親愛なる僕へ殺意をこめて【9巻ネタバレ】突如現れる予想もつかない人物の復讐!

親愛なる僕へ殺意をこめて(9巻)

井龍一先生、伊藤翔太先生のタッグで描かれる漫画「親愛なる僕へ殺意をこめて」第9巻

復讐の為にLLを追いかけていた主人公の浦島エイジ(B一)ですが、復讐の為に利用した人物に復讐されていく驚愕の事態が巻き起こっていきます。

さらにそこから…何がキッカケになったのか今巻では伏せられますがエイジは遂にLLの尻尾を掴む事に成功していきます。

いい意味で裏切られまくってきた漫画。本当の犯人が明らかとなって物語はいよいよクライマックスに近づいていきます!

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親愛なる僕へ殺意をこめて

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親愛なる僕へ殺意をこめて(8巻)

親愛なる僕へ殺意をこめて【9巻ネタバレ】

親愛なる僕へ殺意をこめて(9巻)

71話ネタバレ

猿渡、桃井の遺体が発見されて、浦島エイジ(B一)は2名の殺害に関与した見られ、強い警戒が示されていく。そんな中、B一は橋の下に住む人達に匿ってもらっていた。代償は金である。

雪村京花が入院する病室のぬいぐるみに仕掛けた隠しカメラで京花の様子を確認していくB一。

彼の思惑として真犯人(LL)が京花に何かしらの接触を試みてくるはずだと考えていた。しかし、隠しカメラを仕掛けてから1週間。LLは一向に姿を現す気配がなかった。

LLの手掛かりになる事を考察していくB一。

京花はLLの正体を知る唯一の人物。
そして彼女は11月14日〜18日の空白の5日間に何かがあり、LLの正体を知ったと推測していくB一。

B一が足を向けた先は雪村家。
京花の義理両親はバッシングに耐えかねて夫の実家に引っ越していた。ピッキングして侵入していくB一。ここで何かしら手掛かりが欲しかったB一。しかし、空白の5日間に繋がる情報は一切なく行き止まり状態。

すると雪村家にB一以外の何者かが入ってくる。桃井達から押収した拳銃を片手に侵入者と対面を果たしていく。

72話ネタバレ

侵入者はこの家の家主である京花の義父であった。彼もB一の正体に気づいていく。

拳銃を突きつけて京花の義父に質問をしていく。

『11月14日〜18日までの雪村京花の行動を知りたい』

覚えていないと語る義父の嘘を一瞬で見破っていくB一。尋問に対して一枚、二枚も上手だったB一。義父から情報を引き出していく。

彼が知っていたのは京花の空白の5日間。彼女は義父の車を借りてどこかへ向かっていたことだけであった。

義父は拘束される中、B一に対しての恨み辛みを叫んでいく。そして義父の車の鍵を奪取して車内を調べるB一。空白の5日間で京花が向かった場所が車内に落ちていたレシートから判明していく。

73話ネタバレ

京花は空白の5日間。
今いる場所から約2時間程度の到着するT県北市にいる事がわかった。B一もその場所へ向かう為、頭を悩ませていく。

指名手配中の彼を運んでくれる人物。
B一はエイジの親友であった柏木を利用してT県までの移動を考えていく。

拳銃で彼を脅してT県まで向かわせていく。柏木自身もエイジが二重人格である事を知っており、現在はエイジ側でない事を認識。大人しくB一の指示に従っていく。

京花が足を向かわせたコンビニに到着する二人。

柏木を利用して店員に京花の写真を見せて情報収集するように指示。若い店員は京花の事を覚えていた。空白の5日間。京花がT県北市に訪れていた事は間違いないと確信を得ていくB一。

そんな中、横にいた一人の客がB一に気づいていく。目の前には指名手配犯としてエイジの情報が載った貼り紙。男が叫びそうになった瞬間。柏木がフォローに入る。

彼のおかげで身バレを防ぐ事が出来たB一。何故、庇ってくれたのか問いかけていく。

『俺はただエイジを人殺しにだけはさせたくないんや』

74話ネタバレ

柏木を拘束していくB一。そんな彼はエイジに謝りたいから会わせて欲しいとお願いしていく。

翌日、B一は11月15日に京花がコンビニ周辺にいた事を自ら警察に連絡していた。彼の思惑は京花の足取りを警察に調べさせて美味しい情報だけを横からかすめ取ろうと目論んでいた。

翌日、エイジについて口を開いていくB一。

彼はもう自分の中で死んだ事を柏木に告げていく。そしてエイジは15年前に自分が生み出した人格である事も明かす。ショックを隠せない柏木。エイジを侮辱するB一を殴打していく柏木。

