なれの果ての僕ら【6巻ネタバレ】実験を引き継ぐ者…水面下で動いていた恋人!?

なれての果ての僕ら(6)

内海八重先生の漫画「なれの果ての僕ら」最新刊となる第6巻。

今回からみきおが殺された後のストーリーが描かれていく。みきおの計画を乗っ取ろうとする黒幕。それとは別にある人物がみきおの計画を阻止しようと水面下で行動を起こしていた事が判明。その正体を知って絶望していくネズ。

みきおがいなくなったのに残された人間はより混沌を極めていく事へ。監禁実験のみきお母に引き継がれてさらなる各々の思惑が交錯していく事へ!?

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なれの果ての僕ら

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なれの果ての僕ら(5巻)

なれの果ての僕ら【6巻】ネタバレ

なれての果ての僕ら(6)

42話ネタバレ

みきおが殺されていて驚愕する一同。そして、みきおの死体を見た小紅が彼の首にあった「吉川線」に気付く。これは被害者が死に抗ってできる引っかき傷であると。つまり、みきおは誰かに殺された可能性が非常に高いと推測していく。

『我々の中に犯人がいます』

小紅の発した言葉によって混乱する一同。犯人を探そうと訴える者。それよりも学校が脱出する事が先だと伝える者。それぞれの思惑が交錯していく。

『ここにあったぞスマホ』

そんなやり取りをしているとネズが隠してあったスマホを発見する。しかし、皆から取り上げたスマートフォンは全て破壊されていた。

水野だけは何か引っ掛かる事があり、ずっとそれを考える。一方で雨宮と安藤が教室から去っていくのを確認する黒田。二人を追いかける事へ。

教室では数名がみきおから聞かされていた計画の乗っ取りについて知らなかった者へ伝えていく。計画を乗っ取ろうとする犯人の目的は何なのか…考えていると水野がようやく引っかかっていた違和感に気付く。

『みきおが持ってた2丁の銃がないんだ』

小紅は冷静に答えていく。みきおを殺した犯人が十中八九持ち去ったのだと。一方、安藤と雨宮を追いかけていた黒田。コソコソしている二人に声をかけていく。

『未来の遺体がないの』

彼女達は未来の遺体を安置していた教室に訪れていた。しかし、置いてあった未来の遺体が消えていたのだ。理解が追いつかない黒田。安藤と雨宮の2人の表情を見ると非常に不穏で含みを持たせた表情をしており、恐怖を感じていく。

43話ネタバレ

別の教室で梶原の介抱をしていた桜庭先生。そんな中、梶原が先生にアンタも俺を蹴ったよなと睨みを聞かせていく。なんことなどしらを切る桜庭先生。二人の間で不気味なやり取りが行われていく。

一方、雨宮と安藤を追いかけてきた黒田。真相が知りたいなら付いてこいと黒田に伝えていく。

教室に戻ってきた安藤と雨宮。彼女達は葉月に未来がいなくなった事を伝えていく。理解が追いつかない周りの人間。安藤が口を開き始めていく。

『みんなにも話すわ…私たち3人と未来とで決めた計画を』

安藤が順番を追って説明していく。しょーやんに殴られた未来だったが実は死んでおらず生きていた。そして自分を死んだ事にしておいて欲しいと言ったのは未来自身であった。

『なんで桐嶋はそんなウソを…』

早乙女が理由を尋ねていく。安藤は答える。未来がみきおを殺す為に一芝居うったのだ。そしてみきおを殺したのは未来だと伝えていく安藤。

44話ネタバレ

礼夏がネズを煽っていく。

『良かったなネズ…アンタの大事な彼女が尻拭いしてくれて』

全部ネズのせいだと彼を責めていく礼夏。そこへ黒田が割って入る。ネズのことをこれ以上悪く言うなと。礼夏を卑怯者だと逆に彼女を責め始めていく黒田。

責任を感じていくネズ。
彼の姿を見て、みきおに対する怒りがこみ上げていく雨宮。突然、彼女はみきおの死体を蹴り出して今までの鬱憤を晴らしていく。それに続いて犬飼もみきおの死体を蹴飛ばしてくいくことへ。

雨宮から便乗して多くの人間がみきおの死体に溜まっていた感情を爆発させていく。

一方、未だに落ち込んでいるネズを見て安藤がしっかりして欲しいと伝えていく。その理由は現在、計画になかった事態が起きていると伝える安藤や葉月。

本来なら未来がみきおを殺した時点で連絡をする予定だった事を明かす。しかし、その連絡がなかった。そして彼女はみきおを奪った銃を持っていると告げていく。

『未来待ってろ!絶対助けてやるからな!』

まだ未来が生きている事を信じて彼女を探そうと教室を飛び出していくネズ。未来が銃を持っている事を知って奪おうとネズを追いかけていく長谷部。

教室にいた皆も未来を探そうと動き出していく。そんな中、小紅だけはみきおが死んだ事で全てが本当に終わったのか疑問を持ち続けていた。そしてみきおの遺体が笑っている事に違和感を感じた彼女。

