最上級のグロエグ漫画である「パンプキンナイト」最新刊となる第5巻が配信開始。今回から新章突入といった具合である。そしてエグさも健在である。
お得に読むならコミックシーモア
649円→195円
4巻はこちら
目次
パンプキンナイト 登場人物のおさらい
パンプキンナイト
この漫画の代名詞であるカボチャ頭のモンスター。中身は尚子である。良心が欠如している究極の殺人鬼。
桐乃尚子(きりのなおこ)
パンプキンナイトの中身。第5巻から始まる新章では一時的に顔の傷が修復されて、元通りの姿で登場。実は美少女。
牧野和也(まきのかずや)
世界で唯一、尚子を受け入れた男性。過去巻では彼もまたパンプキンナイトになっていく。現在は尚子が死んだ精神的ショックから病院で治療中。
刑事
ちょいちょい進行役として登場してくる刑事。
比嘉
第5巻から登場する瀕死の尚子を助けた闇医者。腕は間違いない。そして5巻は颯爽と散っていく(笑)
パンプキンナイト【5巻】ネタバレ
28話ネタバレ
一人の老人が孫の写真を見ながら微笑ましく笑っていく。彼の秘書のような女性も老人に感謝の言葉をかけていく。この老人。元官僚で日本の通信事業に大きく貢献していた人物であった。
次の瞬間、秘書的な存在である女性の顔面が破裂していく。
何が理解が追いつかない周囲。老人が背後を見遣るとパンプキンナイトが銃を構えて乱射していく。車両の運転手も殺されて、車は重機へ衝突。生き残ったのは老人だけであった。
何故、こんな惨事が起きたのか…まったく理解の追いつかない老人。彼の前にパンプキンナイトが現れる。命乞いする老人。彼に一枚の写真を見せていくパンプキンナイト。
『この親子がお前に会いたがってまちゅ、だから殺ちまちゅ』
老人は轢き逃げ犯であった。
いわゆる上級国民であった老人。罪にも囚われず、メディアにも取り上げられない。のうのうと生きていこうとする人間にパンプキンナイトの鉄槌が下っていく。
世間ではパンプキンナイトが話題になっていた。
法で裁けない人間に鉄槌を下すカボチャ頭として。一方、桐野尚子が埋められた山中には彼女を追う刑事の姿。
埋められた場所を掘り起こして尚子の遺体を探していく。しかし、いくら穴を掘ろうと尚子の遺体は出てこない。むしろ、空っぽであった。
『桐乃尚子は…パンプキンナイトは生きている!』
そんな彼の背後にはフードを被った謎の人物が襲いかかろうとしていた。
29話ネタバレ
背後の気配に気づき、後ろを見遣る刑事。驚愕する。フードを被った謎の人物の顔は桐乃尚子だったのだ。逃げる尚子。追いかける刑事。
追いかけている最中、尚子の顔の傷がなくなっている事に違和感を感じていく。さらに足の速い尚子。刑事はまったく追いつけずに取り逃していく。取り敢えず尚子が向かった方へ行くと古い洋館へ辿り着く。
洋館の中に尚子の姿はあった。
『あいちゅ…誰』
記憶障害だった尚子。彼女の前にドクター比嘉が現れる。比嘉は穴から這い出てきた尚子を保護して治療した人物であった。さらに整形技術によって尚子の顔に皮膚を移植。
元通りの顔に戻していた。しかし、尚子の顔を見て歪む。
『チアノーゼ…また失敗か…』
完全に尚子の顔を治したい比嘉であったが上手くいっていなかった。しかし、生きているだけでミラクルだと比嘉に感謝する尚子。
同時に比嘉へキスをする尚子。
彼女を抱きしめて神へ感謝する比嘉であった。一方、刑事は洋館の所有者を調べて比嘉に辿り着いていく。
30話ネタバレ
ヤクザが集う事務所。
そこへ一人乗り込む尚子ことパンプキンナイト。たった一人で数十人の男達を惨殺していく。
狂気のパンプキンナイトに恐怖を抱いていくヤクザ達。勝ち目がないと判断して逃げる者も。しかし、扉を開けると仮面を被った比嘉。彼も尚子の活動に協力していたのだ。
ショットガンを放ち、逃げようとするヤクザ達を部屋に押し戻していく比嘉。
オレオレ詐欺を働いていたヤクザの中心人物を捉えて復讐へ来た経緯を明かしていく尚子。ヤクザは命乞いをする。しかし、問答無用で惨殺。そんな彼女の姿を見て、興奮する比嘉。
