漫画「1日外出録ハンチョウ」6巻ネタバレ感想!のんびり和めるグルメギャグ漫画!

1日外出録ハンチョウ(6巻)

鳴り物入りのスピンオフとして始まったこのシリーズもはや6巻である。おおむね、のんべんだらりとしたギャグ漫画という感じで落ち着き始めている。

漫画「1日外出録ハンチョウ」6巻あらすじ

いつもの通り各話完結方式である。二話またぎのエピソードが一つだけあるが、みんなで旅行に行くというだけでたいしたほどの話ではない。

1日外出録ハンチョウ(5巻)

漫画「1日外出録ハンチョウ」6巻ネタバレ

賛歌

帝愛の地下に、森口という青年がやってくる。見た目はまともそうなのだが、「無類の漫画好きで、漫画ばかり読んで仕事をしなかったから最終的に地下送りになった」と言う割合ガチのクズである。実は大槻も無類の漫画好きなので、大いに話が盛り上がる。そして漫画好きは他にもいるので、そいつらも混ざってさらに盛り上がる。地下の監視役の黒服の中にまで漫画好きはいるので、そいつらまでスピーカー使って混ざってきてさらにさらに話は盛り上がる。以上。

恋話

大槻、若かりし日の切ない恋の夢を見て、それを仲間に話す。男はみな恋バナ好きなので、大いに話が盛り上がる。そしてやっぱり男はみんな恋バナ好きなので、他の面子も混じってさらに盛り上がる。地下の監視役の黒服だってやっぱり恋バナは好きなので、そいつらまでスピーカー使って混ざってきてさらにさらに話は盛り上がる。以上。

指名

「ブルボンドラフト会議」というのが始まる。そもそも帝愛の地下には物販があり、そこではお菓子なども売っているわけで、それを仕切っているのが大槻ら班長の面々なわけであるが、ブルボンのお菓子は特に人気なのである。過去、ブルボンのお菓子の高額転売などが行われて問題になったことがあり、ブルボンのお菓子だけは黒服が仕切って各班でダブりが無いようになどいろいろと工夫が凝らされている。その模様を描いたおはなし。

巻貝

外出の終わり際、石和(大槻の仲間)が辻の占い師から「君はいますごい幸運のオーラが出ている」と言われる。詐欺の手口だと一笑に付す大槻だったが、石和が工事現場でアンモナイトを掘り出したりだとかやたら幸運を本当に振りまき始めるので、ちょっと宝くじを買ってきてくれ、と頼んだ。だが宝くじを買ったときには石和の運は尽きていたので、単に損をしただけで終わったのであった。

暴徒

久々に「脳内大槻会議」が出てくるのだが、会議自体はしない。夜中になんとなく暴飲暴食がしたくなった大槻は、コンビニに行って手当たり次第にいろんなものを買い、思うがままに欲望を解放させるのであった。そういえば『孤独のグルメ』にもこんな話あったな。

旨酒

最近なんとなく調子の悪い大槻、外出をすることにした。朝から日本酒など飲んで寛ぎに寛ぎまくり、英気を養う大槻なのであった。原点に返ったような短編である。

車旅

これと次の話は続き物である。善光寺詣でのために「36時間外出」の許可をもらった(誰でも許可されるわけではない。大槻は黒服の覚えがめでたいので特別である)大槻らは、レンタカーを借り(運転するのは黒服だが)、朝からいい気分で旅に出かけた。

濃密

途中の高速道路サービスエリアで豪遊を始める面々。楽しい時間はあっという間に過ぎていくもので、遠足みたいなノリで楽しんでいた大槻たちもすぐ地下へと逆戻りすることになったのであった。

漫画「1日外出録ハンチョウ」6巻の感想

1日外出録ハンチョウ(6巻)

いい意味でも悪い意味でもぎらついたもののない、なんていうかあれだ、昼間やってる誰だか知らないタレントが出てくるそれも地方ローカル局の旅番組のようなノリのギャグ漫画になっている。ブラタモリではなく。

といったようなところで、次巻に続くのである。


1日外出録ハンチョウ(5巻)

1日外出録ハンチョウ(5)

原作・著者福本伸行 / 萩原天晴 / 上原求 / 新井和也
価格660円(税込)

劣悪な環境の地下にいながら、「1日外出券」で地上での休み方を模索する男・大槻班長‥‥! 夏の夜の餃子パーティー‥‥! ザワークラウト発酵‥‥! 話題の最新映画鑑賞‥‥! 横浜中華街で中華店はしご‥‥! 休み方ならワシに聞けっ‥‥! 大槻ハンチョウ外出録、絶好調第5巻っ‥‥!

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