『まさか…この部屋…』

45話ネタバレ

長谷部は未来を先に見つけて銃を奪って力でその他大勢を屈服させようと考えていた。そんな中、長谷部に恨みを持っていた礼夏が彼を追いかけてモップで攻撃を仕掛けていく。

しかし、男と女では力量に差が有りすぎて返り討ちされてしまう礼夏。ネズはまだ探していない屋上へ向かっていく。そして屋上の扉を開けると驚愕の光景を目にすることへ。

一方、小紅はみきおの死体がある部屋でパソコンもしくはタブレットがないか探していた。戻ってきた溝口が一緒に探す。そしてノートパソコンを見つけることへ。

パソコンのロックはみきおの顔認証であった。ロックを解除してパソコンを調査していく小紅。実は携帯電話を取り上げられてから妨害電波は切られており、自分たちの行動はネットを通じて映像データがクラウド上にアップされている事に気付く。

外へ連絡を取ろうとするパソコンへ連絡が入る。

『あら、その声は月岡さん…?』

パソコンに電話をかけてきた相手はみきおの母親であった。

46話ネタバレ

屋上に待っていたのは未来の死体であった。雰囲気が変わるネズ。

『未来が動かないんだ』

同時に未来が持っていた拳銃を片手に持つネズ。一方で小紅はみきおの母親と対話していく。話していく気付く彼女の異常性。

『この人とは関わってはいけない…切らなきゃ…そして外に連絡を…』

小紅の直感が働きだしていく。しかし、電話を切ろうとする脅される事になる。電話を切って外部に連絡をしようものなら、あなたたちの行いを全てネットに拡散していくと。

みきおの母は学校にいるみきおの同級生の名前は家族構成など全てを把握していた。バッシングを受けるのはあなた達だけではないと脅していく。異常なみきおの母に怒りが湧いていくる小紅。

『あなたは見ているんでしょう…自分の息子が殺されるところを』

息子が殺されて悲しいとした上であっけらかんとしているみきお母。小紅は感じていく。彼女は圧倒的に感情が欠落しているとAIと喋っている感覚に陥っていく。

そして、みきお母は息子の意志を継ぐと主張。校舎に残っている者達で引き続き自分の考えた実験を行ってもらうと小紅へ伝えていく。

屋上では未来を何者かに殺されて静かな怒りが湧いていたネズ。何故、みんなを助けようとみきおを殺した未来が殺されなければいけないんだ…。ネズの中で何かが吹っ切れていく。

『なんで未来が殺されたのか…誰が殺したのか…それがわかるまでお前らを絶対にここから逃さない』

仲間に銃を向けていくネズ。

47話ネタバレ

ネズの精神が壊れた事で彼がこれから何かしでかすと予測していく長谷部。彼が動いてくれれば自分のやってきた事が相対的に印象が薄くなると感じた長谷部は羽根を伸ばしていく事へ。

取り敢えず、今この時を楽しもうと考える長谷部。

彼は及川を引き連れて黒田のもとへ。そして彼を暴行。黒田の持つリモコンを奪おうとしていく。必死に抵抗する黒田であったが力では勝てずリモコンを奪われてしまう事へ。

その後、長谷部は安藤と礼夏を別室へ連れて行く。

『さぁ、監獄実験の続きをしようか…』

48話ネタバレ

小紅と溝口に関してはみきお母から教室で待機するように指示を受けていく。一方、黒田の声が聞こえてきて礼夏に身に何か起きている事を知っていく。しかし、動きたくてもみきお母から圧力をかけられて動けず。

『確実に何か良くない事が起きているのに…何もできないなんて…!』

放送室では長谷部の悪意が礼夏に向けられていく。彼女を陵辱しようと考える長谷部。助けようとする安藤。

『じゃあ、お前が脱げ』

非常な長谷部の交換条件が提示されていく。長谷部の条件を無言で飲んで洋服を脱ぎだしていく安藤。

『アンタは私に自分と同じレベルの人間になって欲しいんでしょ』

長谷部の心を見透かす安藤。長谷部の事を卑怯者だと見下していく安藤。核心を突かれて苛立つ長谷部はリモコンのスイッチを入れて安藤を感電させていく。

一方、借りを作りたくない礼夏。安藤には手を出さずに自分を好きなようにしろと伝えていく事へ。安藤と礼夏の芯の強さに苛立つ長谷部。そんな長谷部を背後から応援する及川。

