漫画「別れ話をしましょう」は三上キャノン先生が描く大人漫画。WEB広告で気になった人もいると思うが、この作品は2014年に電子書籍として販売されている。もう7年も前の作品だが、まったく古臭さはなく、むしろ今読んでも面白い内容に仕上がっている!
大人漫画なので男女の絡みシーンも当然だが含まれている。そして1冊で完結する漫画である。
登場キャラはデブでヒモな男。名前はないので便宜上、ヒモ男と名付ける。そして彼女の裕子である。ヒモ男に愛想を尽かした裕子。彼女の別れ話から物語は始まっていく。
FANZAブックスで配信中
220円→22円
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別れ話をしましょう【ネタバレ】
仕事もせずに1日中ゲームをして過ごすヒモ男に愛想を尽かした裕子は仕事から帰宅してすぐに別れ話を切り出していく。
聞き返すヒモ男。
同棲の解消ではなく、二人の関係を完全に終わらせたいのかと…。頷く裕子。その目に一切の笑いはなく冷淡にヒモ男を見据えていた。
交際当時を振り返っていく裕子。
学生時代のヒモ男はもっと痩せており、性格も明るくて活発。イケメンで憧れる女子も多数であった。そんなヒモ男が自分を好きになって告白してくれて天に昇る気持ちであった当時。
しかし、ヒモ男は就活に敗れてから落ちぶれていく。
裕子もヒモ男なら失敗から立ち直って乗り越えられると思って支える事を決意。それから2年が経過していた。ヒモ男の現状はデブでヒモでニートである。
『……ごめんなさい…もう限界なの』
既に裕子は必要な荷物は実家に送り届けていた。この部屋は自由に使っていいと残して立ち去っていこうとする。
『待ってくれ!裕子!俺の話も聞けよ!』
裕子といった芯の強い女性を褒め称えていくヒモ男。そんな彼女だからこそ、自分の出した答えを覆すことは不可能かもしれないと前置きした上でヒモ男は最後の願いを頼んでいく。
『頼む!最後にもう一回セ○○スさせて欲しい!』
裕子と過ごした5年間の集大成として最後に幸せな時間を自分に与えて欲しいと伝えていくヒモ男。裕子も思い出に浸って涙を流して承諾する事へ。
ヒモ男の狙いは快楽で繋ぎ止めること!
裸で裕子がシャワーから出てくるのを待つヒモ男。彼の魂胆が明かされていく。今の全て裕子が世話してくれる生活を捨てたくないヒモ男。
彼は自分の裕子を開発してきたテクニックで彼女の気持ちを繋ぎ止めようと考えていた。
『思い知らせてやるよ…自分が誰の女なのかをなァ』
裕子の感じる場所は全て把握しているヒモ男。彼女が愛撫されるとビクンビクンしてしまう部分を重点的に攻めていく。
ガクガクになっていく裕子の身体。ここだけはヒモ男に正直であった。そして受け入れ体制万全でトロトロになった裕子に自分のムスコを入れようとしていくヒモ男。
ゴム無しである事に躊躇う裕子。しかし、ヒモ男は絶対に外へ出す約束をして挿入開始。
裕子の身体を知り尽くしているヒモ男の容赦ないピストン運動にて快楽の狭間を行き交う裕子。
結局、ヒモ男は捨てられる!?
裕子をイかす事だけは一級品であったヒモ男。絶頂に近づいていく裕子。最後はベロチューしながら高速ピストン。そして問答無用で中出ししていくヒモ男であった。
『理解できたか…お前のメスが俺のオスを求めてるんだよ』
そして裕子に関係を考え直してくれないと伝えていくヒモ男。自分も変わる約束をしていく。ここまで完全に彼の描いたシナリオ通りである。
しかし、裕子は絡みも終わって冷静になると一つ尋ねていく。
『どうして中に出したの?』
変わる、約束するといった人間が中に出さない約束すら守れない。怒り心頭の裕子。別れのビンタを噛まし、さらに唾を吐き捨て立ち去っていく
。
現実逃避するヒモ男。ここで漫画「別れ話をしましょう」は終了となる。
別れ話をしましょう【感想】
これはもう完全にヒモ男が悪い(笑)
最低のクズ野郎であるがキャラが憎めない存在なのでまったく胸糞感がないのが凄い!
裕子も最後の最後で変わって欲しかったんだなぁ~と思わせる涙の場面もあって切ない面も有り。只、絡みシーンは完全にメスになっているので必見の描写である。
この漫画は電子書籍ストア「FANZA電子書籍」のみで取扱のある作品。1冊完結で価格は220円(税込)です。ボリュームは約20ページと少ないですが、読み応えは抜群。
気になった人は是非、チェックして見て欲しい大人漫画です!
FANZAブックスで配信中
220円→22円