予知視【4巻ネタバレ感想】第2章へ本格突入!

予知視【特装版】4巻

予知視』、第二部本格突入の4巻である。

予知視【4巻あらすじ】

いまのところ第一部とは設定くらいしかつながりのない、現代日本を舞台にした超能力SFが展開される。

第二部主人公・由理恵と服屋の店員・由人(よしと)の関係と、そして一族の上位者であるらしい早乙女という大男が物語の中心となる。

予知視(3巻)

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予知視【4巻ネタバレ】

予知視【特装版】4巻

3巻のときには詳しく説明しなかったので、3巻の終わりのほうの話を交えつつ説明していこう。

奇矯屋という福屋の店員(由人)、由理恵の予知視の能力が通じない。その能力は「無効化」と呼ばれるもので、当然ながら一族にとって重要な能力である。

その奇矯屋に由理恵が何度目かにやってきたとき、たまたま(由人の能力を視察しに)同じタイミングでやってきたのが謎の大男(早乙女)である。主人公の父親を連れている。父親よりもずっと偉いらしく、命令とかしている。

由理恵はこの大男を「何だかわからないがたぶん敵だ」と認識しているので、とりあえず予知視の力を使って対抗しようとするのだが、早乙女は幻覚視という能力の持ち主であり、幻術にからめとられて幻の中でコテンパンのボコボコにされてしまう。

で、言われるのが「もっと強くならなきゃなあ」という言葉。

ここで、由人は自分の正体を由理恵に打ち明ける。彼も一族の人間だったのである。ただ、一族とは縁を切っているというか、逃亡している身であるらしい。

一通りの事情を知った後、由理恵はひとつの決意をする。早乙女を自らの力で撃破して、一族の実権を掌握しようとかいう壮大で無謀で現実の見えていない決意である。

その後、訓練施設に行ったら、父親の差し金で、由理恵は一族の関係者の男たち(複数)にレイプされそうになる。間一髪で助けに入ってくれたのはなんと(本人にしてみれば、なんともなにもないのかもしれないが)例の大男、早乙女であった。

早乙女は由理恵の潜在能力を高く買っているが、彼女の訓練がうまくいっていないことを理解し、もっとちゃんとした修業をするべきみたいなことを一通り話す。ほとんどもう既に師匠である。逆に父親の方は、早乙女にめちゃくちゃ怒られたあげくに、失踪してしまった。

さて、未遂とはいえ男に襲われたのがトラウマになった由理恵だが、一週間で立ち直った。

んで、また奇矯屋に遊びに行く。その店の前に、怪しい男がいる。ちょっとカマをかけてみると能力者であった。どうも、一族の中の「過激派」と呼ばれる連中のひとりであるらしい。

さて、さらなる意識変革を遂げた由理恵、店に入っていきなり由人に愛の告白をする。

由人は「僕では君を守ることができないから」みたいなことを言うのだが、由理恵は「そもそも最初から私の方が強いです」と言い切り、それでも二人で生きていこう、みたいな感じで話をまとめる。

結局、二人は付き合うことになった。のだが、直後、由人は何者かに頭を思いっきり殴られた。らしい。もしかしたら実際に殴られたわけではなく予知視なのかもしれないが、それはよくわからない。ともかく、そのシーンで4巻は終わりである。

予知視【4巻の感想】

予知視【特装版】4巻

予想通り、ホラー的色彩が強かった3巻までとは打って変わって、SFアクションが主体みたいな感じの作品になってきた。

主人公も由人(死んでなければ)も、なんかこれから修業をするつもりでいるらしいが、現状「丸10分もの未来を予知できる」という凄まじいポテンシャルを持ちながら全然それを活用できていない主人公なので、バトルものとして盛り上がるまでにどれくらいかかるのかなあ、という感じではある。

まあ、それなりに面白いですけどね、現状でも。


予知視

予知視

原作・著者滝智次朗
価格600円(税別)

「運命とは必然であり、自らの選択である。」そう信じる男は“予知できる眼”を持っていた。絶対に失敗しない、思うがままの日々。しかし、彼はまだ知らない。すでに深く、暗い、大きな渦に呑まれていることを…。それは人が「運命」と呼ぶものなのかもしれない

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