米代恭先生が描く漫画「往生際の意味を知れ!」第21話。
今回は日下部由紀が父親(由紀にとっては夫)を殺した監禁部屋の存在が明らかになっていきます。幼い時に見た監禁部屋の存在を知った日和。遂に今、市松の協力を得て、その存在を明るみにしようと企んでいきます。
また妹の千世子。
彼女が姉である日和や珠緒に抱く本当の気持ちが明かされる事へ。姉妹の確執はかなり深い…。どうなるのか!?
往生際の意味を知れ【21話】ネタバレ
3姉妹の過去の回想から。
日下部家では父が姿を消してから、母親である由紀はかつてないほどの優しさを3姉妹に見せていく。そんな中、日和は毎日自分の部屋から「ドンッドンッ」と音がする事を妹たちに告げていく。
その話を聞いていた由紀。
一緒に三姉妹と寝る事へ。そんな母が優しい生活に幸せを感じていた日和。
場面は現実へ。
日下部家では「ガンッガンッ」といった大きな物音が鳴り響いていた。
珠緒と千世子が音の鳴る部屋に向かっていく。
部屋にはドアガードがしてあり、扉は少ししか開かない。
『おい、市松!あんたでしょ!わかってんだから!』
千世子の怒号が市松に向かっていく。そんな千世子の姿を見て唖然とする珠緒。千世子はコンジェルジェから工具を借りてくるように珠緒へ指示を出していく。
しかし、断る珠緒。
彼女は妹への疑問を口にしていく。どうして母親の味方をするのかと…。
『なんでお母さんの味方すんの?』
『たまちゃんは…私にこの暮らしをさせてくれる?』
歩けず病弱な千世子にとって現在の生活は非常に水準が高くて居心地が良かった。日和達についていっても生活水準はキープできるのか…。そこが千世子にとって最も大きなポイントであった。
一方、物音でお手伝いの人間が廊下に出てくる。千世子はすぐにコンジェルジェと警察に連絡するよう指示を出していく。
『あなたたちみたいな能天気な偽善者に…ついていきたくない』
場面は変わって過去の回想シーンへ。
日和は部屋の物音が気になっており、幽霊対峙と称して音が鳴る母親の仕事部屋に侵入を試みていく。
そして日和は10歳の時、母親の仕事部屋に潜入して見てしまう。一見すると普通の仕事部屋であったが、本棚の隙間にくぼみを発見する。奥を覗くと驚愕する10歳の時の日和。
場面は現実へ。
『…どうしてお父さんを監禁したの?』
日下部由紀は日和に接近。彼女を顔に手をあてて伝えていく。
『私は監禁なんてしていない…そんなことするわけがない』
当時の事がフラッシュバックしていく日和。監禁部屋を見つけた当初も彼女は由紀から脅されていた。
一方、騒ぎを聞きつけて由紀のマネージャーである浅倉が訪れる。この物音を工事だと思いこんでいる由紀。
『お母さんはこれをずっと工事の音だと思ってたの?』
市松に連絡して進捗を問う日和。壁は貫通。後は鉄筋を切断すれば良いだけであった。しかし、警察が訪れる。市松を煽ってやる気を出させていく日和。
『見せてあげるよ…お母さんがお父さんを監禁して殺した証拠…』
往生際の意味を知れ【21話】感想
意外と姉妹の確執が深い…さらに仕事部屋に監禁部屋…。一体、日下部由紀とは何なのか。得体の知れないBBAである(笑)
まだ監禁部屋は残っているのか…。
何だか証拠隠滅の為に由紀は既に監禁部屋を改装していそうな気もしなくもない…。
無事に今回の日和の策略は功を奏すのか…。次巻も楽しみである!
往生際の意味を知れ!
主人公・市松海路(いちまつかいろ)の元に、突如、7年前に失踪した元カノジョ・日下部日和(くさかべひより)が現れた。 恋い焦がれ、待ち望みすぎて、元カノ教の敬虔な信徒と化していた市松に、 彼女の無理難題な要求が明かされて… 『あげくの果てのカノン』米代恭が新時代を切り開く、深呼吸必至の元カノ×元カレ=ラブコメ!?
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