モモとカイリの距離が縮まっていく…そして新たな展開が…「ピーチガール」第9巻のあらすじ・ネタバレ感想

ピーチガール(9)
ピーチガール(9)
作品名:ピーチガール(9)
作者・著者:上田美和
出版社:講談社
ジャンル:少女コミック
掲載誌:別冊フレンド

少女漫画「ピーチガール」これまでのあらすじ

主人公のモモは、中学校時代からトージに片思いしていた。同じ高校に進学をし、トージに想いを寄せる日々を過ごしていた。そんなモモには新しい友達(サエ)が出来た。けれどもこのサエは、超が付くほどの小悪魔であった。

そしてもう一人、モモに想いを寄せるカイリがいる。カイリは学校一のモテ男なのにも関わらず、本気で女の子と付き合った事がないのだ。一見チャラ男にも見えるが、モモに対する気持ちは特別なものだった。

こんな4人の恋愛四角関係が始まった。

小悪魔の邪魔やすれ違い数々の試練を乗り越え、モモとトージは晴れて恋人になった。モモを想うカイリは、モモの幸せを願い身を引いた。そして遠くから二人を見守り続けていた。が、そんな幸せな日々は束の間、再び小悪魔サエの罠に巻き込まれていく。

そして、突然のトージからの別れ…

身も心もボロボロになったモモ、そんなモモをいつも支え続けたカイリ。やがてモモの心はカイリに向かっていった…。

ピーチガール(8)

ピーチガール 第9巻のあらすじ・ネタバレ

モモは、カイリの優しさに甘えてはいけないと距離を置こうとする。そんなモモの態度に怯むことなく、カイリはモモと距離を縮めようとしていた。

トージの事が忘れられないのに、カイリに頼ってばかりいたら卑怯だと自分を責めるモモに対して、トージを好きなままのモモが好きだと言ってくれたカイリ。

そんなカイリに次第と心が惹かれていった。

カイリのおかげで失恋の傷も徐々に消えつつあった。しかし、そんな幸せそうなモモが気に食わないサエは、また新たな罠をしかける。カイリの取り巻きの女子たちも、カイリを取られた腹いせにモモを落とし入れようとしていた。

だが、モモの事をいつも気にかけていたカイリは、その状況にすぐに気づき、サエや取り巻きの女子たちからモモを守った。

そんな事があり、二人の絆をより深めていった。

しかし、カイリの事が好きになるにつれてカイリの事が良く分からなくなっていくモモ。今まで自分の話ばかり聞いてもらっていたが、モモはカイリの事を何にも知らなかった。

カイリの過去が気になるモモ、好きになればなるほど思い込みや嫉妬心が増していく。徐々に明かされていくカイリの過去…兄の存在…突然現れた元カノ…そして保健室の先生(操ちゃん)…

モモとカイリの間に波乱な展開が待っていた…。

意外や意外!これまでノーマークだった人物がカギを握っているのか…

物語に度々登場してきた保健室の先生である操ちゃん。生徒たちからの信頼は厚く、姉御肌で親しまれていた。そして、モモにとっても良き相談相手であった人物だ。だが、この彼女がここにきて大きな鍵を握る人物だという事が分かったのだ。

カイリとは高校に入学する前からの知り合いで、カイリの兄とも大きな関わりがあるようだ。

思い返してみると、操ちゃんが大きく登場したのはカイリと二人で車に乗っていたシーンだ。帰ってこないモモを探していたトージが、偶然、車に乗ったカイリと操ちゃんに出会い、一緒にモモを助け出したのであった。

夜に車で二人きりなんて、教師と生徒以上の関係ではないか!と今更になって気が付いた。

今までこの二人の関係を1ミリも怪しまなかったのにも理由がある。

操ちゃんは見た目はぽっちゃりで眼鏡をかけていて、疑う要素はこれっぽっちもなかったからだ。

そして、本当に良い先生である。モモに対しても優しく時には助けてくれる。人との約束はしっかり守り、正義感がつよくハッキリ物を言い、性格はモモとそっくりだ。彼女は何かを握っていそうだが、この先、モモとライバルになるなんてことはあるのだろうか?

モモにとってマイナスな存在ではない事を祈りたい。

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