十字架のろくにん
著者 中武士竜
雑誌 マガジンポケット
出版社 講談社
ジャンル 少年漫画
中武士竜の漫画「十字架のろくにん」第17巻の簡単なストーリーをご紹介!
17巻のメインは新キャラ・木部十太郎となります。俊の祖父が所属していた「北山部隊」の一員でもあった木部。彼は俊の祖父に対して強い恨みを持っています。
その恨みが俊へ向けられていき、木部が俊達の壁となって立ちはだかっていきます。
さらに17巻では俊の祖父、木部にまつわる過去ストーリーも深堀りされていきます!
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目次
十字架のろくにん【17巻】ネタバレ
各話のざっくりとしたストーリーを解説(※ネタバレを含みますので注意)
168話「アハッ」
百木が花岡を弄ぶ中、至極京から一本の電話。一方、警察は革命倶楽部の会員が集まってきている場所を突き止め、至極京の居場所を割り出していきます。
さらに麗央も北見からの連絡によって俊達と合流しようと橋田市に向かっていきます。
そして昭和9年へと時間は遡り、「木部十太郎」といった男がハイライト。木部は俊の祖父も属していた北山部隊の一員。
俊の祖父に深い恨みを持っていた木部は息子である俊を殺し、漆間の血を根絶やしにしようと企んでいました。
169話「切って刺して刻める」
俊達は祖父の秘密の保管庫へ向かう道中。
そんな中で川奈が道中に転がる「人の指」に気が付きます。身体の一部が転々と道に転がっており、男の悲鳴。
声のする方へ向かうと木部が俊達を待ち構えています。さらに木部は雁野の生首を俊の前に放りだし、木部の部下が俊達を囲んでいきます。
俊に自分を自己紹介する木部。祖父と同じ北山部隊に所属していたことを知って動揺する俊。
170話「なかなか美味いぞ?」
170話では俊の祖父の名前が判明。名前は「昇」です。
木部は昇に対して深い恨みを見せていきます。部下に指示をして俊達へ攻撃を開始。
木部の部下は木部自身が鍛え上げており、北山部隊の人殺術を使いこなす部隊でした。あまりにも分が悪い中、北見が煙幕を使用。
その混乱に生じて俊達は逃げていきます。木部に対抗する為、祖父の保管庫で武器を調達して応戦する計画を立てる俊。
171話「北山舞台特製の罠」
保管庫に向かう道中で木部の部隊を少しでも減らそうと考える俊。山の中には過去、祖父が仕掛けた多くの罠が張り巡らせており、それを知っていた俊は罠を利用して木部の部隊を足止め。
そして保管庫へ辿り着いた俊達ですが…保管庫の中にあった武器はもぬけの殻状態となっていました。
172話「そーだ!!」
保管庫の武器は既に木部が先回りして奪われていた状況。木部側は銃を持っており、俊達は保管庫の中へ閉じこもっていきます。
ここで木部が俊に取引を持ちかけます。
内容は保管庫から出てくるなら北見、川奈は殺しまずに殺すといった提案でした。出ようが出まいが木部の目的は三人を殺すこと。
提案には乗らなかった俊ですが、保管庫の扉が破壊されるのも時間の問題といった状況。
俊は保管庫の地下通路から北見と川奈を逃がし、自分が木部達の相手をしようと決意をします。
この状況を打破しようと立ち上がったのが北見。彼は一人で保管庫から出ていき、自身の身体に仕込んだ爆弾を発火させ、自爆していきます。
173話「ヒーロー見参」
自分の命と引き換えに俊達を守った北見。
173話では過去、北見が川奈に語った死に様が回想として描かれていきます。
爆発によって木部の部隊は全滅。俊達は北見を土に還します。同時に北見から最後に言われた言葉を思い出す俊。
174話「憎い憎い憎い」
174話では木部が俊の祖父・昇を恨む理由が明かされていきます。
北山部隊解散後も裏稼業で殺しを行っていた木部。昇と久しぶりに喫茶店で会うと…木部は喫茶店で働いていた「エイ子」といった女性に一目惚れします。
彼女に会うと心が洗われる感覚を得た木部は殺しから足を洗って、普通の人間になろうと決意。
ある日、エイ子への感情が溢れた木部はエイ子に告白をして愛を確かめようとします。半ば強引にエイ子を押し倒す木部。
そこへ現れたのが昇。
木部の暴走を止め、エイ子を連れて姿を消していきます。
この時の出来事を恨んでいた木部。昇への恨みや憎さを思い出し、瀕死状態だった木部は目を覚ましていきます。
175話「エイ子ぉぉぉ!!」
北見の死を悲しむ中、俊達は京の居場所へ向かおうとする道中、復活した木部が襲ってくる事態へ。
暴走状態の木部は川奈をエイ子だと勘違い。川奈も殺そうとする中、どうにかサシの対決に持ち込みたかった俊は木部を誘導する中、祖父の家に到着。
ここで木部と決着をつけようと大きな声をあげ、木部を呼び出していきます。
新キャラ・木部十太郎が登場!
17巻では俊の祖父が所属していた最強の暗殺集団「北山部隊」の一員でもあった木部十太郎が新キャラとして登場。
俊の祖父である昇に対して、強い恨みと憎しみを持っており、俊達の前に立ちはだかっていきます。ちなみに17巻の表紙に描かれているのが木部です。
17巻で木部との決着はつかず、18巻へ持ち越し。
また昇が連れ去ったエイ子の詳細なども不明のまま。俊はエイ子のことを知っている雰囲気だったので、もしかしたらエイ子は俊の祖母にあたる人物なのかも知れません。
十字架のろくにん【17巻】感想
私達が「十字架のろくにん」第17巻を読んだ感想として…まさかここで北見が死ぬとは思ってはいませんでした。北見が最後まで生き残るキャラだと思っていましたが…172話で離脱したシーンは衝撃的でした!
また麗央や警察も至極京や俊達のいる橋田市に向かっている状況。
いよいよ物語も大詰めになってきた雰囲気を漂わせており、今後の展開にも期待が高まっていきます。
次回予告を見る限り、18巻で木部との対決に決着。俊はさらに京へ近づいていきますが、京に至る最大の壁が用意されているようです。
18巻の発売日は2024年11月8日予定。今から次巻が楽しみです☆
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ネタバレまとめ