- 作品名:ピーチガール(10)
- 作者・著者:上田美和
- 出版社:講談社
- ジャンル:少女コミック
- 掲載誌:別冊フレンド
目次
少女漫画「ピーチガール」これまでのあらすじ
トージの事が大好きなモモは晴れてトージと付き合うことになるが、小悪魔サエの策略にハマり二人は引き裂かれることに。そしてトージはサエと交際をスタートさせた。モモを想う気持ちは変わらないが、サエとの交際はモモを守るための手段であった。
失恋のショックを抱え身も心もボロボロになったモモ。
そんなモモをいつも支えてくれていたカイリに想いを寄せ始める。トージを好きなままのモモが好きだと言ってくれたカイリへの気持ちが次第に大きくなっていった。
カイリとの関係を深めようと思っていたそんな矢先、突然カイリの元カノが現れた。
ピーチガール 第10巻のあらすじ・ネタバレ
元カノ森香の出現にも揺らぐことなく、カイリは森香のアプローチを無視し続けた。そんなカイリの様子に安心していたモモであったが、再び不安が襲う。カイリの携帯ケースが壊れていることを知ったモモは密かに手作りの携帯ケースを作った。
そしてそれを渡しにカイリの元へ向かったのだが、そこにはカイリと森香がいた。
とっさに隠れたモモは二人の会話を耳にしてしまう。二人はホテルで待ち合わせする約束をしていたのだ。そんな状況に怒り爆発のモモは、作ったケースを投げつけ去っていった。
どうにか話をしたいカイリに対して、モモは怒りが収まらず向き合おうとしない。
そんな状況だったが、カイリと森香が二人きりで会っている事が心配になったモモは急いでホテルに向かう。だが、そこにいたのはカイリの兄の涼だった。と、そこへ森香が現れ刃物を出し涼を刺した。
刺されるかもしれないと案じていた涼は、服の中に本を挟んでいたため、ケガはなかった。
そこへカイリが駆けつけ、モモに経緯を話しやっと誤解が解けるのだ。仲直りをしたモモとカイリは、二人で旅行に行こうと約束する。そしてカイリは旅行店へリサーチに向かった。
そんな様子を陰で見ていた人物がいた。サエだ。
サエは一人になったモモに近づき、いつものごとく嫌味を言い放つ。怒りで爆発しそうなモモの元に一台の車が止まった…涼であった。涼はモモを誘いお茶をした。そこで、カイリから聞いていた話と違う事に気づいたモモは、涼の事を良いお兄さんだと思い始める。
しかし、モモが涼と会ったことを知ったカイリはショックを受ける。
アイツの言葉を信じてはダメだ。
サエの男版なんだと必死なカイリに対して、お兄さんを悪く言わないでと言うモモ。
カイリは自分の言っていることを信じてくれないモモに再びショックをうけた。
そして、見事にモモは涼に騙されるのであった。涼の本当の正体はサエ以上の魔性の男であった。
騙されて初めてカイリが正しかったと知るモモ…
何故、好きな人のいう事を信じてあげられなかったのか…過去のトージはモモの言葉を信じず、サエの言う事を聞き入れてしまった。
この事で辛い思いをしたモモが、なぜ今回カイリの言葉を信じてあげることができなかったのか…
自分のことを信じてもらえなくて辛い思いや悲しい気持ちを一番分かっているモモが、全く同じことを今カイリにしている。
今まで一緒に過ごしてきたカイリよりも、つい最近出会った兄の涼のいう言葉を信じるなんて本当にあり得ない。
サエと涼がどれだけ人を騙すことが上手いのか、口が上手いのかは分かるが、それ以前に好きな人を信じるという事が何よりも大事なんだと感じるのだ。
ピーチガールの恋愛関係をまとめてみた
モモとカイリは交際中。
モモはトージへの気持ちが薄れカイリへの想いが大きくなっている。
カイリは相変わらずモモ一筋だが、何かまだ知られざる過去がありそうだ。トージとサエは交際中。トージは今でもモモを想い続けているようだ。
サエはトージに飽きつつある。そして涼に一目惚れをした。
涼は特定の女性を作らないが、もしかしたら保健室の操ちゃんが本命なのかもしれない。
森香は今でも涼を追っている。
第10巻までの人物相関図、恋愛関係をざっくりとまとめてみると、こんな感じです。
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