遺書、公開【7巻ネタバレ】噂と闇が暴かれていく!?

遺書、公開(7)

陽東太郎先生が描く一人の女子生徒の自殺を追求する漫画「遺書、公開」最新刊となる第8巻の内容をご紹介。

今回は3名の人物の遺書が公開されていく。同時に姫山の自殺の真相にメスを入れていく形となる。姫山の自殺は1位の押し付けに対する苦しみだったのか…。それとも別の出来事が原因なのか…。

クライマックスに近づいている事は間違いないが未だに真実が見えない状態。様々な伏線をこれからどう回収していくのか。早速、7巻の内容を見ていきましょう。

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遺書、公開

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遺書、公開(6巻)

遺書、公開【7巻】ネタバレ

遺書、公開(7)

33話ネタバレ

池永が語っていく。姫山椿を序列1位だと特別扱いする事で姫山に対して何をしてもいいと思い込んでいたのではないかと。誰か個人のせいではなく、クラス全体が姫山をそういった風に扱っていた風潮があると訴えていく。

『椿はそれが辛くて自殺した…?』

池永の主張に千蔭も賛同していく。そう考えると説明がつきやすくなると。しかし、もしそれが理由なら何故、姫山は扱いが辛い、嫌だと言った事を主張しなかったのかと疑問が浮かんでいく。

『それすら無しに急に自殺だなんておかしくないか?』

千蔭が何か言いかけようとすると廊下がざわつき始める。ホームルームの時間は終了。この日はここで終わる。

ホームルームが終わると池永、名取、廿日市の3人で話し合う。切り出す廿日市。

『お二人は自殺の責任は2年D組全員にあると考えてるんですよね?』

すると千蔭が割り込んでくる。さらに4人の様子を見て山根も背後の席に座って4人の話を盗み聞き。千蔭は文化祭後の話を語っていく。

『僕がそれ辛くないっていったら姫山さん一瞬、すごくショック受けた顔したんだよね』

千蔭は2年D組に何かしらの思い入れがあって、だからこそ傷ついたと思っていると明かす。それだけを伝えて立ち去っていく千蔭。彼の魂胆がわからなかった池永。

『池永君に解明してほしいって思ったんじゃない?』

ここで山根の存在に気付く池永達。山根も何か話に来たのかと尋ねると特にないと言って立ち去っていく。

一方、栗原といった女子生徒は何やら『ちがう、ちがう、ちがう』と廊下の片隅で連呼。何かに怯えているような様子。翌日になると姫山の自殺に関する噂が学年中に広がっていく。

34話ネタバレ

廿日市が教室に入るとざわついていた。池永と名取と合流して、ある噂が出回っていると聞かされていく。

『姫山が自殺した日、その推定時刻の直前に姫山がトイレに入っていくのを見たってやつがいるらしい』

さらに噂には続きがあった。
姫山と一緒にトイレに入っていったのはD組の男子だったと噂が交錯していく。

この噂が2年全体に広まり、学年中はその噂で持ち切り状態であった。新たな噂が浮上した事で姫山の自殺に対して違った憶測も飛び交っていく。

朝のホームルームが終わると一人の生徒が切り出していく。噂の話は知っていると思うが自分だと言う男子はいないよなと。

『赤崎じゃないの?』

千蔭が切り出す。赤崎は姫山の彼氏であった。一緒にトイレに行くほどの仲となれば彼氏である赤崎が自然だと。

姫山の死に対して新たな切り口を告げていく女子生徒も出てくる。

『姫山さんって本当に自殺だったのかな?』

一緒にいた人間が姫山を殺した可能性もあるのではないか…。多くうっすらと脳裏に感じていた事を口にする女子生徒。

『それは考えすぎだろ…俺はこの噂はデマだと思う』

男子の中で客観的に物事を見れる生徒達は噂は嘘である断定。全てのタイミングが良すぎる事。さらに嘘を流して話を撹乱しようとしている生徒がいるはずだと結論付けていく。

池永、名取、廿日市は休み時間にいつものように集まって話し合う。廿日市は噂の根源を確かめてみようと提案。2年の間で広まった噂程度なら根源に辿り着ける可能性は高いはずだと。

35話ネタバレ

噂は伝播していくので誰から聞いたのか辿っていけば根源に辿り着くはずだと考えた廿日市。しかし、池永や名取の人脈では早々に詰んでいく。友達が少ないのだ。

続いて山根から根源を辿っていこうと考える廿日市。噂の出処はどうもA組の伊達といった女性である事が判明していく。

昼休みになって伊達へ話を聞こうとA組を訪ねると…。
伊達といった女子生徒は噂が大好きそうなキラキラ女子であった。池永達は廿日市に聞き込みを任せる事へ。しかし、どう話し出すか考えていなかった廿日市。戸惑っていると山根が代わりに聞いていくれる。

『伊達さん…僕たちD組の噂について知りたいんだけど』

伊達はこの噂を誰から聞いたのか教えてくれる。そもそもD組の人間が噂の根源について知らない事に驚く伊達であった。

帰りのホームルーム。
噂についてわかった事があるかと尋ねていく進行役。特になかった。すると森本といった女子生徒が挙手。自ら遺書を公開したいと伝えていく。そして23通目の遺書公開が始まる。

