ガンニバル【7巻ネタバレ】警官隊vs後藤家の死闘…勝つのは!?

ガンニバル(7巻)

二宮正明先生が描くサスペンス漫画「ガンニバル」最新刊となる第7巻今回は今まで読んできた中で一番エグい!そして緊張感と緊迫感漂う描写の嵐です。

後藤家面々の戦闘力が想像以上の桁違いお化けでした(笑)

そして7巻のラスト…。
やっぱりそうなるよね…といった具合で心のどこかで感じていた一抹の不安が現実味を帯びてきた状況。

盛り上がりは最高潮!マジで面白いです!興味があった人は絶対に読むべき!

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ガンニバル

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ガンニバル(6巻)

ガンニバル【7巻ネタバレ】

ガンニバル(7巻)

漫画「ガンニバル」第7巻では57話~65話までが収録。

57話ネタバレ

倒れていた大悟を保護、救出して手当してくれた宗近。彼は恵介から『逃げられるよう手助けしてほしい』と指示を出されていた。

宗近はこの村の狂った風習を終わらせたいと大悟に伝えていく。

そして大悟を匿っている場所。そこは代々、集落の儀式が行われていた神社の神主しか知らない場所であった。その場所は子供を殺して信仰していた場所であった。

大悟に昔話をしていく宗近。

ある儀式を境に神に捧げた子供の遺体が消えた事件が発生していた。同じ時期、集落にはある一族が地に流れ着いたと明かす宗近。それが後藤家の源流となる一族であった。

場面は変わって「あの人」と対峙する大悟。死闘である。大悟は拳銃で応戦。あの人なる人物は草刈り鎌で大悟の命を狙っていく。

あの人との死闘を思い出しながらニヤリと笑う大悟。

『俺にも残ってんぞ…歯型が…一致すればあの野郎を…』

一方、山中にいた「あの人」を後藤家の面々が連れ帰っていく。宗近は大悟にもうしばらくここで身を隠していて下さいと伝える。そして彼は祭りの準備の為、神社へと向かっていく。

58話ネタバレ

祭りが始まろうとする中、大悟は宗近に伝えていく。俺が逃げる事は許されない。この手で奉納祭をぶっ潰すと…。

大悟の覚悟を見た宗近。
会って欲しい人がいると打診していく。その相手は自分の父親であると伝えていく。自身の父である神山正宗は後藤銀と並ぶ供花村の絶対的権力者だと伝える宗近。

正宗は後藤家と関わるなと伝えながら人知れず後藤銀と密会していた事を明かす宗近。

『父さんはこの村の全てを知っている』

一方、祭り会場では大悟の上司である所長と村長が探り合いをしていた。会場で無事に最後の挨拶を終わらせた正宗。お役御免といった具合で地面にひれ伏せていく。

そんな父に大悟と会って欲しい事を伝えていく宗近。大悟も『もう一人会っておきたい人物がいる』と宗近に明かす。それは恵介であった。

『アイツはことあるごとに俺を助けてくれた…アイツならきっと力になってくれる…俺はそう信じてる』

59話ネタバレ

恵介は人の目がない場所ですみれと出会っていた。

『子供は堕ろせ…俺とはもう…二度と関わるな』

すみれは恵介の手が震えている事を指摘。彼が嘘をついている事は明白であった。そして過去を思い出していく。事あるごとにすみれを守っていた恵介。

すみれはそんな彼に好意を寄せていく。

今も恵介に対する気持ちは変わらないと伝えるすみれ。すみれのお腹に銃口を向けていく恵介。彼の本心が手に取るようにわかるすみれ。

『あんな村捨ててっ…逃げればいいじゃん…恵介は優しすぎるんだよ』

その瞬間、恵介はすみれを抱きしめていく。そして供花村から逃げる事は出来ないと伝え、自分と関わりは捨てて子供を育てて欲しいと伝えようとする恵介。

『それは困るぞ』

恵介は後藤家の仲間に尾行されていたのだ。恵介以外に銀は遺言を残していた。恵介は危険だから見張っていろ的な具合だろうか。仲間達から銃口を向けられていく恵介。

大悟のもとへ知らない番号から着信が入る。すぐに相手が恵介だと気づく。監視されているので要件を手短に伝える恵介。

『子供らは生きとる、死なせたない、お前の協力が必要なんや』

60話ネタバレ

『その言葉を待ってた』

子供を救いたい二人の利害が一致する。恵介は大悟に子供が移送された新たな監禁場所を伝えていく。

一方、電話を切った恵介。信用されていない状況を打破すべく演技をする。すみれを連れて皆の前で挨拶を行うと伝えていく。署長は大悟からメッセージを貰う。居場所を突き止めたと…。

祭り会場に帰ってきた恵介。
後藤家を集めてすれみのお腹に自分の子供がいる事を明かしていく。

『俺の後藤家の子や…血は受け継がれて生きていく…それが俺達後藤家の人生や』

仲間から再び信頼が回復されていく恵介。祭りも本格的に始動させようと気合いを入れる後藤家。しかし、異変に気付いていく。後藤家の周りは重装備の警官隊が道を塞いでいた。

