親愛なる僕へ殺意をこめて【8巻ネタバレ】父親殺しの真犯人が明かされていく!?

親愛なる僕へ殺意をこめて(8巻)

井龍一先生、伊藤翔太先生のタッグで描かれる二重人格クライムサスペンス「親愛なる僕へ殺意をこめて」最新刊となる第8巻刑事の桃井から3日で自身と父親の無実を証明しろと伝えられたB一が奔走。

今回で遂にB一の父親である八野衣真を殺した真犯人が明かされていきます。冒頭から怒涛の展開を見せていく第8巻。同時に殺人鬼・LLの正体がより一層わからなくなる謎が謎を呼ぶ展開へ。

殺人鬼・LLは一体何者なのか…。
今回は真犯人は桃井の背景など意外な事実も明かされていく注目の内容に仕上がっていますよ!

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親愛なる僕へ殺意をこめて(7巻)

親愛なる僕へ殺意をこめて【8巻ネタバレ】

62話ネタバレ

冒頭、娘と月イチのデートと称してファミレスへ足を向ける猿渡。そこには桃井が待ち伏せしていた。娘には急用の仕事が入ったと伝えて帰したと伝える桃井。

そして猿渡を連れてドライブへ。

そんな中で猿渡は桃井との出会いを思い返していく。桃井が捜査一課に配属された過去の回想へ。所謂じゃじゃ馬だった桃井。なんだかんだで名コンビになっていく二人。

桃井との思い出を振り返りつつ、ドライブの終着点は山の奥地へ。桃井に付いていく猿渡。歩を進めていくと橋に差し掛かった所でB一が姿を現していく。

『猿渡敬三…お前が父さんを殺した犯人だな』

63話ネタバレ

B一は老婆への調査で猿渡が15年前、意図的に通報を遅らせた張本人である事を掴んでいた。自身の推理を猿渡に告げていくB一。

しかし、確固たる証拠がない現状。
猿渡は状況を整理して現実をB一に伝えていく。

『お前の話はすべて単なる憶測でしかない』

確かに証拠不十分な状態。
しかし、15年前の事件から八野衣、被害者女性のものではないDNAが見つかっていた。桃井は猿渡に身の潔白を証明する為にDNA鑑定を受けて欲しいと申し出ていく。

納得と同時に隠し持っていた銃をB一に向けて構えていく猿渡。一方、桃井も猿渡に銃口を向けていく。一触触発の状況下…。観念したのか銃を地面に置いて両手を高く挙げる猿渡。

落ち着いた状況でさらに言葉を発していくB一。猿渡には売春を隠れ蓑にした大きな動機があると推測。猿渡が本物の殺人鬼・LLではないかと疑っていく。

『地獄で親父に聞いてみろ』

猿渡の言葉と同時に銃声が鳴り響いていく。
撃たれたのはB一であった。撃ったのは桃井。猿渡と桃井で倒れたB一に冷たい視線を注いでいく。

64話ネタバレ

倒れたB一から銃を奪い『終わったな…』とだけ呟く猿渡。

桃井は協力者がいるのでソイツの始末も必要だと猿渡に告げていく。B一の協力者である真明寺麗。桃井と追いかけっこがスタート。運動能力に大きな差がある二人。

直ぐに追いつかれて窮地を迎える事になる真明寺。

しかし、彼女は先程の一部始終を録画。あとはタップ一つで撮影した映像をネットにアップできる状態であった。

桃井は遠くにいた猿渡とアイコンタクト。一旦、銃をおろして真明寺に15年前の真実を打ち明けていく事へ。再び猿渡と桃井の過去回想編へ。

二人の人間模様が描かれた後、八野衣真を追う捜査会議。その後、桃井宛てに郵便が届いてくる。郵便の中身を確認した桃井は顔面蒼白。一先ずトイレへ駆け込んで平常心を取り戻していく。

郵便の中には桃井と別の女性が親しげな様子、ホテルに入っていく一部始終などが撮影された写真が入っていた。

65話ネタバレ

猿渡視点で過去回想編。
桃井が丁度、外出中だったので桃井宛ての郵便を受取る猿渡。彼は勝手に中身を拝見していく。そして桃井の秘密を知っていく。同時に郵便の中には『八野衣真改め殺人鬼LL』と記載された一通の手紙が入っていた。

