美桜先生が描く『依存する女』シリーズ最新刊となる第6巻。今回のテーマは「サレ妻」です。サレ妻とは浮気された妻の事を指し示す日本のスラングのようなもの。彼女いない歴30年だった男をベタ惚れさせて結婚したヒロインである菜摘（なつみ）。夫は自分以外に絶対になびかないと思っていましたが職場の女性とまさかの浮気へ…！？
便利な男と自身のプライドに賭けて離婚を阻止したいサレ妻の執念が夫である幸雄（ゆきお）に襲いかかってきます。
では見所や魅力をご紹介していきますね。
漫画「依存する女」6巻ネタバレ
彼女いない歴30年の男性を結婚相手に選んだ菜摘。その理由は何でも言いなりとなって動いてくれるから。男としては残念だけど旦那としては「当たり」であったと友人に自慢をしていく菜摘。
菜摘の言い分はまさにその通りで夫である幸雄は菜摘の言いなり。
家事や食事など全て準備してくれて菜摘は男に尽くされている感を感じて幸せを覚えていきます。
言いなり旦那がまさかの浮気…！？
結婚生活は順調かと思いきや、同僚の友人から不安になる事情を聞かされる菜摘。菜摘の友人は週末に彼氏と水族館デート。そこで菜摘の旦那さんっぽい人が若い女性と一緒に歩いている現場も目撃したと聞かされます。
写真も撮っていた友人。
見せてもらうと男の方は確かに菜摘の旦那である幸雄だったのです。
その日の夜、帰ってきた幸雄に問い詰めていくと、あっさりと週末に別の女性とデートしていた事を認めていく幸雄。昔の菜摘に似ており、懐かしい気持ちになって浮気をしてしまったと語っていきます。
浮気をするはずがないと思っていた夫がまさかの浮気…。
幻滅した菜摘は幸雄に『離婚』を突きつけていきます。菜摘の予想では引き止められるかと思いきや…あっさりと離婚について承諾していく幸雄。どうやら幸雄は菜摘と離婚して浮気女性と再婚を望んでいたのです。
便利な夫に依存していたのは妻の方だった…！？
あっさりと離婚を認められた菜摘。
怒りがこみ上げていきます。離婚は一旦保留にして翌日から幸雄の気持ちを取り戻すべく気持ちを切り替えていく菜摘。早起きして愛妻弁当を作り、自身にも非があった事を認めて今後は家事も頑張ると誠意を伝えていく菜摘。
浮気女に負けたくない一心で尽くされていた女は逆に尽くす女へ変貌を遂げていきます。
しかし、3ヶ月後…。
幸雄は連絡もなく帰ってこなくなります。ネットで浮気された妻の事を調べていると浮気の証拠を揃えて慰謝料請求できる事を知っていく菜摘。
彼女は探偵に幸雄の素行調査を依頼。浮気女性の自宅を突き止めて乗り込んでいきます。
サレ妻の執念は勝利を掴む！？
幸雄が浮気している女性は文香といった名前で非常に菜摘にそっくりな女性でした。文香の自宅を尋ねると案の定、幸雄も居て今後の事について話し合う事へ。
菜摘は証拠も揃えており、二人が関係を解消しないなら法的手段に出ていく意志を見せていきます。これに観念した幸雄…。文香に別れを告げて菜摘の下へ戻る事へ。二人は再び平穏な結婚生活に戻っていきます。
時は経過して3年後。
突然、離婚届を突きつけられる事になる菜摘。幸雄は文香と切れておらず、やはり彼女を幸せにしたいといった気持ちが強かったのです。
離婚するなら法的手段に出て慰謝料請求する事も伝えていく菜摘。しかし、不貞行為による慰謝料請求は3年までしか出来ない事を知っていた幸雄。だから3年後に離婚を突きつけていたのです。
慰謝料請求も出来ない事で観念した菜摘。離婚届にサインして本当に幸雄と離れ離れになる事へ。
しかし、幸雄が役所に言って離婚届けを出すと想定外の事態が…。離婚届は受理できないと係の人間に言われてしまいます。その理由は菜摘が離婚届不受理の申請を出していたから。
予防線を張っていた菜摘。
結婚できない男と若い女性があと何年ご機嫌で付き合えるか…。高みの見物をしようとほくそ笑む菜摘。ここで6巻は幕引きとなります。
漫画「依存する女」6巻の感想
まさにただでは転ばない女であった菜摘。怖い…（笑）
男として残念とは思いつつも実際には菜摘が夫に依存していたなんて面白い内容。
旦那の幸雄が不憫過ぎますが…。
浮気する夫も悪いですが、彼を便利な道具程度しか考えいなかった菜摘も悪い…。どちらに非があるのか中々、判断の難しい内容でしたね。でも面白かった！
興味が出た人は是非、チェックしてみてくださいね☆彡
依存する女
恋の秘策を教えてください！！ 彼氏・史哉にフラれた、OLの結衣。藁にもすがる思いで、SNSの有料恋愛相談「ヒロシの恋のマンツーマン指導」に助けを求めた結衣。 ヒロシの言う通りにすると、史哉とうまくいき始めて…！？
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