指揮を取るのは金丸。『しまいじゃ…後藤家』

61話ネタバレ

睨み合う警官隊と後藤家。
金丸は後藤家が持っている猟銃全てを集めろと指示を出していく。

抵抗せずに登録されている猟銃42丁を全て提出する後藤家の面々。しかし、金丸を煽る後藤家。隠し持っている銃がある可能性を示唆して部下に家中を徹底的に調べさせていく金丸。

そんな中、金丸が床の軋みに気付く。

隠す気もなく岩男が床の隠し扉を明かしていく。中は折檻部屋であった。子供はいない。金丸の表情を見て警察の狙いが一体何なのか辿り着く岩男。

金丸の警官舞台は後藤家の主力メンバーを足止めさせる為の舞台であった。本命は大悟。彼は恵介に教えてもらった子供の監禁家に辿り着いていた。そこはハゲ親父・さぶの家であった。

62話ネタバレ

大悟に合流していく署長部隊。さぶの家にガサ入れしていく。

一方、警察の狙いに気付いた後藤家。岩男を筆頭に金丸と睨み合う。そんな中、何故か後藤家の内情に詳しい金丸。後藤銀の不可思議な事実…後藤家の血の正統性などを岩男に問いかけていく。

『おまえ何者や…』

一方、隠していた銃を取り出して後藤家の一人が暴れだして発砲していく。警官隊対後藤家の口火が切られようとする緊迫の中、必死で争いを避けるように動く恵介。

『俺は誰にも死んでほしない』

後藤家当主として本心を打ち明ける恵介。しかし、口火は切って落とされる。動いたのは「あの人」であった。

63話ネタバレ

「あの人」を筆頭に後藤家も加勢。警官隊vs後藤家の血生臭い抗争がスタート。グロエグ描写が続いていく。

同時に責任を感じていく恵介。自分が今の状況を招いたと…。

恵介はすみれとお腹の子を守る為に全振りしていく。彼女達を守る為に後藤家として出来る事を最優先しようとする恵介。

しかし、村長が恵介とすみれの前に立ちはだかる。

『おまえもその腹の子にも死んでもらう』

64話ネタバレ

村長の過去が明かされていく。彼は藍と結婚。子供を授かっていく。しかし、村長は子供頃に後藤銀に騙されて断種させられていた事が明かされる。

真実を知らない恵介は自身の父親だと思っている人物に手をあげていく。

『恵介…やめて死んじゃう…あなたのお父さんでしょ』

荒れ狂う恵介を止めていくすみれ。

『違う…血なんぞ…繋がっとらん』

恵介も初耳だったのか驚く表情を見せていく。村長をそのままにすみれを安全な場所に連れて行く恵介。村長の後藤家に対する復讐は失敗に終わる。しかし、外では警官隊と後藤家が死闘。

警官部隊の最後の一人として残ったのは金丸一人であった。

後藤家も大半は死んだが岩男やあの人など主力メンバーは生き残っていた。後藤家を褒め称える金丸。同時に揶揄する。

『国相手に喧嘩売ったんや…あとは家潰れるだけぞ』

後藤家の一人が金丸を殺そうとする。しかし、岩男が止める。情報を流した人物を探ろうといった魂胆であった。無線機をポケットから出す金丸。

『先程、監禁されていた子供達を無事に救出…現在、保護下にある』

後藤家はこれでお終いだと告げる金丸。

65話ネタバレ

さぶの家にガサ入れして無事に子供達を救出した大悟。今回の選出された子供達は皆、供花村で生まれた子供達であった。

何故、自分達の子供が食われるとわかっていながら後藤銀に差し出したのか怒りを覚える大悟。

『もうええ…全部話す』

娘の加奈子に謝罪して警察車両に連行されていくさぶ。大悟に一言語りかける。

『僕らをこの村から解放してくれ』

次の瞬間…さぶの頭が銃弾で貫かれていく。別部隊の後藤家がさぶ宅に到着。銃を乱射していく。岩男達は大悟だけは生きて捕らえろと指示を出していく。

『祭りで使うガキなら替えはきく…例えば阿川の娘なんか最高やないか』

ここで7巻は終了である。

ガンニバル【7巻の感想】

ガンニバル(7巻)

恵介が大悟を頼ったシーンは個人的に感動の場面でした。そして最後。大悟の妻・有希、娘・ましろは大悟の相棒であった刑事の山伏が保護をしています。

彼も後藤家に近い人間だったのか…。7巻ラストのシーンが本当に恐怖を煽ってきます。

誰が犠牲になって供花村の因習は断ち切られるのか…それとも後藤家に軍配が上がってしまうのか…。

面白過ぎて目の離せない漫画「ガンニバル」興味が出た人は是非、チェックしてみてください☆彡


ガンニバル

ガンニバル

原作・著者二宮正明
価格605円~(税込)

山間の村「供花村」に赴任してきた駐在・阿川大悟。村の人々は大悟一家を暖かく受け入れるが、一人の老婆が遺体で見つかり、大悟は村の異常性に徐々に気付き、ある疑念に囚われる…。「この村の人間は人を喰ってる」──。次々と起きる事件、村に充満する排除の空気、一息も尽かせぬ緊迫感で放つ、驚愕・戦慄の“村八分”サスペンス堂々開幕!!

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ガンニバル(8)

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