ダークファンタジー漫画のおすすめ「約束のネバーランド」あらすじ・ネタバレ感想

約束のネバーランド

マンガ大賞2017にもノミネートされている「約束のネバーランド」第1巻のカバー表紙を見るとほんわかしたファンタジー系マンガと思いきや、12歳以下の子供たちが孤児院からの脱獄をテーマにした漫画になっています。まさかの展開も起こる息もつかせぬハラハラ・ドキドキ体験が味わえるオススメの漫画です。

約束のネバーランド
作品名:約束のネバーランド
作者・著者:白井カイウ / 出水ぽすか
出版社:集英社
ジャンル:少年漫画
掲載誌:週刊少年ジャンプ

ダークファンタジーらしく怪物(鬼)も出てきます。まだ謎の多い漫画で今後の伏線回収も期待。のめり込んで早く続きが見たくなってしまうストーリーが見所です。

漫画「約束のネバーランド」あらすじ

物語の舞台はグレイス=フィールドハウスといった孤児院。そこには多くの子供がいて世話役・母親役となるイザベラという女性がいます。子供は12歳になるまでに里親が見つかり孤児院を出ていくのですが実は裏があったというお話。

中心人物になるのはエマ・ノーマン・レイといった孤児院でも成績が優秀者の3人。

ある日、里親が見つかった子供に忘れ物である「ぬいぐるみ」を届けようと外につながる門まで行ったエマとノーマン。しかし、二人はそこで非現実的な光景を目にしてしまいます。

実は里親が見つかり孤児院を出ていくのは口実で孤児院を出た子供達は鬼と呼ばれる存在の食料にされていた。裏で手引をしているのは今まで母親だと慕っていた孤児院の世話役であるイザベラ。孤児院の裏の顔、事実を知ったエマとノーマンは自分たち、幼い子ども達を守るために脱獄計画を試みる。

漫画「約束のネバーランド」ちょいネタバレ感想

最近は人間が食料にされるテーマの漫画は人気が高いですよね。その中でも一際ストーリーに引き込まれたのが「約束のネバーランド」です。マンガ大賞2017年にノミネートされる理由が読むとわかります。本当に面白い。

電子版で2巻まで読みましたが、まさかの子供たちの中にママ役イザベラの内通者がいた…なんて展開も起こります。

ちなみにイザベラが本当に不気味。
そして謎の残る設定がまだまだ多いので今後の伏線回収が気になりすぎる漫画です。

各子供たちの知略を駆使して少しずつ脱獄の準備が整っていきます。また中心人物であるエマ、ノーマン、レイはそれぞれに考え方が違い葛藤が生まれていきます。孤児院の子供たち全員で脱獄できるのか…それとも主要人物だけしか脱獄はできないのか…また孤児院を出た外の世界を子供たちは知りません。

この辺りは進撃の巨人に通ずるものがあります。孤児院の脱獄するためには背の高い壁を超えていかないと外に出れません。壁のスケールは進撃の巨人に及ばないですが漫画のポテンシャルは進撃の巨人並だと個人的に思っています。

あと2巻まで読むとどうも、ノーマン、レイから死亡フラグが醸し出されているのですがどうなるんでしょ…頭脳派二人がいなくなるとエマは大丈夫なんでしょうかね…

ノーマン、レイの展開も気になってしょうがないです(笑)

約束のネバーランドはグロい…と言われているけど…

そこまでグロいようには感じません。食糧人類といった漫画の方が数倍はグロいです。約束のネバーランドは掲載誌が週刊少年ジャンプです。歴代の掲載マンガの中ではグロい部類に入るかもしれません。

食糧人類

約束のネバーランドは個人的にグロ漫画とは思っていません。今後の展開によって、もっとドロドロ、グロくなる可能性はありますがジャンプ掲載なので限度を超えるグロ描写は出てこないかと思います。

漫画「約束のネバーランド」SNSの反応

Twitterでの反応も上々です。
週刊少年ジャンプの救世主と言う人も多数います。それくらい熱量と魅力のある漫画です。

面白いだけにダラダラと展開を伸ばして内容を薄めてしまうより、ギュッと詰め込んだ内容でテンポよく話を進めて綺麗に完結して欲しい作品ですね。結末はハッピーでもバッドエンドでもどちらも良いです。物語の内容的に子供達にはハッピーエンドで完結して欲しいですが…バッドエンドも見てみたい(笑)

約束のネバーランドが試し読みできる電子漫画サイト

約束のネバーランド
BookLive!のボタン
まんが王国のボタン
ハンディコミックのボタン
コミックシーモアのボタン
Kindleのボタン

※ネタバレ話集コーナーにて「約束のネバーランドのネタバレ話集」を追加。ざっくりと話題作である「約ネバ」の世界観、物語を知りたい方は利用ください。