に問う。

クラスで猫を被って生活している瑞樹。それを止める為のキッカケみたいなものを追求していた。そして真山達が立ち去った後、瑞樹の父親らしき人物が帰宅。

怯える風な瑞樹であったが勇気を振り絞って素の自分で接していく。翌日、学校で早速、瑞樹は自分の素が出せる友達を一人作っていた。彼女の名は麻耶。

彼女の口から白い糸が出ていたので気になった真山は瑞樹に背景を聞くと麻耶は声が突然出なくなってしまったらしい。

その後、真山達は麻耶の声が出なくなった原因を知っていく。友人関係のストレスであった。ただ、麻耶の友人の中には彼女を理解している女子が一人いた。

その彼女へ紙に文字を書いて感謝を伝えようとする麻耶。しかし、真山は口で伝えた方が良いと伝え…口から出ている白い糸を取る。というよりも引っ掛かっていただけであった。

白い糸を取ると声が出せるようになる麻耶。真山の行動が麻耶の感情を惑わせる行為であったが…真山と瑞樹のおかげで一人の生徒が救われていく。

5巻ネタバレ

体育祭が近づいてきて気持ちが沈む真山達。そんな中、元陸上部であった瑞樹がリレーの選手として選ばれる。

断れず仕方なくノリに合わせる瑞樹。同じリレー選手の中で小学校時代からの友人である千里も一緒にメンバーにいた。中学時代の千里との思い出が蘇る瑞樹。千里は所謂、沸点の低い問題児。敵を作りやすい女子であった。

一時期は距離を置いている時もあったが…結局は離れられずにずっと一緒にいる瑞樹。

一方、真山の下駄箱に異変が起こる。
最近は下駄箱の傷が収まっていたが新しい傷が増えて再発。さらに糸に手を縛り付けられる強い衝動。ちょうど下駄箱にいた梶が手の傷を手当してくれる。

手当て中、赤い糸の中に細い青い糸がある事に気付く真山。その青い糸に繋がっていた人物は真山と同じく瑞樹の幼馴染だった千里であった。

真山は青い糸は執着と嫉妬だと千里を見て判断。そして青い糸は真山に対して攻撃的な姿勢を見せていく。

6巻ネタバレ

赤い糸(瑞樹)に絡む青い糸の正体は千里であった。そして彼女の執着や嫉妬が瑞樹、真山に向けられる。この日、千里と一緒に帰る予定だった瑞樹だが…彼女は一人で帰ってしまう事へ。

真山の帰路中、待ち伏せしていた千里と対面。二人きりで話すと普段とはまったく違う表情を見せる千里。いわゆるツンデレ系であった。

瑞樹に素っ気ない態度を取って帰ってしまった事を気にしていた千里。真山に瑞樹が何か言っていなかったか尋ねる。

真山には素直な気持ちを吐露する千里。彼女から感じていた敵意は真山に向けられたものではなく、千里自身が自分に向けているものであった。

翌日、体育祭の練習に誘われる瑞樹。今までのようにノリに合わせる事を止めて参加しない事を告げる。さらに仲良しこよしもするつもりなはないと一刀両断。

千里に声をかけて一緒に帰る事へ。瑞樹の本心を見た千里。より彼女が好きになる。同時に瑞樹も千里となんだかんだでずっと仲良くしている自分の気持ちに気がつく。

一方、真山は担任に呼び出されて話していた。先生は真山から見ると糸に覆われた人間。クラスで進路相談の紙を提出していないのは真山だけだと伝える。父親と話したか問われると顔を歪める真山。

そんな彼を見て先生は今からうちに来ないかと真山を誘っていく。

7巻ネタバレ

先生の家に招かれる真山。先生の家も全てが黒い糸に覆われて真山には全部が真っ黒に見えていた。少し恐怖を感じながらも先生におもてなしされる真山。

そして本題へ入る。
先生は真山にメモ用紙を渡す。ここに進路を書いて欲しいと伝える。「進路」と聞くと真山の過去の記憶が少しだけ覗かれる。記憶では糸と母親が思い返される。