しかし、返り討ち。
柏木はエイジを返して欲しいと涙ながらに訴えかけていく。

75話ネタバレ

B一の中にエイジの人格がもういない事を知った柏木。協力を拒んでいく。エイジが帰って来ないなら協力する意味はないと伝えて。

そんな彼に銃口を向けていくB一。

『その引き金を引いたら…お前もLLと同類やぞ』

B一は柏木の車だけ奪い去って一人、山奥へ身を隠していく。物思いにふけっていくB一。復讐こそが自分の正義だったが…先程、柏木に言われた言葉が脳裏から離れないB一。

そんな事を考えつつ、京花が病院から移送される頃合いだと感じて病室に仕掛けてある監視カメラにアクセスをしてみる。

映像に違和感があり、撮影分を巻き戻していく。

京花は看護師から心臓マッサージを受けていた。さらに巻き戻していく。京花を襲撃した犯人がカメラに映り込んでくる。カメラから犯人の正体を知ったB一。

『あ…』

76話ネタバレ

場面は真明寺麗。
彼女はB一と別で京花の生家で巻き起こった事件を追っていた。しかし、手掛かりを掴む事が出来ず、京花が移送される日を向かえていく。

病院前で移送を確認しようと待ち伏せする真明寺。

しかし、病院内で何かが起こっている事を察知する。裏口から院内へ入ると京花が何者かに襲撃されて危険な状態で運ばれていた。

『真犯人が口封じのために雪村京花を…!?』

犯人はまだ遠くに行ってない…辺りを見回していくと混乱の中、振り返りもせず立ち去ろうとする人物を発見する真明寺。尾行していく。

この時、B一に連絡するが彼は出ず。

そして病院から離れていく人物を尾行していった真明寺は驚愕する。フードを被った謎の人物が辿り着き、入った先は浦島家だったのだ…。

一方、監視カメラで京花を襲った犯人を確認したB一。彼も驚愕していく。

京花を襲った犯人はB一の義姉である浦島乙(うらしまおと)だったのだ。

77話ネタバレ

その直後、浦島家に警察が訪れる。警察が持っていたのは乙への逮捕状であった。彼女は京花の生家にて刃物で京花をメッタ刺しにしたのも自身であると容疑を認めていく。

場面は変わって乙の取り調べである。
彼女が京花を狙った理由が明かされていく。

幼少期、B一に脅されて、精神的におかしくなっていた義姉の乙。彼女はずっと自分の人生を滅茶苦茶にしたB一に復讐しようと企てていたのです。

『14年間ずっと待っていたんです』

78話ネタバレ

より具体的に乙の行動などが明かされていく。彼女は京花にGPSや盗聴器を仕込んでおり、たやすく居場所の特定をしていたのです。その過程でB一が二重人格である事を知ったり、京花がLL模倣事件の犯人だった事を知る乙。

しかし、彼女にとって二人の背景は関係なく、B一に対して絶望を与えられればOKでした。

京花を襲った犯人の真相が明かされた後、事件について今一度考えていくB一。

真明寺のある言葉が脳裏を過っていく。

『雪村京花が嘘を言っている可能性は?』

雪村京花が死に際、真犯人はLLだと答えましたが、それすら彼女の嘘ではないかといった結論に近づいていくB一。

『初めからLL事件の真犯人なんて存在しなかったのか…』

絶望に暮れていくB一。

79話ネタバレ

監視カメラの映像を見返していくB一。
自分が復讐の為に追い込んだ人間に復讐されて終わった事に虚しさを感じていた。しかし、映像を見返す中で何かに気づくB一。

時は一ヶ月が経過する。

B一の義父であり、乙の父親である亀一は乙の面会に訪れていたが拒絶されてしまう。

娘、義理息子が殺人犯であり、亀一の自宅は誹謗中朝、壁に落書きなどやりたい放題やられていた。そして自宅に戻ると人の気配にビクつく亀一。そこにはB一が彼の帰りを待っていたのだ。

『俺、父さんに謝らなきゃいけないことがあるんだ』

80話ネタバレ

B一は自首する事を告げていく。
最後に自分の告白と懺悔を聞いて欲しいとお願いしていく。

15年前、家族を滅茶苦茶にされたB一は父親に罪を着せた本当の真犯人がいると思い、今まで復讐を誓ってきた事を明かす。そして復讐の為にあらゆる人間を巻き込んできた事を懺悔していく。

その一人に乙がいた事も明かしていく。

『姉ちゃんがこんな事をしたのも全部俺のせいなんだ』

ショックを受ける亀一。
頭を抱え込んでいく。そして『本当にごめん』と謝罪するB一。同時に亀一に傷がある事に気づいていく。写真も同時に眺めていく。亀一は昔から傷が耐えない人物であった。

思い出の写真のほとんどで亀一はどこかしらに怪我をしていた。

話を変えていくB一。

『LLは何故、被害者達を拷問し殺したんだと思う?』

LLが拷問に拘るには理由があるはずだと続けていくB一。彼の答え『LLは痛みを感じない』だから拷問=痛みに拘ったのではないかと語る。

そしてポケットからナイフを取り出したB一。
そのまま亀一の手の甲に刺していく。何度、手の甲を刺してもまったく痛みを感じない亀一。

『お前が殺人鬼・LLなんだろ』

9巻は終了である。

親愛なる僕へ殺意をこめて【9巻の感想】

親愛なる僕へ殺意をこめて(9巻)

ようやく真犯人…というか本物のLLに辿り着いたB一。まさかの義父がLLだったとは…。過去にB一の父親である八野衣真の保護観察官をしていた亀一。

いよいよLL事件の全貌が明かにされていきそうですね。

裏で浦島亀一はどんな行動をしていたのか…描かれない部分も多かったので次巻が非常に楽しみ。恐らくは次巻の10巻、もしくは11巻あたりで完結となりそうですね。

数々のミスリードがありつつ、翻弄されたクライムサスペンス漫画。面白いので興味が出た人は是非!


親愛なる僕へ殺意をこめて

親愛なる僕へ殺意をこめて

原作・著者井龍一 / 伊藤翔太
価格660円(税込)

「人生は楽しんだもん勝ち」がモットーの大学生・浦島エイジ。だが彼は、人には言えない“過酷な運命”を背負っていた。その現実と向き合った時、彼は惨劇に巻き込まれていく―――。

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