ないしょの予習【2巻ネタバレ】二股する男女の密な関係性が悶絶と禍々しさを醸し出す性春漫画!

ないしょの予習(2)

完全にふたまた恋愛漫画になってきた『ないしょの予習』2巻である。

ないしょの予習【2巻】あらすじ

ないしょの予習(2)

いちおう、二巻でもまだ名目上「予習」と称せられる浮気(と明言しておく)イチャイチャが続くのだが。だんだん、「予習」という言い訳も怪しくなってくる。そして、浮気なのかどうかもよく分からない。二人とも完全にマジである。

だが、坂東は南さんのこともちゃんと好きで、南さんとの関係も進展していっているのも事実なのである。

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ないしょの予習(1)

ないしょの予習【2巻】ネタバレ

ないしょの予習(2)

二人乗り

生徒会の仕事でなんか買い物に行くことになった坂東と北見さん。予習である、と称して自転車で二人乗りをすることになる。最初は北見さんが横乗りしていたのだが、それでは車体が安定しないので、結局後ろから抱きつく格好になる。おっぱいが思いっきり背中に当たる。だが、それだけならまだよかった。坂東からは北見さんの表情が見えないわけだが、一瞬、通りすがりの建物の窓に北見さんのすごくいい笑顔が映っているのを坂東は見てしまう。

下着の脱がせ方

「二人乗り」から時系列的には直接続いている。二人乗りしていたら雨に降られたので、神社の境内で雨宿りすることになった。他には誰もいない。そうなったら当然、こいつらは乳繰り合い始めるのである。あろうことか、やることが「下着の脱がせ方」である。しかも先に下から。そしてブラも脱がせて、なんかもうわけがわからなくなりつつある坂東、思いっきり乳を揉みまくり、乳首にも初めて触らせてもらう。なんか、このまま最後まで突入してしまうのでは……?と見ていてハラハラするのだが、よくあるパターンとして、メールが来た。南さんは坂東の「誠実さ」が好きなのだ、という内容のものであった。瞬間的にものすごい罪悪感に襲われた坂東、さすがにそこで手が止まった。

好きって言う予習

両カップル、それぞれでデートをしていたのだが、なんか合流してファミレスで四人で飯を食うことになった。ほかの二人がトイレかなんかで席を外し、坂東と北見さんが二人になる。「実はまだ南さんに好きって言って無い」というので、「私で告白の練習していいよ」とか言う北見さん。坂東は思わず、ガチトーンで北見さんに恋愛感情を打ち明けてしまうのだった。まあ、まだぎりぎり練習という建前が生きてるんだけど。

なだれこむ予習

体育祭。当日。なんか用があって、坂東と北見さんが校舎の中に入り、たまたま二人きり。特に何の練習と言う口実もないのだが、坂東は辛抱堪らなくなって北見さんを押し倒してしまう。チャイムが鳴って正気に戻り、行為は中断されるのだが、「今のなに?」と北見さんに聞かれ、「えーと……なだれこむ練習」とか言ってごまかす坂東であった。いや、ぜんぜん誤魔化せてないけど。

プールデートの予習

プールでデートをする予習だ、と称し、二人して水着を着て夜の学校に忍び込み泳ぎ始める。で、密着し合って、あげくお互いの身体を愛撫し合う。よくここまで来て本番前で止まっていると思うが、逆にそこがエロいのである。

だが、南さんともうまくいっているわけなので、後日、南さんとも夜のプールに忍び込んで、南さんとキスをする坂東であった。2巻おわり。

ないしょの予習【2巻】感想

ないしょの予習(2)

うわー……なんていうか、うわー……悶絶ものである。よい。それほどまでに良い。だが、同時にひどく禍々しい。

この作品、どう考えてもハッピーエンドは待っていないと思うが……最後どうなるんだろう。これもそんな何十巻とか続けるようなテーマのシリーズじゃないと思うが、これはもう絶対に最終巻まで全部買う、と固く心に誓う筆者であった。


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原作・著者森井暁正
価格715円(税込)

誰にも言えない秘密の関係──。親友の彼女と始めた“ないしょの予習”。キスや手繋ぎ…色んな予習は全部ホントの彼女と上手くやる為…!!とはいえ[よくない事]だと解っていても、止まらないリビドー!!曖昧で危うくて切ない、そんな青く未熟な思春期の衝動が此処に─…!!胸がギュッとなる、新感覚背徳ラブコメ!!!

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