『竜送りのイサギ』は星野真先生が描く漫画作品。
稀代の名将・タツナミの意志を継ぐ事になるイサギが主人公。竜殺しによって死罪を受けるタツナミ。
神聖な竜を何故、タツナミは殺したのか…その真相にイサギとタツナミの息子であるチエナミが迫っていきます。
サトリといった力を習得しているイサギ。彼は相手の首を斬る事で記憶を読み取る事が出来ます。タツナミの記憶を読み取りながら、真相に迫るイサギ達に待っているのは救いか…破滅の道か…。
圧倒的スケールで描かれるストーリーと画力。そして少しずつ紐解かれていく世界の謎がどんどん作品に読者を引き込むおすすめの漫画です!
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竜送りのイサギ【1巻】登場人物
竜送りのイサギ【1巻】ネタバレ
1話ネタバレ
イサギは陵獄島の首討ち役。処刑人である。一匹狼的なイサギだが…彼が慕う人物が一人だけ島にはいた。それが須佐タツナミ。
タツナミは史上最強の将軍であったが…何の罪を犯したのか…罪人として陵獄島に幽閉されている。タツナミはイサギと打ち解け…彼を気に入って稽古をつける事へ。
こうして毎日、タツナミと修行をして彼と親交を深めるイサギ。その過程でイサギは相手の首を斬った時、相手の記憶を読み取る「サトリ」といった力へ目覚めていく。
それを知ったタツナミ。同時に自分の斬首刑が決定した事をイサギに報告。首討ち人にイサギを指名した事を明かす。
そして刑を執行する当日。
タツナミの首を堕とす事に葛藤が生まれるイサギ。そんな彼を宥め、使命を全うするように威圧するタツナミ。
タツナミの言葉を受け、使命を果たすイサギ。タツナミの首を斬った時…彼の記憶が入り込む。そこでタツナミが竜の首を斬った事が判明。それがタツナミを死罪に至らしめる理由であった。
しかし、わからないのが神聖な竜を何故、タツナミは斬ったのか…イサギ自身、自分も竜を斬ればタツナミの記憶に近づけるのか…そんな感情が芽生えだす。
そこへイサギに面会人としてチエナミが訪れる。彼はタツナミの息子であった。そしてチエナミはイサギがサトリで父親の記憶を見たと解釈しており…竜の殺し方を教えるようにイサギへ告げる。
2話ネタバレ
チエナミと談笑しつつ…島で過ごしていたタツナミの様子を伝えていくイサギ。
そんな中、人気のない崖まで到着すると一気にピリついた空気感を察するイサギ。彼はチエナミから殺意を感じ取る。
チエナミの中でイサギがサトリの力を持っている事に確信を持っていた。父親の記憶を見たのに腑抜けているイサギに対して怒りが爆発。
手合わせをするつもりのチエナミだったが…気持ちが乗らないイサギ。そんな中でチエナミの記憶が読み取れる。
チエナミから受けた勝負に向き合う事にしたイサギ。勝負は五分五分であると同時にチエナミの本心も知れて打ち解ける二人。
チエナミの目的はタツナミがどうして竜殺しをしたのか…その真相が追いたかった。それには父親の記憶を見たイサギが鍵になると説得。
イサギもタツナミの意志を継ぐことを決意。島を出てチエナミと共に竜を追う意思を固めていく。
3話ネタバレ
チエナミが裏で手を回していた事もあり、あっさりと本土への出張申請が通るイサギ。
初めての舟に乗り、生の竜を見て…本土の活気に触れていく。また舟の中ではタツナミが竜を殺したチエナミの憶測を聞かされる。
竜の寿命が尽きれば地上へ墜落。すると落下の衝撃で大災害が起きて人口の半分以上が過去に失われていた。そしてタツナミは今後100年以内に全ての竜が墜ちる事を暗示していた。
推測として将来の墜落被害をタツナミは防いだのでないか…そう捉える二人であったが…竜が100年以内に全て死ぬ説を唱えていたのはタツナミだけであった事も判明。
真実を知りたかったチエナミ。
話を聞いて最後まで付き合う事を約束するイサギ。同時にイサギの心の中で、この旅は必ず竜を殺す事になると漠然と行き着く先が考えられていく。
4話ネタバレ
港町に降り立ったイサギ達。
初めての町を目の前にして感情が右往左往するイサギ。宿に到着するとチエナミから今後の計画が明かされる。
最初に目指す場所は北東。
タツナミが竜を殺した現場であった。現在は情報統制で完全に閉鎖された地域。そこに足を踏み入れ、現場を見る事で何かが得られるかも知れない…そう考えていたチエナミ。
翌日は協力者である鳥居道玄と合流する予定であった。
合流場所へ到着すると道玄は賊に襲われ、息絶えていた。そしてイサギ達の前に賊で生き残った二人の男が姿を現す。彼らの目的はチエナミの命であった。
相手も手練であったがチエナミにとっては大した相手ではなかった。息がある程度に生かし…イサギの加勢をしようと振り向くと…。
何の躊躇いもなく一瞬で相手の首を斬っていたイサギに衝撃を受けるチエナミ。
5話ネタバレ
チエナミは真剣における自分の甘さを知ると共にタツナミが最期をイサギに託した理由を何となく把握するチエナミ。
一方でイサギが躊躇なく人を殺せる事は只の「慣れ」だと明かす。同時に彼の精神が不安定過ぎる事にも気付くチエナミ。
とりあえず死体の処理をする二人であったが…背後から人影。
敵襲かと思いきや…道玄が渡りをつけてくれていた人物であった。現れたのは十文字マヒナといった女性。
彼女はタツナミと同年代であり最大商会の最高幹部であった。マヒナの姿を見て安堵するチエナミ。ここで第1巻は終了。
竜送りのイサギ【1巻】感想
滅茶苦茶面白かった!
名将・タツナミが竜殺しをした真相は本当に未来の墜落被害を防ぐ為だけだったのか…。何か別の理由もありそう!
そして何故、意志を継がせる相手にイサギを選んだのか…。世界の謎、竜の秘密…タツナミの真意など今後明かされてくるであろう謎に強い求心力があります。
またチエナミとの旅路によって主人公・イサギの成長過程も楽しめそう!
竜が棲まう世界で竜殺しは大罪。タツナミの意志を受け入れ、イサギは今後…竜を殺す事になると思いますが…その先に待っているのは何なのか…。
もう続きが知りた過ぎて追いかけたい作品の一つになりました!試し読みで心を持ってかれた人は試し読み以降のストーリーも面白いので是非、続きを手に取って読んでみてください♪
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竜送りのイサギ(2巻ネタバレ)竜の尾から生まれた刀を持つ男が登場…八雲とイサギの死闘の行方は!?