さらに先生と会話する中で先生は真山が「何か別のものを見えている」ように見えると言及。

動揺して顔色が悪くなる真山。顔だけ歪め…何も伝えず先生の家を後にしていく。自宅に戻ると既に父親が帰宅していた。真山にとって父親は透明人間のような存在。どんな顔をしているのかすら見分ける事ができない。

そして自室に戻った真山は進路の事で悩んでいく。一方、真山の父は何者からか連絡が入る。そして真山も関係しているのか…電話先の相手に意味深な言葉を伝える。

8巻ネタバレ

8巻では体育祭での一幕が描かれます。リレーで圧倒的な脚の速さを見せた瑞希。陸上部のエースより速い瑞希に周囲がざわつく。

そんな瑞希の元へ佐田と千里が訪れる。千里の瑞希に対するメンヘラぶりを見て秘かに楽しむ佐田。

一方、梶は藤原と隣の席。
気まずかった梶は真山を呼び出して自分と藤原の間に座らせる。こうして気持ちのバランスを立つ梶。また佐藤に関しては真山ラブになっており、彼にどうやって話しかけようと悩んでいた。

そんなこんなで意外と楽しそうな体育祭を過ごす事になる各々。最後は先生に言われた言葉を思い出す真山。先生から最近は「楽しそう」に見えると伝えられていた。

自分が楽しそうか梶に問う真山だったが…二人の会話がまともに成立するはずもなく…それでも昔よりは表情が穏やかになったように見える真山。ここで第8巻は終了。

9巻ネタバレ

9巻では新キャラが登場。真山の家庭教師になる裕太といった掴めない大学生である。

テストの結果が学年2位で落ち込んでいた真山。彼の中で無意識に成績は1番ではないと駄目。そう決めつけていた。しかし、自分自身で何故、1番じゃないといけないのかわからなかった真山。

そして自宅へ帰ると父親が裕太を紹介。彼は真山の父親が先生を務めている大学の生徒であった。そして突如、この日から真山の家庭教師を任されたと伝える。

初日は裕太から質問攻めに合う真山。掴めない裕太に困惑を示す真山。そして翌日…再び自宅で裕太が待っていた。彼は昨日の質問で真山を分析。

裕太の真山に持った印象は「親に迷惑をかけたくない優等生のいい子ちゃん」そんな分析をした裕太。真山の部屋で包帯とメモ用紙を見つける。

真山が隠している秘密を暴きたい願望が芽生える裕太。彼との出会いが真山に何かを与えるのか…ここで9巻は終了。

『19。』の感想

19。

まだまだ謎多き漫画で今後の展開も予測不能。真山に纏わりつく「糸」によって紡がれるヒューマンドラマの行き着く先は天国なのか…地獄なのか…。

糸で繋がる同級生以外にも顔のない父親、糸で覆われた先生、目を糸で覆われる生徒など謎が盛り沢山の内容。

糸の謎を解き明かす為、人の心に触れる事で糸の繋がりが垣間見えていくストーリーに仕上がっています。

今までにない不思議なストーリーを味わえる作品なので気になった人は是非、チェックしてみてください。コミックシーモアにて先行配信されています。

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19。

19。

原作・著者naka
価格198円(税込)

主人公の真山はある日、自分の手に不思議な糸が絡みついていることに気付く。その糸は時に激しく掌を縛り付け痛みを伴い決して消えることはない。いつからか、真山は糸に覆われた担任教師、顔のない父親、糸に絡まった同級生たちに囲まれていた。そして糸に纏わる幼少期のトラウマ…。糸の謎を解き明かすため真山は人の心に触れていく――。糸が織りなす友情と葛藤を描く青春ストーリーが解禁!

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