なんともエグいタイトルであるこの漫画は原作：黒木里加先生、作画：椎名あや先生のタッグで描かれるサスペンスヒューマンドラマ。ヒロインの名前がまさにキラキラネームとなっており「三条シンデレラハニー」といった本名なのだ。
その変わった本名で一躍学校で人気者に躍り出るが、クラスメイトがよくよく名前を見ていくと評価が一変。
シンデレラは人気者から一気に虐めの対象へ。そんな彼女への残酷な仕打ちの数々…名前の由来…壮絶な人生が描かれていく作品になっています。
子供にキラキラネームをつけたら…もしかしたらこの漫画のヒロインのような仕打ちが待っている可能性も…！？子供の名前について今一度考える時間をくれる作品にも仕上がっています。
目次
漫画「死んでれらと呼ばれた子～拡散キラキラネーム～」ネタバレ
冒頭、橋から飛び降りようとしているヒロインのシンデレラハニー。そして背後から彼女を止めようとする人物が追いかけてきます。
そして物語は10年前に遡り、シンデレラハニーの中学時代へ。
キラキラネームが功を奏してプチSNSアイドルへ！
中学校の入学式…緊張する中、シンデレラはその変わった名前からクラスメイトの注目の的へ。彼女の名前を可愛いといって写真を撮っていったりします。
そしてSNSへ投稿。
その容姿と名前も相まってシンデレラはSNSでプチ有名人になっていきます。他校からシンデレラを一目見ようと殺到したり。アイドル気分を感じていくヒロイン。
人気者から頭のおかしい名前へ…！？
しかし、彼女の人気もある日を境に途絶えていきます。それは授業参観日。シンデレラの母親が来ると他の親がヒロインの名前について陰口を叩いていきます。
それを聞いてしまった母親は反論。
教室で親同士のいざこざが勃発。そしてクラスメイトが冷静に名前について考えていると「シンデレラハニー」といった名前は普通は付けない頭のおかしい名前だと言う意見が出てきます。
その日を境にクラスメイトの対応は激変。
頭のおかしい名前の子といった感じでシンデレラを虐めの対象に。しかもSNS上ではシンデレラの悪口が書き込まれていく事態へ…。
靴の中に刃…！？
ネットで皆に叩かれている事を知ったシンデレラ…。そんな状況を見たクラスメイトの理沙が彼女をそっと励ましていきますが…。
そして文化祭の出し物を決める当日。
シンデレラのクラスの出し物は『シンデレラ劇』を行う事に決定。しかも勝手に主役はヒロインがやる事に。
劇の練習開始。
しかし、シンデレラを守ると約束した理沙を主導に嫌がらせを受けることに。嫌がらせの内容はエスカレートしており、劇でシンデレラが履く予定のガラスの靴の中にはカッターの切れ端である刃が仕込まれていたのです。
理沙の不敵な笑みに気づくヒロインで第1話は幕引きとなっていきいます。
漫画「死んでれらと呼ばれた子～拡散キラキラネーム～」感想
まさにキラキラネームの為、不運な人生を歩む事になる少女の人生を描いていく物語。ちなみにシンデレラは母子家庭。父親の事について聞くと母はいつも不機嫌になる場面があります。
何やら確執がありそうな家族問題もこれから浮上してくるのでしょうかね。
この漫画は電子版限定で分冊タイプとして配信されています。1冊は約30ページ前後。価格も165円（税込）とお手頃価格なのでキラキラネームが原因で虐められた子の壮絶な人生…を垣間見たい人は是非、チェックしてみてください。
まだ2話までしか配信されていないので今後の展開が非常に楽しみなサスペンスヒューマンドラマ漫画となっています。
死んでれらと呼ばれた子～拡散キラキラネーム～
その少女の名は『三条シンデレラ・ハニー』…本名だ。中学に入学したシンデレラは、その変わった名前で、一躍人気者になるが、ある事件をきっかけに、評価は一変。「頭のおかしい名前」としてSNSに拡散…、イジメのターゲットにされてしまう――。刃入りのガラスの靴…、「死んで！（れら）」というあだ名…子供社会の残酷な仕打ちの数々が少女を追い詰める。そこには裏で糸を引く人物が…！？ そして、親はなぜこんな名前をつけたのか！？ 恐ろしいほどのリアリティーと、予想を上回る展開、そしてラストの衝撃が見逃せない新感覚現代サスペンス！！ あなたの周りにも“キラキラネーム”の人、いませんか？
※この漫画は電子書籍ストア「BookLive!」にて配信中。ストア内の検索窓に「死んでれら」もしくは「拡散キラキラネーム」と入力して絞り込み検索をすると素早く作品を表示してくれます。
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