サンダー3(2)
作者 池田祐輝
出版社 講談社
ジャンル 少年漫画
マルチバースSFアクション『サンダー3』、第二巻である。
サンダー3【2巻】あらすじ
主人公たち、異世界から来たほうのコミカルタッチの三人組(スモール3、と人物紹介には書かれている)、彼らが異星人たち(ここで言っている異世界人と異星人はまったく別である。
異星人というのは、リアル世界の中の別の星から来たと思われる存在のこと)に銃を突きつけられてるシーンで巻をまたいだのだが、スモール3には異星人たちの持っている銃らしきものなどまったく通じない。
あっけなくやっつけてしまった。
スモール3はぴょんたろうの妹、ふたばを探して異世界を冒険し始める。
お得に読むなら
コミックシーモア
サンダー3【2巻】ネタバレ
作中での時間経過がどうなっているのかいまいちよくわからないのだが、リアル世界はいつの間にか異星人たちに侵略されてしまったらしい。
巨大ロボットたちが我が物顔で東京を練り歩き、踏みつぶされて犠牲になる人間なども頻繁に出るようになっている。
ここで、実に今巻ページの半分近くに渡って登場するのだが、瀬上という男子大学生の青年が大きくクローズアップされて登場する。
何がどうということもない青年なのだが、かわいい女の子にサークルの勧誘らしきものを受けて、行ってみたらこわもての男がいっぱいいて、さてはこれは美人局(つつもたせ)だったか、とビビっていたら違う、と言われた。
ここは、異星人たちの侵略に対抗して結成された「リベリオン」を名乗るレジスタンス組織の拠点なのであるという。リベリオンの参加者のほとんどは、異星人に家族や肉親、あるいは恋人などを殺された人たちであるらしい。
瀬上は別にそういった事情があるわけではないので、リベリオンに参加するかどうか悩み、とりあえず拠点から外に出たら、ばったりスモール3の三人組と出くわした(別に知り合いでもなんでもないが、声をかけられる)。
そこで空を眺めていたら、自衛隊の戦闘機が宇宙戦艦らしきものと戦い始めた。
自衛隊のパイロットの人も、奥さんと子供をエイリアンに殺されてしまったらしい。
その回想シーンなどがひとしきり挟まれた後、戦闘機は宇宙戦艦に特攻する。効果があったのかはよくわからないが、そんな感じでとりあえず2巻は終わる。
サンダー3【2巻】感想
ちなみに妹ちゃんことふたばの消息もちょっとだけ描かれているが、宇宙船の中で、そこにつかまっていた変な動物のようなもの(これも異星から来たものなのかなんなのか)を勝手に檻から出して、それと仲良くなったりしている。描かれていることといえばそれくらい。
さて。スモール3の出番は今巻にはほとんどなく、話は大きく広がり始めている。2巻には「3人組のやってきた元の世界」に関する説明や描写はほとんどなく、ひたすらこの「リアルな世界」についての掘り下げが行われている感じである。
リベリオンという連中はマジのガチであるらしく、すでにレジスタンス活動においては重要であろう異星人の兵器を武器庫に蓄え始めたりしている。今巻では顔と名前くらいしか出てはいないのだがいちおう紹介しておくと、「ジーニアス」と呼ばれる青年、本名「皇恭治(すめらぎきょうじ)」、どうやらその人物がリベリオンの結成にかかわった中心的な人物であるらしい。
内容について語るべきことはだいたい語ってしまったので、とっくに出ている巻ではあるのだが2巻に載っている3巻の予告の話でもするとしよう。
3巻で、リベリオンは宇宙人との武力闘争を開始するらしい。スモール3もそこに合流し、ついでにいえば瀬上もリベリオンに参加することになるようだ。
ふたばも宇宙船の中で暴れ始める。何しろ彼女もスモール3の面々と同じで基本的にこっちの世界では無敵であるので、銃を突き付けられたりしているのだが、あんまり心配する必要はなさそう。といったようなところで、2巻の紹介はここまで。
お得に読むなら
コミックシーモア
NEXT(次へ)
サンダー3【3巻ネタバレ】リベリオンvs異星人!ツヨクナールスプレーで超常的な力!