竜送りのイサギ(2巻ネタバレ)竜の尾から生まれた刀を持つ男が登場…八雲とイサギの死闘の行方は!?

竜送りのイサギ(2巻)

竜送りのイサギ(2)
著者 星野真
出版社 小学館
ジャンル 少年漫画

漫画「竜送りのイサギ」電子単行本2巻のざっくりとしたストーリーをまとめました。2巻は第6話~11話が収録されています。

竜の素材から作られた「竜の剣」といった存在が浮上。
マヒナが所持していた竜の剣ですが…信用していた試斬人に奪われてしまった事が発覚していきます。

マヒナはタツナミから託された竜の剣を奪い返す為…イサギとチエナミに奪還をお願い。想像を絶する竜の剣の力などファンタジー要素盛り盛りで第2巻は進行していきます!

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竜送りのイサギ

竜送りのイサギ(2巻)登場人物

2巻から新たなに登場する人物は以下の通りです。

  • 八雲蒼緋
  • 八雲ツバキ

竜送りのイサギ(2巻)ネタバレ

竜送りのイサギ(2巻)

6話「尊顔」

大商人であるマヒナとチエナミの交渉が開始します。昨今の件でタツナミへの義理を果たしたので、次はチエナミが筋を通す番だと訴えるマヒナ。

マヒナはチエナミの父・タツナミの借金を支払うように命じていきます。マヒナに五千万もの借金をしていたタツナミ。

返済の猶予は今月中。
もし間に合わないようならチエナミとイサギの二人を危険因子とみなして国に引き渡す事を訴えます。

一方、納屋に捕らえられていたイサギ。彼を監視していたマヒナの部下はイサギの剣の実力を見込んで仕事を頼みます。イサギは納屋から出してもらい、チエナミとも合流。

依頼された仕事の現場へ出向くと…そこには死体。イサギが依頼された仕事は試斬でした。出回る刀は罪人の死体で試し斬りされるのが工程の一つ。

マヒナはその役割をイサギに頼んでいきます。そして用意されていた死体は昨日は自分が斬った相手でした。

7話「巖鏡」

イサギはマヒナが大商人として上り詰めた要因をわかっていきます。仕事の依頼でもあるので仕方なく試斬をしようとするイサギ。

しかし、その行為をチエナミが止めていきます。
試斬は自分が行うとイサギから刀を奪うチエナミ。彼は死体ではなく庭石と回廊を「巖鏡」といった剣技で切り裂いていきます。

巖鏡を使っても壊れなかった刀として良い付加価値がついたと思うマヒナ。刀はマヒナが買う事で決着。彼女は改めて今後の話をチエナミとイサギにしたいと訴えます。

そしてマヒナはチエナミ達にある依頼をお願いしていきます。

8話「駆引」

マヒナの依頼内容はタツナミから託された「竜の尾から生まれた刀」の奪還でした。

タツナミから託された竜の剣に関しての背景を明かすマヒナ。
タツナミの依頼で竜の剣を完成させたマヒナ達は試斬の段階となり、八雲蒼緋といった試斬人に試し斬りの依頼をしていました。

しかし、試斬当日…。
竜の剣を手にした八雲は現場にいたマヒナの部下を次々と殺し、刀を奪って逃走。八雲が奪った竜の剣の奪還をチエナミ達へ正式に依頼します。

依頼の報酬についてイサギがマヒナと駆引きを開始。

マヒナはイサギの面白い提案に乗り、交渉成立。こうしてイサギとチエナミの二人はまず、八雲をおびき出す作戦を実行に移していきます。

9話「一振り」

八雲の自負心と執着心を逆手に取って、八雲が黙っていられない状況を作り出したイサギ。作戦は見事に成功。イサギ達の前に八雲本人が現れます。

先手必勝で八雲を斬ろうとしたイサギですが…八雲は自分の娘を囮にしてイサギに斬らせようとしていきます。

同時に竜の剣は八雲の娘から突然、剥き出しとなって出現。

剣を持った八雲と対峙。そして八雲が竜の剣を一振りすると…巖鏡を凌駕する衝撃波を発動していきます。。

10話「咆哮」

竜の素材で作られた刀の異常な力を目の辺りにしたイサギ達。同時に今回の衝撃波は八雲の中でも想定外の力だったようで一瞬だけ困惑。

しかし、冷静沈着な八雲は刀の宿した人知を超えた力を見て…直ぐに竜にまつわる刀である事を察していきます。

衝撃の音を聞きつけてきた一般民に対して剣技のコントロールを図る八雲。無関係な人間を巻き込む八雲に対して怒りが芽生えるイサギ。

チエナミと協力して八雲を仕留めようとします。あと一歩の所まで八雲を追い込みますが…彼も手練れ。逆に窮地を迎えてしまうイサギでしたが…八雲の暴走を娘のツバキが止めていきます。

八雲との戦いは騒ぎになってしまい、村の方から大勢の人が駆けつけてくる状況。このままでは一般民が巻き添えになってしまう事から一旦逃げる事をイサギ達は決意します。

11話「首筋」

八雲との戦いで現状、自由に動けるのはイサギだけ。マヒナはイサギだけに八雲の討伐をお願いしていきます。

マヒナが八雲の隠れている場所の目星となる地図を渡し、捜していくイサギ。彼の前に八雲の娘であるツバキが現れます。

彼女はイサギに自分を殺して欲しいとお願いします。

ツバキは竜の剣の「鞘」の役割を果たしており、竜の剣は彼女の身体に格納されていました。父の凶行を止める為、頭を下げて斬首して欲しいとお願いするツバキ。

葛藤が生まれるイサギはまず、ツバキと八雲の親子関係をしっかりと聞きたいと伝えます。二人は人気のない場所へ移動。ツバキから父・八雲に対する想いを聞いていきます。

彼女の覚悟が本気だと察したイサギは斬首を執行しようと準備をしますが…ツバキのある表情を見て気持ちが切れてしまいます。

竜送りのイサギ(2巻)感想

竜送りのイサギ(2巻)

竜の剣は人間の身体を鞘として収められるといった強いファンタジー要素も出てくる第2巻。この要素があると、いずれはチエナミがイサギの手にした竜の剣の鞘になりそうな展開が予想されますね。

またタツナミがマヒトに竜の剣を打ち直させた真意とは一体何なのか…。生前から既に何かを予期して動いていたタツナミ。

彼が知っていた真実にイサギ達が辿り着いた時、どんな展開が待っているのか楽しみですね。

八雲から竜の剣を奪還したとして…次に所持するのは一体誰になるのか…人知を超えた力を持つ竜の剣。

八雲編が終わると一気に物語も加速していきそうです!

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