『無垢な魂から放たれる純粋な暴力…圧倒的なピュア』
比嘉は尚子なら世界を変えられると壮大な考えを持っていた。
31話ネタバレ
比嘉の尚子を発見した当時が思い返されていく。瀕死だった尚子を発見して大手術を施す比嘉。最初に会った時から比嘉は尚子の存在に魅入られていたのだ。
闇医者であった比嘉は尚子なら腐った世界を浄化してくれる役割を担ってくれると心のどこかで感じていた。そして現在。彼の予感は的中していた。
場面は変わって施設に入っている牧野和也。尚子の死がショックで自分の殻に閉じこもった状態であった。
そんな彼の元へ訪れる刑事。
和也に伝えていく。桐乃尚子は生きていると…。その言葉を聞いて生気が宿り、反応を示していく和也。
『泣いている場合じゃないぜ…尚子を…パンプキンナイトを止めるんだ』
一方、刑事と和也のやり取りを影で聞いていた人物。何者かに和也が目覚めた事をメッセージで伝えていく。
32話ネタバレ
比嘉は尚子の顔に新しい皮膚が定着しない事に悩んでいた。元通りの顔にしても移植した皮膚が壊死してしまう状態。部屋に引きこもる比嘉。
一方、少しずつ記憶の断片が脳内で再生されていく尚子。
山中を一人で歩いていると尚子が通りすがるのを待ち構えていた刑事と邂逅。彼を敵だと判断した尚子は殺す気で攻撃を開始。彼女の圧倒的な強さに押されていく刑事。
殺される寸前…。
『牧野和也が待ってるぞ!』
大声で張り上げると尚子の動きが止まっていく。そして和也の存在を思い出し、記憶が蘇っていく尚子。
「かじゅやがまってりゅ…』
嬉し涙をこぼしていく尚子であった。
33話ネタバレ
記憶が戻って自分を受け入れてくれた和也の存在を思い出して号泣する尚子。
刑事は和也は生きており、精神病院で治療中である事を伝えていく。それを聞いてどこの病院かと聞きかえる尚子。
『まちゃか…平山クリニックでちゅか?』
そのまさかであった。
場面転換。尚子が生きている事を知って和也も完全復活を遂げていた。同時に彼女が生きている事に嬉し涙。そんな中、屈強な男達が和也の部屋を訪れてくる。
そして部屋に入ってくる一人の女性。
顔を見てすぐに誰か気付く和也。鳴人の母親・黒木沙英(くろきさえ)だったのだ。
場面転換。
平山クリニックは危険だと刑事に伝えていく尚子。あの病院は人体実験をしていると…。自分も実験材料にされた事を伝えていく。
刑事は牧野和也の身に危険が及ぶ可能性を示唆。すぐに他の刑事を和也のもとへ向かわせようとしていく。しかし、それを阻止する尚子。屋敷に戻ってパンプキンナイトの格好をして和也のもとへ向かおうとしていく。
立ちはだかる比嘉。
指示なしで行動は許さないと尚子に伝えていく。比嘉は自分のエゴを伝えていく。記憶が戻った事を明かし、比嘉の人形ではないと語る尚子。
『和也を助けに行くんでちゅ、止めるなら轢いてでも行きまちゅ』
問答無用で比嘉を轢いて病院へ向かう。観念した比嘉も快く見送っていく。一方、平山クリニックでは黒木沙英に拘束されて暴行を受けていく和也。
ここで第5巻は終了。
パンプキンナイト【5巻】感想
怒涛の尚子復活劇である!
やはりパンプキンナイトは彼女がいないと始まらない!ちなみに本来の彼女は本当に美少女なので必見である。
そして新章もやはり鳴人や彼の一族がチラつく内容になっている。尚子は無事に和也を助ける事が出来るのか…。また比嘉は顔の皮膚を定着させるには「あの方法」といった意味深ワードも飛び出していた。
ただ、比嘉は死んでしまったので、もう尚子の顔を戻らないのか。あの美少女姿でエグい惨殺をするのが堪らないのだが(笑)
とにかく復活を果たしてくれたパンプキンナイト。今後の活躍に期待したい!
お得に読むならコミックシーモア
649円→195円
NEXT(次へ)
✅ パンプキンナイト【6巻ネタバレ】愛しの和也を助ける為…病院でかぼちゃ仮面が超大暴れ!?