森本は自分は姫山に1位を押し付けていたんだと思うと彼女との関係を振り返っていく。特に大きな波紋を呼ぶ訳でもなく森本の遺書公開は終了。

帰路につく中、廿日市や池永、名取、山根は栗原を呼び止めていく。

『栗原さんですよね…あの噂を流したのって』

事情が聞きたいと告げる廿日市。すると突然、栗原は精神不安定になっていく。

『わたし…しらない…』

横断歩道に飛び出す栗原。車両が走ってきていた。車に撥ねられる一人の生徒。栗原ではなく彼女を庇った山根であった。

36話ネタバレ

車に撥ねられた山根だが大事には至らなかった。すぐに担任である甲斐原先生達が駆けつけてくる。鋭い表情で何があったのか尋ねる甲斐原。

『俺たちが栗原さんを見かえて呼び止めたんです…でもバスの時間が迫っててすげー急いでたらしくて…』

真相を誤魔化す池永。それを聞いて納得する甲斐原。

『…警察に訊かれても同じように話せ』

翌日、元気に登校してくる山根。遅れて栗原も登校してくる。山根の交通事故は既に噂になっていた。増倉が事故現場に居合わせたメンバーが不自然だと切り出していく。

すると栗原が真相を明かしだしていく。

『山根くんたちの嘘の噂を流したのが私だってバレて逃げようと思ったから』

栗原は語っていく。
姫山が1位の扱いを理由に自殺したんだとしたら…それを知ってたからと言い出していく。

姫山と栗原が仲良くなっていく過程が明かされていく。そして栗原にはクラスで苦手な生徒がいた。しかし、姫山と一緒にいる事で苦手な女子生徒とも仲良く出来ていたのだ。

ある時、図書室にて栗原は姫山から尋ねられる。

『瑞希は私のこと、どういう人だと思ってる?1位の人だと思ってる?』

自分の感想を述べていく栗原。

『瑞希…私本当は…1位なんかじゃないんだ…』

何を語ろうとする姫山であったが、姫山には1位で居てもらわないと困る理由が栗原にはあった。自分も姫山に1位を無理やり押し付ける事情があったと語る姫山。

噂を流したのは1位の押し付けで姫山が自殺したといった皆の考えを別の意識に逸らしたかったと語る。懺悔していく栗原。

『あともうひとつ…私の遺書には皆に知らせておきたい事が書いてあるの』

突然、遺書の中身を公開する事を決意する栗原。24通目の遺書公開が開始されていく。そこには栗原にした相談を先生にもした事が記されていた。

1位の扱いに苦しんでいる相談受けていた甲斐原。生徒の注目は彼に注がれていく。

37話ネタバレ

甲斐原先生の授業。一人の生徒が先生の遺書を公開して欲しいと頼み込んでいく。反論する訳もなく帰りのホームルームにて25通目となる遺書公開を行う甲斐原先生。

小細工のないよう、甲斐原は三宅に遺書の中身を呼び上げてもらう事へ。

そこには「相談」について記されていた。しかし甲斐原にとって相談がどれに当てはまるのか不明であった。担任教師といった立場で大なり小なりの相談などよく受けていた甲斐原。

そして自殺を仄めかすような相談など受けた覚えもないと伝えていく。

ここで一人の生徒が現在、姫山の自殺について序列1位にかこつけて色々と押し付けた事が原因ではないかといった風潮になっている事を明かす。

『その相談を先生にしたってあるヤツの遺書に書いてあったんだが』

心当たりを感じていく甲斐原。それは直近の個人面談であった。序列1位の事について触れていたやり取りが明かされる。当時の会話内容を明かしていく甲斐原。

『やっぱり先生の言葉は正しいっていうのもわかるよね…誰でも言えるアホみたいな正論に対する真っ当な嫌味だ』

遺書は誰かが捏造しているものだと思っている甲斐原。しかし、千蔭はやっぱり遺書は本人が書いたものではないかと伝えていく。

『ちょっと考えさせてくれ』

そう言って教室を立ち去る甲斐原。そして姫山とのやり取りを思い出していく。彼女はそれなりのSOSを甲斐原に送っていた。面談当時。姫山のSOSに見向きもしなかった本当のやり取りの様子が思い返されていく事へ。

38話ネタバレ

38話は姫山から見た1位の圧力を押しかけてくる2年D組の様子が描かれていく。序列1位だからといった理由で色々押し付けられていき、精神的に苦しんでいく姫山。

彼女は自分を押し殺して周囲の期待に応えていく。

最後のノートパソコンの前で何かを打ち込みながら涙を流す姫山。そして不登校児である絹掛が制服を来て学校へ向かう様子が描かれていく。

ここで第7巻は終了。

遺書、公開【7巻】感想

遺書、公開(7)

発刊されるのが半年前後に1冊なので登場キャラの名前など忘れてしまうのがネックである(笑)

取り敢えず、姫山椿自身もクラスメイトから1位だからと押し付けられる事に息苦しさを感じていたのは間違いないらしい。ただ、それが本当に自殺の根源なのかは不明のまま。

そして次巻の第8巻から最終章になる模様。
不登校児である絹掛が遂に公開の場へ姿を現す事が予告から判明していく。遺書を置いたのは池永だと疑っている絹掛。彼女の遺書に真実が判明する言葉は記されているのか。

いよいよクライマックス目前といった具合の「遺書、公開」。真実は一体どうなっているのか。乞うご期待である!


遺書、公開

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原作・著者陽東太郎
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灰嶺中学2年D組は新学期に「2-D序列」と題したクラス全員の序列が記してあるメールが届く。しかし、“序列1位”の姫山椿はクラスの不穏な空気を打ち破る。姫山のおかげで普通のクラスになったかと思われた11月──。姫山が校内で自殺してしまう…。葬儀の帰りに教室に戻ったクラスメイト達の机に姫山椿から「遺書」が置かれていた! 死者からの「遺書」を巡り2年D組の闇が暴かれる!?

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