『ナエドコセイジョ～転生聖女は幸せの異世界で●される～』をご紹介する。同人・成人指定作品、サークル名「極楽将軍」である。カテゴリは乙女向け／ティーンズラブ。
ナエドコセイジョ【あらすじ】
タイトルからお分かりの通り、いわゆるひとつの異世界転生である。転生する人は、基本的なお約束通り現代の現実の地球の日本人。女性。働き過ぎが原因で倒れたらしい。
女性向けにはよくあることだが、転生先の世界は「なろう系ファンタジー」の世界ではなく、「彼女自身が創った物語の世界」。オリジナルは本人が子供の頃描いた絵本である。で、目覚めると聖女になっていて、ベッドに寝ていて、スチュワートとかいう王子がいた。それらすべて自分が作った世界なのであるが、スチュアートは「聖女のお役目を確認する」とかなんとか言いながらおもむろに性行為を始める。
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ナエドコセイジョ【ネタバレ】
主人公は「これは夢だ」と思っている。なのだが、挿入に至ると「痛み」を感じたらしい。
スチュアートはちゃんとしっかり前戯を十分にしているし、聖女というのはこの世界では（前も後ろも）処女ではないらしいのだが、痛いらしい。そこだけ前世のまんまになっているのかもしれないがよく分からない。ともかく、一発やって、主人公は気絶してしまったらしく、気がついたら元の世界……なんてことはもちろんなく、まだ異世界のままだった。ここがどこなのかよく分からないが、召使みたいなのは大勢いて、聖女は長いこと眠っていたらしい、ということを説明される。
さて、スチュアートがまたやってくる。彼が言うには、聖女は悪い魔法使いだかなんだかに魂を異世界に飛ばされ、十年間眠りについていたんだそうである。それがこの世界にとっては本当の話なのか、それとも作りごとの話なのか、良く分からない。
ともかく、また性行為が始まる。スチュアートから説明が入るのだが、この聖女は「淫乱」なのだが、「妊娠していない間はすぐに処女に戻ってしまう」というなんとも不便な身体を持っているのだそうだ。何が聖女なのかはよく分からないが、そこは多分別にあまり気にしなくていいのだと思う。
主人公は痛いのが嫌なので今日はやめてほしいとか言うのだが、じゃあというのでフェ○チオをさせられることになった。というか流れ的にはほとんどイ○マチオである。
で、口唇愛撫だけで終わるはずもなく、結局犯されてしまう。主人公は流されるがままだが、それなりに満足そうである。
なんだかよく分からないが、この世界での聖女の役割というのは子作りであるらしく、ともかく、ひたすらこんな日々が続くことになるらしい。というところで、末尾には「To be continue」とある。続くらしい。タイトルの「ナエドコセイジョ」なるものが何なのかについては、あんまり説明がないまま終わってしまったが、続きが出るならそのときに語られるのであろう。
ナエドコセイジョ【感想】
そもそも男性向けの作品ではないので感想を言うのに憚れる部分はあるが、絵は上手だし、いちおうそれなりにエロく描けている作品だとは思う。
まあ、ページ数もそこそこ多いし、こういうのが好きな人にはいいんじゃないかな。
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