漫画「遺書、公開」4巻ネタバレ!明かされる序列の真相と送信した人物!?

遺書、公開(4)

陽東太郎先生が描く漫画「遺書、公開」最新刊となる第4巻の配信がスタート。この漫画は自殺した生徒が残したとされる遺書を巡って学生達の様々な思惑や人間模様が交錯していく作品。

4巻では遂に『序列』と言われるクラスカースト順位を記した内容の真相が明かされていくと共に、クラスメイト全員に序列を送信した人物が判明していきます。

また今まで目立たなかった人物などが急に怪しさを増していき、多くの伏線を仕込んでいたり。そして序列の真相が明かされると同時に歪んだクラスの流れがさらに湾曲していく事が示唆されていきますよ☆彡

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遺書、公開

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遺書、公開(3巻)

漫画「遺書、公開」4巻ネタバレ

冒頭は3巻からの続きで、池永・廿日市・名取にして不登校女子生徒である絹掛の家に訪れた所から。絹掛は遺書が置かれた当日、誰よりも早く学校へ登校しており、教室から池永が出てきたのを目撃していた重要人物。

彼女の考察では池永が遺書をクラスメイトの教室に置いたと考えています。そんな池永が自宅に訪れていた事から彼に監視されているのではないかと恐怖に怯える絹掛。

池永達の応答に応えず居留守をする事へ。
そんな中、去り際に絹掛に手紙を書き残してポストに投函していく池永。池永、廿日市共に含みを持たせるような描写もあり。

どうでもよかった遺書公開…

翌日、ホームルーム後に遺書公開が開始される。この日は遺書公開11通目となり友人に急かされて峠谷(とうげや)といった女子生徒が遺書公開へ立候補。

彼女の遺書公開は自殺の原因であったり、真相に迫るような進展はなく、自分の汚い部分を曝け出して友人達に謝罪する一面が描かれていく。

彼女の遺書公開はある人物が脳裏を過るように『クソどうでもよかった』ような遺書公開となる。

意外な人物の意外な一面が明かされていく…

そして翌日。
ホームルーム後に遺書公開の展開へ。ここで蘭といった女子生徒がある疑問を投げかけていく。

『序列が自殺に関係しているのではないか…』

この言葉を皮切りにクラスの流れは序列は誰が何の目的で全員に送信されたのか…。そんな疑問と犯人探しの気持ちが先行していく事へ。結局、この日は遺書公開なく下校する事に。

蘭といった女子生徒は序列を送った人物を知っており、連絡を取り合っていた。そして次の遺書公開で立候補しないと序列を送った事を全員にバラすと告げていく。

翌日へ。
再びホームルーム後、遺書公開が始まる。今回、自ら立候補してくるのが今までまったく目立つ事のなかった山根といった男子生徒。見るからに陰キャの生徒である。

彼の遺書公開が波紋を呼んでいく。
遺書には「あのこと」は秘密にしておくといった意味深な内容。「あのこと」とは何なのか当然だがクラスメイトに問われる事になる山根。

彼が語った「あのこと」とは自分が序列をクラスメイトに送信したと言うモノであった。ざわつく教室内であったが一人だけ納得のいかない生徒がいた。それが蘭である。

その場で蘭は立ち上がり、知っている事を打ち明けていく。

本当に序列を送信したのは三宅といった男子生徒であり、山根は嘘をついていると…。一気に明かされる序列を送信した本当の人物。同時にそこまでして山根は何故、嘘をついたのか…。

嘘がバレた事で山根の口から「あのこと」の真相が語られていく事へ。それは喫煙であった。

山根は休み時間など屋上で煙草を吸っていた。その現場を姫山は知っていたのだ。あまり知られたくなかった事もあり、嘘をつき状況を撹乱してしまった事を謝罪する山根。

そして蘭の主張によってクラスの注目は序列を送信した人物、三宅に注目が集まっていきます。

序列の真相が明らかに…!?

翌日。
朝のホームルーム後、遺書公開が始まる。皆が注目する三宅が公開をしていく事へ。

遺書を読み終え、序列を送信した事を懺悔して謝罪する三宅。しかし、序列を書いたのは自分ではなく、落ちていた紙を拾ったら序列が記されており、面白くなりそうだからクラスメイトに送信したと明かしていく。

では、序列を作った人物は誰なのか…。
察しの良い人物は三宅の遺書から序列を作った人物のヒントを得ていく…。それは『人間観察力』に優れた人物、又は趣味の人物ではないかいと…。

ここでバツを悪そうにしたり、一部の察しが良い人間からの視線を浴びる事になるのが廿日市である。

同じ日の放課後、廿日市が自ら遺書公開を立候補。
彼女は自ら序列を作った事を認めていく。ただ廿日市の序列は自分の趣味の範疇であり、悪意はまったくなかった。紛失したモノを三宅が拾い、序列といった形で送信されていた事に内心は驚愕していたのだ。

序列がクラスメイトに送信された一連の流れがわかった後、廿日市は『序列は序列ではない』事を明かしていく。

日頃から人間観察をしてクラスメイトを様々なテーマでランキング付けする事を趣味としていた廿日市。

皆がクラスカースト順位だと思いこんでいた序列…実は廿日市が考案した『学級会で発言しそうな人』ランキングであった事を明かしていく。

廿日市の『序列は序列ではない』発言を皮切りに歪んでいたクラスはさらに歪みを増していく事へ。順位を誇っていた者、恥じていた者…その差異は取り払われて、より混沌とした人間模様になる事が示唆されて4巻は幕引きとなります。

漫画「遺書、公開」4巻の感想

遺書、公開(4)

急展開となった第4巻。
姫山が自殺した理由や真相はまだまったくわかりませんが…(笑)少なくとも序列が大きな理由ではなさそう!?

そして4巻で目立つ形になったメガネ陰キャ生徒、山根。
彼もまだまだ何か隠している雰囲気がプンプンとしています。またこの漫画の主人公的な立ち位置にいる池永。彼も裏がありそうなので今後、何が明かされていくのか非常に楽しみ。

遺書公開はようやく折り返し地点といった具合なので、まだまだ複雑で奇妙な人間模様が楽しめそう。自殺した女子生徒が遺した遺書を巡って交錯していく人間ドラマが面白い作品。興味が出た人は是非、チェックしてみてください☆彡


遺書、公開

遺書、公開

原作・著者陽東太郎
価格628円~660円(税込)

灰嶺中学2年D組は新学期に「2-D序列」と題したクラス全員の序列が記してあるメールが届く。しかし、“序列1位”の姫山椿はクラスの不穏な空気を打ち破る。姫山のおかげで普通のクラスになったかと思われた11月──。姫山が校内で自殺してしまう…。葬儀の帰りに教室に戻ったクラスメイト達の机に姫山椿から「遺書」が置かれていた! 死者からの「遺書」を巡り2年D組の闇が暴かれる!?

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