遂にトージとの別れが…「ピーチガール」第7巻のあらすじ・ネタバレ感想

ピーチガール(7)
ピーチガール(7)
作品名:ピーチガール(7)
作者・著者:上田美和
出版社:講談社
ジャンル:少女コミック
掲載誌:別冊フレンド

少女漫画「ピーチガール」これまでのあらすじ

小麦色に焼けた肌(ガングロギャル)の主人公モモは、友人サエからの嫌がらせや、恋の三角関係を乗り越え、晴れて大好きなトージとの恋を実らせる。そんな幸せな日々も束の間、またしても小悪魔サエの罠にハマってしまう。

果たして、ここから抜け出すことが出来るのだろうか…

ピーチガール(6)

ピーチガール 7巻のあらすじ・ネタバレ

モモとトージは、カイリの協力の元サエへの復讐を実行させる。少し痛い目を合わせるつもりが、カイリの手違いによって危険な状態になる。今まで散々嫌な思いをさせられてきたのだから放っておこう、という意見に納得が出来なかったモモは、サエの救出に向かう。

何とか救い出し、大惨事を免れたサエだったがモモへの怒りは計り知れないものだった。

モモは、自分と同じ思いをしてサエはきっと反省するのだと思っていたのだが、反省どころか以前に増して攻撃的になったサエを見て呆れ果てた。

そしてモモは、今後一切サエには関わらない口も利かないと宣言し、トージと共にその場から去った。

カイリは、いつもサエを助けてくれるのはモモだという事、モモとトージの仲を切り裂いたとしてもサエはモモにはなれないという事をサエに伝えるのだが、サエのモモへの嫉妬心は更に増すのであった。

このままでは煮え切れないサエは、また新たな嫌がらせ計画を企てた。

モモとジゴローの写真をばら撒かれたくなかったらモモと別れて、とトージに迫る。トージはサエの脅しに怯むことなく、モモは俺が守ると言い放った。これを聞いたサエの怒りは更に大きくなり、二人を尾行してあの手この手でトージを追い詰める。

一方モモは、ジゴローとの一件以来ビクビク怯えながら過ごしていた。

ジゴローの名前を聞くだけで嫌な気持ちになりトラウマを抱えていた。そんなモモを近くで見ていたトージは、写真なんてバラ撒かれたらモモはもっと辛い思いをしてしまう…そんな思いから…

モモに別れを告げる…。

そして、サエの元へ行き写真とネガを受け取り燃やし捨てサエとは付き合うわけがないと、芝居だった事を告げるのだが、燃やしたネガは偽物だったと判明する。

このままではサエの罠から抜け出せないと感じたトージは、突然別れを告げられて戸惑うモモの目の前で、サエにキスをした…。

サエは究極のゲス女・救いようのないバカ女

少し痛い目に遭って、自分がモモにしてきたこれまでの事を反省するのかと思いきや、反省どころ増々悪事を働くサエに正直引いた。普通の人間ならばここで分かるはずだが、この女はもはや普通ではないのだ。

本当に最低最悪のゲス女なのだ。

本当の事を隠して嘘をつくことが一番彼女を傷つけるのが分からないのか…トージはモモを守るために別れを告げサエにキスをしたのだが、それが本当の優しさなのか!?

他に方法はなかったのだろうか?
モモと一緒に考えるという選択肢はなかったのだろうか?
カイリに相談する事だって出来たはずだ。

何故トージは一人で考えて一人で決めてしまうんだ。こんな事されたモモはかなりショックであろう。事情も知らず突然別れを告げられ挙句の果てに他の女にキスをする…これ以上の悲しみはないであろう。今精神的に弱っているモモに追い打ちをかけるかのように更なる悲しみを与えたトージは男として最低だ。

これがモモを守るためだと言われても、それはトージが勝手に思っているだけの自己満足に過ぎない。

守っているつもりがモモを一番傷つける結果となった。モモへの強い気持ちは分かるが、不器用にも程がある。

モモをいつも近くで見守っていてくれた人(カイリ)

この7巻でもカイリはモモを助けてくれた。

いつも陰ながらモモを見守り続けていたカイリだが、モモの笑顔を守るために自分は身を引いたのだ。トージと一緒にいるモモはとても幸せそうな笑顔をしている。そんなモモを応援するために身を引き、ピンチの時は助けてくれる。

一番モモの事を想っているのはカイリなのかもしれない…

カイリとなら幸せになれるのでは…?
そろそろ、この二人に進展がありそうな感じ。次巻で二人の距離が縮まることを願いなら8巻を読んでいきます。

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