桃井は同性愛者であり、関係を持った女性は八野衣達の手元で働く売春婦だったのだ。

要は現職刑事と売春婦の関係をネタに脅されていたのだ。

桃井の秘密を知った猿渡は単独行動をして誰よりも先に八野衣と接触を試みていく。そしてB一が情報を掴んだ当時の老婆から情報を得ていく猿渡。

山奥地の住宅に隠れていた八野衣と接触していく。

66話ネタバレ

八野衣の拘束に成功する猿渡。しかし、八野衣は無実である事を強く主張していく。そもそも彼は「殺人鬼LL」の存在を知らなかった。何者かが自分と警察を相手に嵌めようとしていると主張。

八野衣の口から出る言葉を嘘だと捉えていく猿渡は彼に銃口を向けていく。

八野衣は息子・エイジの為に最後の力を振り絞って逃げようとするが猿渡の手によって殺されてしまう。

67話ネタバレ

証拠隠滅を図るため、山奥地の住宅に火をつけていく猿渡。ここで炎の中から発見される八野衣の姿を桃井は捉えていく。

一方、猿渡のシャツの袖についた血痕が気になっていた桃井。後日、秘密裏に桃井は現場に残っていた謎の血痕と猿渡のDNAを単独で調べていた。

実は15年前から八野衣を殺した犯人は猿渡である事を知っていた桃井。しかし、それが自分の為である事をわかっていた桃井は猿渡に何も言うことが出来なかった。

一方、八野衣から顧客リストを受け継いだとされる花坂。彼を殺していたのは桃井自身であった事が描かれていく。部下の秘密、自身の秘密を守る為に人を殺めていた現職刑事の二人。

場面は現実に引き戻されていく。
桃井の背後にそっと近づいていたB一。『俺が地獄を終わらせてやるよ』と桃井の首元にナイフをかざしていく。

68話ネタバレ

B一は防弾ベストを着用しており、一命を取り留めていた。桃井から銃を奪い、実は最初から桃井も疑っていた事を明かしていく。

隠れて桃井の話を聞いていたB一。
自分達の失態を隠蔽する為だけに父親が殺された事を知って怒りを露わにしていく。同時に改めて桃井に質問をしていくB一。

『父さんは本当に冤罪だったのか?』

今一度、桃井に問うB一。
桃井も八野衣は冤罪。その考えは間違っていないと今も信じていると語る。そして最後の質問へ。

『お前らはLLの正体に心当たりがあるか?』

桃井が取引を持ちかけていく。
LLの正体を教えるから見逃して欲しいとB一に願い出ていく。LL逮捕にも協力するし、父親の冤罪を晴らす協力もすると…。同時に隙をついて攻撃を仕掛けていく桃井。

69話ネタバレ

鼻から交渉する気さえなかった桃井。
B一も銃の引き金をひこうとするがセーフティロックがかけられており発砲できず。隠れていた猿渡も出てきて真明寺を足止めしていく。

B一もあっさりと桃井に拘束。
状況は優勢から一気に劣勢へ。落とされそうになるB一。しかし、桃井は最後…耳元で何かを呟き、締め上げている腕の力を緩めていく。B一は落ちていたナイフで桃井の腹部を一刺し。

そのまま桃井は自らの足で橋の縁へ。そして飛び降りていく。

70話ネタバレ

桃井が自殺して落胆する猿渡。
持っていた拳銃を自身の口の中に入れて発砲。彼もまた自殺を図っていく。

拠点へ戻り、LLの正体探しが振り出しに戻ってしまった事、父親を殺した二人に報復出来なかった事に苛立つB一。

そして全ての元凶であるLLの正体を掴むにはある期間の雪村京花の足取りを追う方法しか残されていなかった。真明寺もLLを追うなら協力はするがその先についてB一に問いただしていく。

『LLを見つけて殺してお前の復讐は終わるのか?』

真明寺が去った後、彼女の言葉が心残りになっていくB一。父親の写真を眺めながら自問自答していく。

『俺は間違ってないよね…父さん。ねぇ父さん…』

親愛なる僕へ殺意をこめて【8巻の感想】

親愛なる僕へ殺意をこめて(8巻)

猿渡が大きく関与していましたが、彼がLLではなかったので誰がLLなのか不明になりました(笑)固有名詞がついているキャラで生きているのは後、真明寺麗と佐井でしょうかね。

しかし、二人が15年前の事件に関わっている事はないでしょう。

誰が犯人なのか…まだ出てきていないキャラが犯人なのか…それとも読み返せば犯人らしき人物が描かれているのか…。謎が謎を呼ぶ展開へ。

本当の犯人・LLまであと一歩まで近づいたB一。物語も佳境。B一達の家族を崩壊に追いやった真犯人は一体誰なのか…これからの展開も期待しかない作品です。是非☆彡

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