だいぶ前に出てはいたんだが、ようやく紹介するタイミングが来た。『瓜を破る』5巻である。
作品名 | 瓜を破る |
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作者 | 板倉梓 |
ジャンル | 女性漫画 |
出版社 | 芳文社 |
雑誌 | 週刊漫画TIMES / ラバココミックス |
巻数(単行本) | 9巻まで配信中 |
巻数(単話版) | 64巻まで配信中(コミックシーモアで先行配信中) |
価格 | 単行本:715円(税込) 単話版:110円(税込) |
無料情報 | 単行本1巻が無料(3月31日まで) 単話版19話まで無料(3月31日まで) |
瓜を破る【5巻】あらすじ
相変わらず、複数のキャラクターの物語が平行して展開される。
既に個人エピソードを終了していると思われるみゆきはちょっとだけだが、今回大きくクローズアップされるキャラクターは三人。前巻から引き続きの染井、主人公であるところのまい子、それから40代キャリアウーマンの沢(まい子と同じ職場)である。
瓜を破る【5巻】ネタバレ
まい子
四巻から引き続きで、まずは鍵谷とデートしている場面から始まるわけであるが、デート先は映画館なわけである。
ポップコーンを二人で一つ買って、双方がちょいちょいと手を伸ばすから手がぶつかって、お互いに赤くなったりする。お前ら中学生ですかと思わないでもないが、甘酸っぱいのである。で、映画のあとはビアガーデン。そのまま駅で解散。
お互い性欲をもてあましてモンモンとしているのだが、「でもそういう安易な流れに持っていきたくない」という思いもやはりお互いにあり、我慢している。なのだが、駅で解散したあともやもやしたまま公園に行く、という行為を双方がやり、ばったりと出くわす。お互い手なんか握っちゃったりしてこのまま部屋に向かってベッドインかな、と思ったら鍵谷に急用が入った。
仕事(仕事の時間ではないが、急な呼び出しでヘルプを頼まれた)であった。というわけで、最後にキスだけしてこのデートはここまでということになった。
一旦別のキャラのシーンがここから挟まるのだがここでの解説は続けてやってしまう。
まい子は女友達に鍵谷のことを報告したりしている。たまたま、報告しているその場面で鍵谷から連絡が来て、次のデートに行くことになった。そのデートの場面が始まるあたりで巻をまたぐのでよくわからないが、またどこかにお出かけである。
染井
それなりに充実した人生を送っているはずだがなんとなく自分の生き方に物足りないものを感じている女、染井。
どうもずっと昔に別れた昔の恋人のSNSをずっと追っているらしいのだが(未練があるとかそういうことではなく)、その男が結婚する、ということが分かった。
相手の写真などを調べてみると、美人であった。
問題は、その男というのがいま漫画家として成功していて(付き合っていたころはプロではなかったらしいが)、本人がどうであるかはともかく染井の立場からはきらきらした感じに見えて、なんか自分のことを考えると落ち込んでしまう、ということなのだが、夫に「え?美人かもしれないけど君の方が好み」みたいなことを言われ、割と簡単に機嫌が直った。
ちょろいな。といったような感じで、染井編は終わりみたいな雰囲気である。
沢
バリキャリである。
別に同性愛者とかではなく昔付き合っていた男はいたらしいが、「恋愛にメリットもあることは分かっているが、デメリットとメリットを冷静に天秤にかけると、おひとり様生活の方が気楽でいい」という結論に至っている冷めた女なのだが、まだ性欲のなくなる年でもなし、ときどきカリカリして会社で荒れたりしている。
荒れた後で同僚にフォローをするくらいの理性と社交性はあるのだが、でもやっぱり割と荒れている。という感じで、このキャラの話はあとの巻にも続きそう。
瓜を破る【5巻】感想
あまりの甘酸っぱさに呼んでいる途中で悶えた。ガチで。まい子はいい。三十路処女萌え(古い言い回し)。
さて、染井のエピソードは割とあっさりと解決へと向かい(多分。これで解決していないとしても、人間の人生なんてそんなもんだろうし……)、新しくクローズアップされてきたキャラクターもいて、まだまだ終わりそうもないシリーズである、というか、たぶんそろそろ7巻が出た頃だったりする。実は。
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