宇崎ちゃんは遊びたい！【6巻ネタバレ】アニメ2期も決定！焦れったい最強ラブコメディ！

アニメ2期制作も決定した（らしい）『宇崎ちゃんは遊びたい』の6巻目である。

宇崎ちゃんは遊びたい！【6巻】あらすじ

えーとなんだろう。あらすじといってもストーリーらしいほどの出来事はほとんど起こらないのだが、いちゃ甘ラブコメ度が80％増し（当社比）くらいになっている。

二人の恋は進展を続けているのだが、登山でいえば「九合目を越えて山頂がそこに見えているのに牛歩戦術中」みたいな状態である。

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自分の恋愛感情を自覚する瀬戸際でギリギリ認めずにいる宇崎ちゃん、「自分が先輩を好きなんじゃなくて先輩が自分を好きなのだ」というエクスキューズでかろうじて自我を保とうとしている。この女、ウザいっていうより面倒くさい。こじらせた高校生の面倒くささを煮詰めたみたいな面倒くささである。

宇崎ちゃん、とりあえずアプローチを試みるために「お弁当を作る」という手に出る。そして榊に「中学生か！」と突っ込まれる。しかし当然自宅で作るわけだが、状況が既に家族に筒抜けなので、冷やかされまくるのだった。特に妹に。

宇崎妹、桐がふたりのバイト先にやってくる。そして自然な流れで真一と仲良くなり、「柳ちゃん」と呼ばれるに至る。自分は「宇崎」呼びなのに妹が名前呼びになるのでジェラってしまう宇崎（花）ちゃんなのであった。

「なんで名前で呼んでくれないんですか！」と詰め寄る花ちゃん。「呼びにくいんだ」と真一は口ごもり、うっかり（？）「お前が特別だからなのかな……」と口をすべらせる。花ちゃんご満悦。

宇崎弟、桐のターン。わざわざ会いに行ったわけではなく、ジムのプールの上級者コースで偶然遭遇する。桐も水泳部であるらしい。

それはいいのだが、実は真一がかなりのイチモツの持ち主であることが発覚するのであった。

クリスマスが近いので宇崎ちゃんが浮かれているところに、真一が突然「脱いでくれ」と言い出す。宇崎ちゃん、マジな顔になって素直に脱ぎだすのだが、真一は単に宇崎が自分のシャツを着ているということを確認したかっただけであった。宇崎ちゃんドキドキし損。

ホラー映画を観て怖くなった宇崎ちゃん、夜道を歩きたくないので真一くんちに泊まる。それでも何も起こらないのである。何なんだお前らは本当にこの期に及んで。それはいいのだが、最後、真一くんのところに父親から電話がかかってくる。

真一は実家に帰省することになった……というのも違うな。実家は近くにある。母と父、そして妹、のどか（生後八か月）が登場する。なんととんでもないことに父、妹が生まれたことを隠していたらしい。妻（※49歳）と新婚生活気分を味わいたいというためだけに。とんでもない親父だ。

宇崎ちゃん、友人連から高校時代の話を語らさせられる。今よりだいぶ距離があるふたりが、近しくなっていくさまがなんとも初々しい。

よくここまで頂に近い状態でこれだけ引っ張れるなあ、と正直なところ思う。アニメ2期もやることだし、まだまだ終わらないのだろうが。

宇崎ちゃんは完全に受け入れ態勢万全になってしまっているので、あとは真一君がその気になりさえすればその晩にもエンディング突入なんですけどね。近くて遠い未来だな。

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