『本当に怖い目にあえばきっとそいつらも泣いて謝ってくるよ』

長谷部は礼夏を連れて図工室へ。彼女に服を全部脱ぐように指示を出していく。

49話ネタバレ

自分の不甲斐なさを感じていく礼夏。
彼女は小紅、未来に憧れていた事が明かされる。二人と自分を比較して自分は偽物であったと痛感していく礼夏。

そんな中、長谷部は嫌がっているように見える礼夏に興ざめしていく。

『イヤなら仕方ねぇーなー…かんべんしてやるよ…まぁ代わりに安藤をヤればいいし』

礼夏は自分が強い人間である事を証明したかった。そして長谷部を受け入れる決意を固めていく。人よりも強くいたい事に固執する礼夏。そして安藤にヤラれていく事へ。

『そんな…なんてことを…』

図工室に現れる小紅。
長谷部と礼夏がセ○クスしている現場を目撃。軽蔑した目で二人を見ていく。

50話ネタバレ

準備が整った事でみきおママは小紅が動けるように指示を出していく。そして彼女に伝えていく。図工室に長谷部と礼夏がいて大変な事になっていると。

礼夏を親友だと思っている小紅。彼女を助けようと図工室へ。そして二人がセ○クスしている現場を目撃する事へ。彼女を目を見て思う礼夏。

『まるであたしが可哀想な奴みたいじゃないか』

可哀想とは対極にある強い人間を目指す礼夏にとって小紅の自分を見る目は非常に辛かった。そんな中、礼夏から離れるように指示を出す小紅。そんな一瞬の隙をついて小紅は長谷部を攻撃していく。

そしてリモコンも奪う事に成功する礼夏。安藤も図工室に訪れて大声で救援を呼ぶことへ。

『誰か来て!長谷部が…長谷部を捕まえて!』

図工室から逃げる長谷部。礼夏を抱きしめて慰める小紅。

『礼夏…助けてあげられてくなてごめんね…可哀想に…』

小紅の言葉が癪に障る礼夏。自分は可哀想じゃない強いんだと惨めではないと泣いて伝えていく。そんな彼女の姿を見て怒りがこみ上げる小紅。机に置いてあったハンマー片手に長谷部を追いかけていく事へ。

51話ネタバレ

小紅の中で長谷部に対する怒りが沸点を超えていく。

『よくも礼夏を…殺す』

長谷部を追いかけて彼に追いついていく小紅。そして礼夏を傷つけた罰で制裁を与えると伝えていく。

小紅を追いかけてきた礼夏。小紅へ怒りをぶち撒けていく。そういったいらない。自分を下に見ないで欲しいと。仲間割れしているなら3人で一緒に仲良くしようぜ…どこまでいってもクズな長谷部。

『小紅…見てろよ…最後にあたしは抗ってやる…あたしを殺すのはアンタだ』

そう伝えると礼夏は長谷部に抱きついて階段の踊り場から転落していく。

その後、追いかけてきた人間が二人の姿を見ていく。小紅は二人とも状況に絶望して投身自殺をしたと誤魔化していく。礼夏の名誉を守る事にした小紅。

最後にモノローグ。
二日目の夜終わり、事件解決まで残り16時間。この16時間でさらに2名が犠牲になる事が明かされていく。ここで6巻は終了。

なれの果ての僕ら【6巻】感想

なれての果ての僕ら(6)

みきおの計画を乗っ取ろうとする犯人は誰なのか…そして目的は…。さらに未来を何者かによって殺されてしまったネズ。彼の中の闇が動き出していく。

一体何の為の実験で真実は何を目的としているのか…。

次巻からいよいよ最終日である3日目が描かれていく。残された人間は16名。ここから2名が殺されていく模様。物語もいよいよ佳境へ。この実験後…生き残った者達は何を伝えていくのか!?


なれの果ての僕ら

なれの果ての僕ら

原作・著者内海八重
価格462円(税込)

同窓会のために母校に集まった四ノ塚小学校元6年2組の27人は、そのまま監禁された。首謀者の名は、夢崎みきお。目的は「極限状態での善性を試す」こと…。偽りの同窓会で行われる、“善悪”を暴く背徳の実験。同窓会のために母校に集まった四ノ塚小学校元6年2組の27人は、そのまま監禁された。首謀者の名は、夢崎みきお。目的は「極限状態での善性を試す」こと。たった52時間の監禁劇は、薄皮を剥ぐように、人間の本性を暴いていった。疑惑、欲望、暴露、復讐、そして裏切り。正義と道徳を問う、禁断のサスペンス。

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なれの果ての僕ら【7巻ネタバレ】3日間の監禁劇は遂に最終局面へ…真犯人が明らかになる!?